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賃貸の管理委託料の相場|委託と自主管理を大家10年が比較

賃貸の管理委託料の相場(委託vs自主管理・大家10年が比較)不動産投資

※本記事は広告・プロモーションを含みます。記載の相場・制度は一般的な目安であり、契約内容や地域により異なります。

🏢 結論:管理委託料は「家賃の約5%」。大家10年の私の使い分け

  • 賃貸の管理委託料の相場は家賃の約5%/月(会社・エリアで3〜8%程度)。
  • 自主管理はコストほぼ0だが、クレームが自分に直接来る。手間と費用のトレードオフです。
  • 私自身は関東・関西の物件とも、地域を熟知した管理会社に委託しています。遠隔で持つなら、それが結局いちばんという10年の結論です。
  • 管理会社選びの失敗は空室と利回りに直結します。見分け方とリアルな注意点を大家仲間の声も交えて解説します。

賃貸業を10年続けている現役大家で、FP2級の私です。「管理は委託すべきか、自分でやるべきか」「委託料っていくらが普通なの?」——これは大家仲間の集まりでも本当によく出る話題です。結論から言えば正解は人それぞれなのですが、判断材料がないと選びようがありませんよね。この記事で、相場・比較・会社選びを一気に整理します。

賃貸の管理委託料の相場はいくら?

賃貸管理を管理会社に委託した場合、管理委託料の相場は家賃の約5%/月が目安です。会社やエリア、サービス範囲によって3〜8%程度の幅があります。たとえば家賃8万円の部屋なら、月4,000円前後が管理料の目安になります。

大切なのは「この5%に何が含まれているか」。下の図解にまとめました。

💰 図解:賃貸管理委託料の相場と、料金に含まれる業務

相場の目安:家賃の約5%/月(管理会社・エリアで3〜8%程度)

この料金に含まれることが多い業務

  • 家賃の集金・送金(入金管理)
  • 滞納の督促
  • 入退去の手続き・契約更新
  • 入居者からのクレーム・問い合わせ一次対応
  • 退去立会い・原状回復の手配

※客付け時の広告料(AD)や、修繕の手配料は別途かかることがあります。

ここで仲間内でもよく注意喚起されるのが、「修繕費に管理会社の経費が上乗せされている」という点です。大手になるほどこの経費率が高くなる傾向があり、同じ工事でも管理会社手配と自主手配で費用が倍近く違ったという声もありました。委託料そのものより、こうした周辺コストのほうが効いてくることがあります。

委託 vs 自主管理 vs ハイブリッド|どれを選ぶ?

選択肢は「全部委託」「自主管理」の二択ではありません。実際にうまく回している大家は、中間(ハイブリッド)を取っていることが多い印象です。

⚖️ 図解:委託 vs 自主管理 vs ハイブリッド

項目管理委託自主管理ハイブリッド
コスト家賃の約5%ほぼ0一部のみ
手間少ない大きい
クレーム対応管理会社大家に直接分担
向く人本業が忙しい/遠隔近隣/時間があるコストと手間の両取り

※融資を受けた銀行から管理会社を指定され、自主管理できないケースもあります。

自主管理のメリットと、見落としがちなデメリット

自主管理の最大のメリットはコストがほぼ0になること。家賃の5%は、長く持てば大きな差になります。一方で、見落とされがちなデメリットが「クレームが自分に直接来る」こと。深夜の設備トラブルや入居者間のもめ事も、一次受けは自分です。

さらに、仲間内で出た重要な注意点が2つあります。1つは融資を受けた銀行から管理会社を指定され、そもそも自主管理ができないケースがあること。もう1つは、管理契約を途中で破棄すると、その瞬間から自主管理に切り替わること——次の管理会社を並行して探しておかないと、空白期間にクレーム対応が全部のしかかります。

私が「管理は委託」を選ぶ理由

私自身は、関東・関西いずれの物件も地域を熟知した管理会社に委託しています。遠隔で所有するなら、その土地の入居者層や相場、業者事情を肌で分かっている人に任せたほうが、結局いい結果につながるからです。

それにもう一つ。管理を委託することは、その地域に雇用を生み出すことでもあります。大家の時間も有限です。自分にしかできないこと——次の物件の判断や、入居者が気持ちよく暮らせる仕組みづくり——に時間を使い、現場は信頼できるプロに託す。私はそこに、大家という仕事の誇りと社会的な意義を感じています。

