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マリオットアメックス2026年改定|ヒルトンへ動くべき人

マリオットアメックス改悪|ヒルトンへ動くべき人 クレジットカード

※ 本記事は広告・プロモーションを含みます。

最新更新:2026年10月10日

マリオットアメックス改悪|ヒルトンへ動くべき人の判断基準

本記事は2026年5月13日時点のマリオットアメックス改悪情報に基づき更新。年会費・無料宿泊特典・ポイント還元の改定状況を踏まえ、ヒルトンアメックスへの乗り換えを検討すべき人の判断基準を、外資系カード会社営業10年・ヒルトンダイヤモンド会員が解説します。

2026年4月に追加された改悪ポイント

年会費や無料宿泊条件だけでなく、ポイントの付き方なども変わっている。どれも2025年8月21日の改定で決まったもので、既存会員は2025年10月28日から2026年10月27日にかけて順に新しい条件へ切り替わる。

公金・税金のポイント還元が大幅ダウン

公共料金や国税などの支払いについて、ポイント還元率が1.5%→0.5%に引き下げられた(100円で1.5ポイントから200円ごとに1ポイントへ。2025年10月28日の利用分からで、高速道路とガソリン代も同じ扱いになった)。高額納税をマリオットアメックスに集約してポイントを稼いでいた層にとって、これは致命的な変更だ。年間300万円の税金を払っていた人なら、還元額は45,000P→15,000Pと3分の1になる。

法人利用がポイント対象外に

アメックスが「事業用」として登録した加盟店(オフィス用品・建設資材・運送関連・食品や酒類の卸など)での決済が、2025年10月28日の利用分からポイント加算の対象外となった(改定前は100円=3ポイント)。個人事業主や経営者が経費決済で一気にポイントを稼ぐ手法が封じられた形だ。ただし、この決済も無料宿泊やプラチナエリートの条件の利用額には引き続き数えられる。同じ変更はヒルトンアメックス(一般・プレミアムとも)にも同じ日に入っている。

Q1プロモーション(宿泊実績2倍)の終了

2026年第1四半期に実施されていた「宿泊実績2倍キャンペーン」が終了。プラチナエリートの達成条件が500万円に引き上げられた上に、宿泊実績でのショートカットも使えなくなった。プラチナ到達は以前にも増してハードルが高い。

移行期間の活用が最後のチャンス

2025年8月20日までにカードを持っていた・申し込んだ人は、プログラム終了日が2026年10月26日までなら移行特別期間として、プログラム期間中150万円以上の利用(と新しい年会費の支払い)で75,000ポイントまでの無料宿泊特典が獲得できる。プログラム期間は入会日から毎年1年間で、終了日が2026年10月27日以降なら400万円以上が条件になる(終了日はアメックス・アプリで確かめられる)。この期間中に特典を確保しつつ、今後の方針を決めるのが現実的な戦略だ。

マリオットアメックス・プレミアムの無料宿泊特典の条件の分かれ道無料宿泊の条件はプログラム終了日で決まるカードを持った・申し込んだのは2025年8月20日まで?はいプログラム終了日はいつ?入会日から毎年1年。アメックス・アプリで確認終了日が2026年10月26日まで150万円以上で最大75,000ポイント終了日が2026年10月27日以降400万円以上で最大75,000ポイントいいえ2025年8月21日以降に入会した人最初から400万円以上で最大75,000ポイントどれも継続(年会費82,500円の支払い)が条件ポイント数は1泊1室の交換レートの上限
マリオットアメックス・プレミアムの無料宿泊特典の条件(2026年10月10日時点・アメリカン・エキスプレス公式の改定のお知らせと無料宿泊特典のページから)

マリオットアメックスからの乗り換え先候補

「マリオットを解約して、次にどのカードを持つべきか」——これは今、多くのカードホルダーが直面している問題だ。元クレカ営業の視点で、現実的な乗り換え先を整理する。

カード 年会費 特徴 向いている人
ヒルトンアメックスプレミアム 66,000円 200万決済でダイヤモンド、継続で無料宿泊1泊(300万決済で2泊) 国内ヒルトン派
アメックスゴールドプリファード 39,600円 メンバーシップリワードの汎用性、マイル移行先が豊富 マイル重視・柔軟性重視
セゾンプラチナビジネス 33,000円 JALマイル還元率最大1.125%(SAISON MILE CLUBの登録・年5,500円が必要)、ビジネス経費向き JALマイラー・個人事業主
ダイナースクラブ 29,700円 コンパニオンカード付帯、グルメ特典が強力 食事・体験重視

