ANAマイルを16万以上保有。航空券を買わずに乗る方法【元カード会社営業が解説】

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【2026年4月最新追記】2026年5月19日搭乗分からANA国内線が大幅リニューアル。エコノミー→プレミアムクラスのマイルアップグレードが新設沖縄・離島専用マイルチャートが廃止(必要マイル増加路線あり)。沖縄旅行検討中なら5月18日までの予約がお得です。最低6,000マイルから国内線特典航空券利用可能(公式:ANA国内線特典航空券)。

【2026年最新】ANAマイル制度の重要な変更点

2025〜2026年にかけて、ANAのマイル制度に複数の大きな変更があった。陸マイラーにとって押さえておくべきポイントを整理する。

ANA国際線特典航空券の必要マイル改定(2025年6月24日〜)

2025年6月24日搭乗分から、国際線特典航空券の必要マイル数が改定された。人気路線(ハワイ・東南アジア・ヨーロッパ)を中心に必要マイルが増加。一方で閑散期はやや下がったルートもあり、「いつ飛ぶか」の選択がこれまで以上に重要になっている。

ANA国内線の大幅リニューアル(2026年5月19日〜)

2026年5月19日搭乗分から、ANA国内線に大きなリニューアルが入る。

  • エコノミー→プレミアムクラスのマイルアップグレードが新設——普通席の航空券に追加マイルでプレミアムクラスに座れるようになる。陸マイラーにとっては「マイルの使い道」が広がる嬉しい変更
  • 沖縄・離島専用マイルチャートの終了——2026年5月18日搭乗分をもって廃止。沖縄・離島への特典航空券は通常チャートに統合され、必要マイルが増加する路線も。沖縄旅行を検討中の方は5月18日までに予約するのがお得

モッピー→ANAマイル直接交換が開始(2026年2月2日〜)

ポイントサイト大手「モッピー」からANAマイルへの直接交換ルートが2026年2月2日に開通した。従来は「モッピー→Tポイント→ANAマイル」のような複数ステップが必要だったが、直接交換が可能になったことで手間が大幅に減少。交換レートは従来ルートと比較しても遜色なく、陸マイラー初心者にとってのハードルが大きく下がった

モッピーでの案件例:クレジットカード発行(5,000〜15,000P)、証券口座開設(数千P)、不動産面談(数万P)など。月1〜2件の案件をこなすだけで、年間数万マイルの上乗せが見込める。

マイルの延命裏技——「使う直前に貯める」から「計画的に積む」へ

ANAマイルの有効期限は36か月(3年)。しかし以下の方法で実質的に延命できる。

  • ANA SKYコインに交換(有効期限12か月延長、1マイル=最大1.7コイン)
  • ANA Payへのチャージ(マイル→ANA Pay→日常決済)
  • 家族間マイル合算(ANAカードファミリーマイル)

「マイルが失効しそう!」と焦る前に、計画的にポイントサイト→マイル交換のタイミングを調整するのが上級者の戦略だ。

 

買い物だけで貯めました。しかも有効期限は実質無期限です。

これが「陸マイラー」という生き方です。旅行好き界隈でよく話題になるこのキーワード——外資系クレジットカード会社で10年以上営業をしてきた立場から、カード会社側の設計も含めて正直にお伝えします。


この記事でわかること

  • 陸マイラーとは何か——飛行機に乗らなくてもマイルが貯まる仕組み
  • ANAマイルの価値——1マイルはいくらになるのか
  • 買い物だけでマイルを貯める具体的な方法
  • 元カード会社営業が教えるカード選びの本音
  • マイルを使うとき——特典航空券の必要マイル数(2026年最新)

陸マイラーとは——飛行機に乗らずにマイルを貯める人

「陸マイラー(おかまいらー)」とは、飛行機への搭乗ではなく、日常の買い物・固定費の支払い・ポイントサイトの活用によってマイルを貯める人のことです。

もともとマイルは「飛行機に乗った距離に応じて貯まる」ものでした。しかしクレジットカードのポイントをマイルに交換できる仕組みが整ったことで、飛行機に乗らなくてもマイルを積み上げられるようになりました。

SNSでは「#陸マイラー」「#マイル修行」「#ポイ活」などのタグで毎日大量の投稿があります。YouTubeでも陸マイラー系チャンネルは根強い人気を誇ります。それだけ多くの人が「日常生活をマイルに変える」という発想に魅力を感じているということです。


1マイルの価値——実は「1円」ではない

「マイルって結局1円でしょ?」と思っている方が多いですが、これは誤解です。

マイルの価値は使い方によって大きく変わります。 使い方1マイルの価値目安 現金・電子マネーに交換約0.5〜1円 国内線特典航空券に交換約1.5〜2円 国際線ビジネスクラスに交換約5〜10円以上

