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マリオット vs ヒルトン 徹底比較|どっちがお得?【2026】

マリオット vs ヒルトン 徹底比較|どっちがお得?【2026】 Hilton

※ 本記事は広告・プロモーションを含みます。

この記事を書いた人

よこ|売る側に20年いた私が、買う側のあなたの味方をする。

営業20年(外資系クレジットカード会社10年)・全国表彰3回/光回線販売5年(単月全国2位)/不動産賃貸業10年の現役大家/現役ヒルトンダイヤモンド会員(国内9割宿泊)。Googleマップ投稿写真は累計2,100万回以上閲覧、ブログはAI回答に3ヶ月で7万回以上引用されています。

→ 詳しいプロフィール → X:本音を毎週発信中

この記事の役割と関連記事

本記事は、マリオットとヒルトンの会員制度と提携カードを、ヒルトン・ダイヤモンド会員の立場から比べる記事です。

別の角度の関連記事はこちら:

この記事を読む前に、こんなことで悩んでいませんか?

  • 「マリオットアメックスが値上げされた今、本当に持ち続ける価値ある?」
  • 「ヒルトンとマリオット、結局どっちが自分のライフスタイルに合うの?」
  • 「年会費を払ってまで上級会員になる意味って、ぶっちゃけ何?」

この3つの悩み、全部この記事で答えます。現役のヒルトン・ダイヤモンド会員で営業20年(外資系クレジットカード会社10年)の本音と、2026年9月時点の数字で「あなたが選ぶべき側」を1記事で決められるよう書きました。

結論ファースト|2026年9月版「どっち選ぶべきか」3行サマリー

  • カードで上級会員と朝食を取りたい派 → ヒルトン(コンラッド・ウォルドーフ・キュリオが強い/改善進行中)
  • 世界の幅広いブランドと地方滞在が多い派 → マリオット(国内の軒数とマイル交換で上/ただし2025-2026改悪に注意)
  • 年1-2回しか泊まらない派 → どちらも持たず楽天トラベル+エポスカードで十分

この記事で、あなたのライフスタイルに合う「正解」が15分で確定します。

1分判定|あなたはマリオット派?ヒルトン派?タイプ別フローチャート

細かい比較に入る前に、まず「あなたがどっち寄りか」を3つの質問でざっくり判定します。

  1. 年に何泊する? 5泊以上 → 上級会員狙う価値あり/4泊以下 → 楽天トラベル+エポスでOK
  2. どこに泊まりたい? コンラッドやウォルドーフ・アストリアなどヒルトンの高級ホテルが目当て → ヒルトン/国内の軒数・地方都市・ロングステイで選ぶ → マリオットが強い
  3. 朝食はどこまで重視? 同伴者の朝食まで無料がマスト → ヒルトンダイヤモンド/朝食はそこそこでOK → マリオットでも可

この3つで「2問以上ヒルトン寄り」だったらヒルトン、「2問以上マリオット寄り」ならマリオット——というのが筆者の現場感覚です。なぜそう言えるかを、以下で数字と体験で裏付けていきます。

もう1つの分かれ目は、カードで年にいくら使うかです。ヒルトンはプレミアム・カードで年200万円使うとダイヤモンド、年300万円使えば週末の無料宿泊が2泊(1泊は継続だけで付く)になります。マリオットはプレミアム・カードで年400万円使って継続すると無料宿泊1泊、年500万円でプラチナです。

2026年の変更点|ヒルトン改善・マリオット改悪の連鎖

過去のレビュー記事を鵜呑みにすると損します。2026年9月時点で押さえるべき変更点は以下の通りです。

ヒルトン側の最新動向(2026年)