マリオットの「マイル交換力」を重視するならアメックスゴールドプリファード、ホテル体験を重視するならヒルトンアメックスプレミアム、年会費を抑えたいならダイナースクラブが有力だ。

ダイナースについては、年会費の改定情報もまとめている。↓

ダイナースプレミアムの年会費は高いのか?元カード会社営業が本音で解説

旅の予約はこちらから——マリオット以外の選択肢

マリオットアメックスの改悪で「マリオット系列以外のホテルも視野に入れたい」という方も多いはず。以下の予約サイトなら、ヒルトン含む幅広いホテルをお得に予約できる。

ヒルトン横浜 宿泊記|ダイヤモンド会員の体験を全て公開

カハラ横浜 宿泊記|横浜最高峰ホテルの全貌を徹底レビュー

2025年8月21日、マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードが大幅改定された(既存会員は2026年にかけて順に新しい条件へ切り替わる)。

年会費は49,500円から82,500円へ。無料宿泊の獲得条件は150万円から400万円へ。プラチナエリート達成条件は400万円から500万円へ。

SNS界隈では「解約すべきか」「ヒルトンに乗り換えるべきか」という投稿が溢れている。

私はマリオットアメックスを持っていない。でも、周囲のほぼ全員が持っている。カードが出た当初は私が知っているアメックスの社員は全員持っていた。外資系カード会社で10年以上、法人・個人営業をやってきた立場から、そして国内ヒルトン系列を9割制覇してきた宿泊経験から、今回の改悪を「カード会社の構造問題」として解説する。

乗り換えるべき人と、乗り換えないべき人。結論を先に言う。

マリオットアメックスが「奇跡のカード」と呼ばれた理由

登場当初、マリオットアメックスプレミアムは業界の常識を壊すカードだった。

何が奇跡だったか。マイル交換率だ。

マリオットポイントのマイル交換レートは、業界でも屈指の設計になっている。

交換パターン マリオットP 獲得マイル 実質レート
基本交換 3ポイント 1マイル 3.0P=1マイル
60,000P一括移行(推奨) 60,000ポイント 25,000マイル(20,000+ボーナス5,000) 実質2.4P=1マイル

ポイントは60,000単位でまとめて移行すると5,000マイルのボーナスが付く。60,000ポイント→25,000マイル、実質2.4ポイント=1マイルという高効率になる。ANAマイル・JALマイルどちらも同条件(ANA公式・JAL公式確認済み)。専用のマイル系カードを作るより、日常の支払いをマリオットアメックスに集約するだけで圧倒的に効率よくマイルが貯まる。これが「奇跡のカード」と呼ばれた最大の理由だ。

しかも当時の年会費は49,500円で、年間150万円の利用で1泊最大50,000ポイントまでの無料宿泊特典が付いた。1泊10万円のホテルに無料で泊まれるなら、年会費など軽く回収できる。

「マイルも貯まる。ホテルも無料で泊まれる。ステータスまで付いてくる」——三拍子揃ったカードは、それまで存在しなかった。だから「奇跡のカード」と呼ばれた。

今回の改悪内容——数字で整理する

項目 改定前 改定後
年会費 49,500円 82,500円
無料宿泊特典(獲得条件) 年150万円で50,000Pまで 年400万円で75,000Pまで
プラチナエリート(条件) 年400万円決済 年500万円決済
公共料金・国税などのポイント 100円=1.5ポイント(通常の半分) 200円=1ポイント(約1/3に削減)
事業用決済のポイント 100円=3ポイント 対象外

既存会員(2025年8月20日までにカードを持っていた・申し込んだ人)への経過措置として、プログラム終了日が2026年10月26日までなら、150万円以上の利用で最大75,000Pの無料宿泊がもらえる(新しい年会費82,500円の支払いが前提。終了日が2025年10月26日までだった人は旧条件の最大50,000P)。この猶予期間中に判断を迫られている人が多い。