陸マイラーが目指すのは、国内線・国際線の特典航空券への交換です。ここで初めてマイルの価値が最大化されます。

私が保有する16万マイルを国内線の特典航空券に使えば、単純計算で約24〜32万円相当の旅行体験に変えられます。これを買い物だけで積み上げてきました。


ANA国内線特典航空券——必要マイル数(2026年最新)

2024年10月27日の改定以降の必要マイル数です。ANA公式サイトで確認済みの数字を記載します。 区間代表路線

ANAマイレージ

つまり16万マイルあれば、東京↔沖縄をローシーズンで往復10回以上飛べる計算になります。


買い物だけでマイルを貯める——陸マイラーの基本戦略

戦略1 固定費をANAカードに集約する

陸マイラーの基本中の基本です。毎月必ず発生する固定費をすべてANAカードの決済に集約します。

  • スマホ料金
  • 電気・ガス・水道
  • 保険料
  • サブスクリプション(各種ストリーミングサービス等)
  • ふるさと納税

これだけで月5〜10万円の決済をカードに集約できる家庭は多いです。年間60〜120万円の固定費をANAカード(マイル還元率1%)で決済すれば、年間6,000〜12,000マイルが「ほったらかし」で積み上がります。

戦略2 日常の買い物もカード決済に統一する

コンビニ・スーパー・ドラッグストア・ネット通販——日常のあらゆる支払いをカードに統一します。現金払いとの最大の違いは、支払いがそのままマイルに変わるという点です。

外資系カード会社の営業として実感してきたことがあります。「ポイントやマイルはいつか使おう」と思ったまま失効させる人が非常に多い。固定費の集約と日常決済の統一——この2つを仕組み化するだけで、マイルは自然と積み上がります。

戦略3 ANAカードの選び方——マイル還元率で選ぶ

ANAカードには20種類以上のバリエーションがあります。陸マイラーが意識すべきポイントは一つです。マイル還元率が1%になる設定ができるかどうかです。 カードタイプ基本還元率1%にする方法年会費目安 ANA一般カード0.5%10マイルコース加入(年5,500円)2,200円〜 ANAワイドゴールド1%(自動)不要15,400円〜

年間決済額が多い人ほどゴールドカードのコスパが上がります。年間200万円以上決済するなら、ゴールドカードの年会費は「元が取れる」水準になります。


マイルの有効期限——「実質無期限」にする方法

ANAマイルの有効期限は通常3年間です。しかし陸マイラーの間では「実質無期限化」という考え方があります。

ANAカードを保有し、定期的にカード決済でマイルを積み上げていれば、有効期限内に常に新しいマイルが積み上がるため、古いマイルが失効する前に次のマイルが入ってくる状態になります。

私が16万マイルを保有しながら「実質無期限」と言えるのは、カード決済を継続しているからです。マイルを貯め続けることが、そのまま有効期限の延命につながっています。


元カード会社営業の本音——マイルを最大化するための視点

カード会社の営業として、マイル系カードを案内してきた経験から正直に言います。

マイルを貯めること自体を目的にしてはいけません。

マイルはあくまで「日常の決済の副産物」です。「マイルを貯めたいから」という理由で支払能力以上の買い物をしたり、複数のカードを管理しきれないほど作ったりするのは本末転倒です。

陸マイラーとして長く続けられる人の共通点はシンプルです。

  • 一括払いを徹底している
  • 固定費の集約を「仕組み」として作っている
  • マイルは必ず特典航空券に使い、価値を最大化している

マイルを貯めても旅行先でお金がなければ本末転倒——これは私が常に意識していることです。マイルで航空券代を浮かせ、その分を旅先での体験に使う。これが陸マイラーの本来の姿です。


まとめ——陸マイラーを始める3つのステップ

  1. ANAマイレージクラブに入会する(無料)——マイルを積み上げる「箱」を作る
  2. ANAカードを1枚選んで発行する——固定費の集約先を決める
  3. 日常の決済をすべてカードに統一する——あとは仕組みが自動でマイルを積む

飛行機に乗らなくても、日常の買い物がそのまま旅の資金になる。これが陸マイラーという生き方です。


外資系クレジットカード会社での10年以上の営業経験・FP2級の知識をもとに執筆。マイル数・必要マイル数はANA公式サイト(2024年10月27日改定後)をもとに記載しています。最新情報はANA公式サイトでご確認ください。

 

マイルを貯めるカード選びに迷ったら

陸マイラーの第一歩はカード選び。メインカードとは別に、サブカードとしてエポスカードを1枚持っておくのをおすすめします。

  • 年会費永年無料
  • 海外旅行傷害保険が自動付帯——マイルで取った特典航空券でも保険が効く
  • 年間50万円以上の利用でゴールドカード招待(ゴールドも年会費無料に)
  • マルイ・モディでの優待

特典航空券で海外に行く際、保険が自動付帯のカードがないと不安です。エポスカードなら年会費無料で海外旅行保険がカバーされるので、陸マイラーとの相性は抜群です。

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