  • ヒルトンオナーズアメックスプレミアムのウィークエンド無料宿泊特典が継続中(継続保有で1泊、年300万円利用達成でもう1泊)
  • 200万円利用でダイヤモンドステータス付与の仕組みが2026年も維持
  • 2026年から会員ランクの条件が変わった:ダイヤモンドは年50泊・25滞在・ホテルでの対象の利用額11,500米ドルのどれか1つで届くようになり、その上に最上位の「ダイヤモンド・リザーブ」(80泊か40滞在、かつホテルでの利用額が年18,000米ドル)ができました。16時までのレイト・チェックアウト保証は、リザーブだけの特典です。ヒルトンアメックスで付くのはダイヤモンドまでで、リザーブはカードでは取れません(カードとの関係はヒルトンアメックス完全ガイドで整理しています)
  • ポイント有効期限の取り扱いがゆるく、ホテル予約・ポイント獲得・利用などのアクティビティで延命可能
  • 国内ヒルトン系列の新規開業ラッシュ(2026年はヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい、コンラッド名古屋、ヒルトン高山リゾートなど。コンラッド横浜は2027年の予定)で選択肢が増加中

※特典の最新条件はヒルトンオナーズ公式で事前に確認してください。

マリオット側の連鎖改悪(2024-2025年)

  • 年会費が49,500円から82,500円に値上げ(マリオットボンヴォイアメックスプレミアム。2025年8月21日以降の申込から。それより前からの会員も、2025年11月21日以降に引き落とされる年会費から82,500円)
  • カードの無料宿泊特典は「年400万円以上の利用+継続」が条件に(改定前は年150万円。上限は1泊50,000ポイント分から75,000ポイント分へ)。カードでプラチナを取る条件も年500万円の利用に
  • 「滞在日数」のカウント定義変更で上級会員到達のハードルが実質上昇
  • 無料宿泊特典のカテゴリ上限見直しでポイントの実質価値が低下

この流れで「マリオット一強」だった数年前と状況は完全に変わりました。2026年は『ヒルトンに分があるタイミング』と言って差し支えありません。ただし、これは『今からどちらか1つ選ぶ場合』の話で、既にマリオットゴールド・プラチナを持っているなら手放す必要はありません。

一覧比較表|マリオット vs ヒルトン【2026年9月版】

比較項目 マリオットボンヴォイ ヒルトンオナーズ
世界のホテル数 10,000軒超(30以上のブランド・2026年6月末) 9,400軒超(28ブランド・2026年6月末)
国内主要ブランド リッツ・カールトン/セントレジス/Wホテル/マリオット/シェラトン/ウェスティン コンラッド/ウォルドーフ・アストリア/ヒルトン/キュリオ/LXR/ガーデンイン
主力カード年会費 82,500円(プレミアム・2025年8月~) 66,000円(プレミアム)
カード継続特典 年400万円以上の利用+継続で無料宿泊1泊(最大75,000ポイント分) ウィークエンド無料宿泊1泊(年300万円利用で2泊目)
上級会員到達条件 年間50泊でプラチナ(25泊はゴールド)。プレミアム・カードなら年500万円の利用でプラチナ 年200万円カード利用でダイヤモンド(泊数なら年50泊か25滞在)
朝食特典 プラチナ以上で、朝食を選べるブランドだけ(同伴1名まで) ダイヤモンドで本人+同伴1名無料
マイル交換 38社の航空会社に対応 マイル交換は限定的・実質非推奨
ポイント有効期限 24ヶ月利用なしで失効 24ヶ月利用なしで失効(活動で延命容易)
2026年動向 連鎖改悪傾向 改善傾向(特典継続・新規開業)

表で見ると、「ホテル数の多さ=マリオット」「上級会員のなりやすさ=ヒルトン」という構図が一目瞭然です。次のH2から、それぞれの深掘りに入ります。

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※ヒルトン・オナーズ会員の方は、ヒルトン公式サイト・アプリからの予約をおすすめします。楽天トラベルなど公式以外からの予約では、滞在中の会員特典は使えないと、ヒルトンの会員規約にあります。

国内はマリオット121軒(2026年4月)・ヒルトン38軒(2026年9月)