改悪の本質——元クレカ営業が語る「スクリーニング」という戦略

なぜこれほど大規模な改悪が起きたのか。カード会社の内部構造から説明する。

マリオットアメックスが「奇跡のカード」になれた理由は、利用額でステータスを与える構造にある。たくさん使えばプラチナエリートになれる。ホテルに泊まらなくてもカードを使うだけで上位ステータスが手に入る。これが多くのユーザーを引きつけた。

しかしここに問題がある。マリオット(ホテル側)が本当に望む客は、ホテルに来てお金を使う客だ。

レストランを使う。スパを使う。バーで飲む。ホテルでお金を落とす客こそが、マリオットにとって価値のある客だ。しかし「カードをたくさん使えばプラチナになれる」構造は、ホテルをほとんど使わないのに高いステータスを持つ会員を大量に生み出してしまった。

そしてもう1つ。マリオットは、ポイントをマイルに交換されることを嫌っている。

ユーザーがポイントをマイルに交換してしまうと、そのポイントはもうホテルの宿泊に使われない。マリオットとしては、ポイントを持った会員がホテルに来て部屋を予約してほしい。レストランを使ってほしい。マイル交換は「美味しくない」使われ方なのだ。

今回の改悪は、この2つの問題を一気に解決する「スクリーニング(顧客の選別)」だ。

年会費を82,500円まで引き上げ、無料宿泊を400万円決済に縛ることで、「それでも持つ価値がある」と判断できる客層だけを残す。具体的には、年間400万円以上を支払い、かつホテルの宿泊も積極的に使う高額消費者だ。マイル目的で持っていた層は、この年会費を正当化できないので自然と去っていく。

改悪ではなく、戦略的な顧客リセットと見るべきだ。

マリオットとヒルトン——ホテル数という現実

乗り換えを考えるうえで、避けられない事実がある。ホテルの数だ。

マリオット系列は世界約10,000軒(2026年6月時点)。ヒルトン系列は世界9,400軒以上(2026年8月時点・日本は37軒)。数だけ見ればマリオットが上だが、重要なのは「自分が使う場所にあるかどうか」だ。

近年、マリオットは国内外でホテルを急速に増やしている。地方都市にも続々と進出しており、「全国どこに行ってもマリオット系列に泊まれる」という状況に近づいている。

一方、ヒルトンは国内展開がマリオットより絞られている。東京・大阪・名古屋・沖縄・北海道といった主要エリアには揃っているが、「地方の出張先でもほぼ確実にある」という状況ではない。

国内を頻繁に出張・旅行し、「行き先を問わずポイントを使いたい」という人にとっては、マリオットの選択肢の広さは替えが利かない強みだ。

ヒルトンアメックスへの乗り換えが「向く人」

結論から言う。ホテルステイそのものが好きで、質の高い宿泊体験を求める人はヒルトンアメックスへの乗り換えが向いている。

国内ヒルトン系列を9割制覇してきた経験から言うと、ヒルトンのダイヤモンド会員の「使えるシーン」は明確だ。コンラッド東京・大阪・名古屋のような高級ホテルでアップグレードが入り、エグゼクティブラウンジが使えて、朝食無料で泊まれる。1泊あたりの体験価値が非常に高い。

ヒルトンアメックスプレミアムカードの場合、年間200万円の決済でダイヤモンドステータスが獲得できる。週末無料宿泊特典は、継続するだけで毎年1泊、さらに年間300万円の決済で1泊追加(計2泊)になる。1泊10万円のホテルに2回無料で泊まれるなら、年会費66,000円は十分回収できる。

  • 国内のヒルトン・コンラッドを積極的に使う予定がある人
  • ダイヤモンドステータスの体験価値(アップグレード・ラウンジ・朝食)を求める人
  • マイルよりもホテルでの体験にポイントを使いたい人
  • 年会費66,000円を、2回の無料宿泊と高ステータスで正当化できる人

乗り換えが「向かない人」

一方で、正直に言う。ヒルトンアメックスへの乗り換えが向かない人も多い。

まずマイル重視の人。マリオットのポイントはマイル交換効率が業界随一だ。改悪後もこの点は変わっていない。「ビジネスクラスで海外旅行したい」「ANAやJALのマイルを戦略的に貯めたい」という人にとって、マリオットアメックスの「マイル交換ポイント」は今でも強力な武器だ。ヒルトンポイントのマイル交換効率は、マリオットには及ばない。