良い管理会社・避けたい管理会社の見分け方

委託で失敗しないために、最も大事なのが会社選びです。空室が埋まるかどうかは、管理会社の客付け力で大きく変わります。

🔎 図解:良い管理会社・避けたい管理会社の見分け方

⭕ 任せたい会社

  • 客付け力が高い(地元で強い)
  • 問い合わせ・内見・成約の数字を報告してくれる
  • 送金明細が明瞭・入金が早い
  • 修繕の相見積もりに応じてくれる

❌ 避けたい会社

  • サブリースばかり勧めてくる
  • 修繕費に高い経費が上乗せされる
  • 客付けが弱く空室が埋まらない
  • 送金・報告が遅い/不透明

仲間内でも実感として語られていたのが、「大手の客付け力が落ちている時期があり、客付けの強い会社に順次変更している」という話。実際に1年で複数物件の管理会社を変えた人もいて、理由は決まって「購入元の管理会社の管理が雑だった」でした。物件を買った会社にそのまま管理を任せがちですが、それが最適とは限りません。

また、見過ごせないリスクとして管理会社による賃料の使い込み(横領)の話も出ました。送金が遅れがち・明細が不透明な会社は要注意です。万一のときは、入居者に賃料の振込先変更を直接案内し、弁護士に相談するのが基本——契約時に「賃料の指定振込日から一定期間入金がなければ契約を解除できる」旨を入れておくと安心、という実践的な知恵も共有されていました。

📍 管理の手間から解放されたい大家さんへ

「自主管理はもう限界、でも空室も怖い」なら借り上げという選択肢

クレーム対応や客付けに疲れたら、空室でも家賃が入る「借り上げ(サブリース)」で手間ごと手放す方法もあります。条件は会社により大きく違うので、まずは仕組みと条件を確認してから判断するのが安全です。大家10年の私も、選択肢として知っておく価値は大きいと感じています。

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管理会社を変えたいときの注意点

「今の会社に不満がある」なら、変更も十分選択肢になります。ただし勢いで動くと空白期間で苦労します。最低限おさえたいのが管理委託契約書の解約条項——多くは1〜3か月前の予告が必要です。文面をよく確認し、次の管理会社を決めてから解約するのが鉄則です。具体的な手順は管理会社の変え方完全ガイド|大家10年が失敗しない7ステップで詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

賃貸の管理委託料の相場はいくらですか?

賃貸管理の委託料は家賃の約5%が目安で、管理会社やエリア、サービス範囲によって3〜8%程度の幅があります。家賃の集金・送金、滞納督促、入退去手続き、クレーム一次対応などが含まれるのが一般的です。客付け時の広告料や修繕の手配料は別途かかることがあります。

賃貸物件の自主管理のデメリットは?

最大のデメリットは、入居者からのクレームやトラブルの一次対応が大家に直接来る点です。設備の故障や入居者間のもめ事にも自分で対応する必要があります。また、融資を受けた銀行から管理会社を指定され、自主管理ができないケースもあります。コストは抑えられますが、時間と労力がかかります。

委託と自主管理はどちらが得ですか?

一概には言えず、物件との距離・本業の忙しさ・規模で変わります。本業が忙しい方や遠隔地の物件は委託、近隣で時間が取れる方は自主管理が向きます。実際には集金や入退去だけ委託し、修繕は自分で手配するハイブリッド運用に落ち着く大家も多くいます。

まとめ|管理は「丸投げ」でも「抱え込み」でもなく

管理委託料の相場と、委託・自主管理・ハイブリッドの違いを整理しました。要点です。

  • 管理委託料の相場は家賃の約5%。委託料より修繕の上乗せ経費に注意
  • 自主管理はコスト0だがクレーム直撃・銀行指定で不可な場合も
  • 正解は状況次第。遠隔所有ならプロに委託が手間なく回り、地域の雇用も生む
  • 会社選びは客付け力・報告の透明性・送金の早さで見極める

管理を委託することは、ただの「丸投げ」ではありません。地域を知るプロを信頼して託し、自分にしかできないことに集中する——それも立派な大家の戦略です。長く続く大家業を、一緒につくっていきましょう。確定申告まわりは不動産所得の確定申告|大家10年が書き方と経費を解説、これから始める方は不動産投資やめとけ?カモにならない始め方もどうぞ。

この記事の著者

賃貸業10年の現役大家/FP2級/営業歴20年(外資系カード会社・通信など)。関東と関西で物件を保有し、いずれも地域を熟知した管理会社に委託。机上の理論ではなく、現場と大家仲間のリアルをもとに発信しています。

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