次に、全国各地のホテルに出張・旅行で使いたい人。地方出張が多い人、旅先を問わずポイントを宿泊に使いたい人は、ホテル数が圧倒的に多いマリオットの方が使い勝手がいい。ヒルトンの国内展開数では、地方での選択肢が限られる場面が出てくる。

  • マイルを効率よく貯めて航空券に使いたい人
  • 地方出張・旅行が多く、行き先を問わずホテルポイントを使いたい人
  • マリオット系列でのホテル滞在がライフスタイルに根付いている人
  • 年会費82,500円でも、支出規模から見て十分回収できる高額消費者

「二刀流」という選択肢——両方持つのはアリか

「どちらか一方」ではなく、両方持つという戦略もある。

ヒルトンアメックスプレミアム(年会費66,000円)とマリオットアメックス(年会費34,100円〜)を両方持つと、理論上は優秀な構成になる。

  • 年間の無料宿泊特典が複数回確保できる
  • マリオット系列・ヒルトン系列、両方でポイントとステータスが使える
  • マイル交換はマリオット、ホテル宿泊体験はヒルトン、という役割分担ができる

ただし、年会費の合計は安くない。個人での支払いが現実的に可能な人、かつ年間の宿泊回数が一定数ある人でないと、コストが宿泊価値を上回る。

二刀流を考えている方は、こちらの連載も参考にしてほしい。マリオットとヒルトンを4回にわたって徹底比較している。

関連書籍はこちら

まとめ——あなたはどちらを選ぶべきか

タイプ おすすめの選択
ホテルステイが好き・国内ヒルトンを使いたい ヒルトンアメックスに乗り換え
マイルを効率よく貯めたい マリオット継続(マイル力はまだ健在)
地方含め全国のホテルを使いたい マリオット継続(ホテル数に優位性)
年間400〜500万円規模の高額決済者 マリオット継続(コストが正当化できる)
両方の価値を最大化したい 二刀流(コストと宿泊数が見合う人限定)

今回の改悪の本質は「改悪」ではなく、マリオットが理想とする客層へのリセットだ。年会費82,500円でも「当然」と感じられるほどホテルを使い、マリオットの世界観にどっぷり浸かっている人向けに設計し直した。

逆に言えば、そこまでマリオットに染まっていない人——ホテルステイの選択肢を広げたい人、体験の質を求める人——には、ヒルトンアメックスへの乗り換えが今が動き時だ。

ヒルトンアメックスの詳細なメリット・デメリットは別記事で書いている。乗り換えを検討しているなら先に読んでおいてほしい。

旅行をもっとお得に——おすすめの予約サイト

マリオット改悪を機に「他のホテルブランドも試してみたい」という方へ。以下の予約サイトを使えば、ヒルトン・IHG・ハイアットなど幅広いホテルをポイント還元付きで予約できます。

  • 一休.com——高級ホテル・旅館に強い。ポイント即時利用可能
  • じゃらん——クーポン配布が豊富。Pontaポイントも貯まる
  • JTB——安心の大手。パッケージツアーにも強い
  • Yahoo!トラベル——PayPayポイント還元が魅力
  • Relux——厳選された高級宿のみ掲載。満足度が高い

旅行用サブカードならエポスカード

マリオットアメックスの年会費が高くなった今、旅行用のサブカードとしてエポスカードを1枚持っておくのがおすすめです。

  • 年会費永年無料
  • 海外旅行傷害保険が最高3,000万円(利用付帯・旅行代金のエポス決済が条件)
  • 使い続けるとゴールドの招待が届くことがある(条件は非公開・招待ならゴールドも年会費永年無料)
  • マルイ・モディでの優待割引

年会費無料で海外旅行保険が付くカードは貴重です。マリオットアメックスの年会費82,500円を考えると、メインカードの見直しと合わせてサブカードも整理するのが賢い選択です。

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この記事を書いた人

よこ|売る側に20年いた私が、買う側のあなたの味方をする。

外資系カード会社営業10年(全国表彰3回)/光回線販売5年(単月全国2位)/不動産賃貸業10年の現役大家/現役ヒルトンダイヤモンド会員(国内9割宿泊)。Googleマップ投稿写真は累計2,100万回以上閲覧、ブログはAI回答に3ヶ月で7万回以上引用されています。

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