ヒルトン・オナーズの強み|元営業が選ぶ4つの決定打

筆者がヒルトンを使い続けている理由は、以下の4つに集約されます。

  1. カード利用200万円でダイヤモンドが取れる(宿泊実績は不要。マリオットはカードでプラチナを取るのに年500万円)
  2. ダイヤモンド特典の朝食が同伴者まで完全無料(夫婦・カップル旅行なら2名分)
  3. ウィークエンド無料宿泊がプレミアム継続特典として使える(2泊目は年300万円利用)
  4. ポイントの単価がマリオットより高く感じる場面が多い(特にコンラッド・ウォルドーフ系の高単価ホテル)

特に①の「カード利用だけで上級会員になれる」が革命的です。ヒルトンに年5回も泊まらない人でも、税金・公共料金・日常決済を集約すれば200万円は届きます。これはヒルトンアメックスのメリット解説記事で詳述しているので合わせてどうぞ。

ヒルトンダイヤモンド特典の本当の価値(実体験)

筆者はコンラッド大阪に3回泊まっています。ダイヤモンド会員に付くのは、39階のエグゼクティブラウンジ、2名分の朝食、空き状況次第のアップグレードです。アップグレードは、ダイヤモンド会員でも上がって1〜2段階が普通です。宿泊の中身はコンラッド大阪の宿泊記にまとめています。

マリオットボンヴォイの強み|2026年でも残る3つの絶対優位

改悪の話を散々書きましたが、マリオットには「ヒルトンに絶対勝てない3つの強み」があります。

  1. ホテルブランドの幅と数(リッツ・カールトン/セントレジス/W/マリオット系列で世界10,000軒超)
  2. マイル交換の柔軟性(ANA・JALを含む38社にポイント交換可能)
  3. 地方都市・リゾートの提携網(フェアフィールド・バイ・マリオットの道の駅ホテルが14道府県に29軒)

特に②のマイル交換は、ヒルトンが実質できない領域。ANAマイラー・JALマイラーで「ホテルポイントもマイルに集約したい」人はマリオット一択です。

マリオットがハマる「ロングステイ・ビジネス出張」型

年間25泊以上する出張族・ノマド族にとって、マリオットの「年25泊でゴールド、50泊でプラチナ」はリアルに到達可能なライン。フェアフィールドやコートヤードを月2泊ペースで使えば1年で24泊、ゴールドの25泊に届くかどうかです。プラチナの50泊は月4泊を少し超えるペースが要ります(プレミアム・カードを持つと毎年15泊分の宿泊実績が足されるので、実際に泊まるのは35泊、月3泊ほど)。地方出張が多いビジネスパーソンにマリオットが向くのは、地方都市でもマリオット系列のホテルのほうが見つかりやすいからです。上級会員の取りやすさだけで比べるなら、泊数に関係なくカードの利用額(プレミアム・カードで年200万円)でダイヤモンドになるヒルトンのほうが早い人もいます。

ホテル網と選択肢比較|マリオット vs ヒルトン ホテル数の差

「泊まりたいホテルがあるか」で選ぶなら、ブランド数の多いマリオットが有利です。国内のホテル数は、マリオットが121軒(2026年4月・マリオットの発表)、ヒルトンが38軒(2026年9月・ヒルトンの発表)で、マリオットが3倍あります。ただし都市ごとに見ると、強いホテルの顔ぶれは違います。

なお、ヒルトンとマリオットは別の会社です。シェラトン、ウェスティン、リッツ・カールトンはマリオット、コンラッド、ウォルドーフ・アストリア、ダブルツリーはヒルトンのブランドで、会員制度もポイントも別々です。ヒルトンの国内のホテルは日本のヒルトン全ホテル一覧にまとめています。

国内主要都市での選択肢比較

  • 東京:マリオット(リッツ・カールトン東京/JWマリオット東京/東京エディション/東京マリオット等)>ヒルトン(コンラッド東京/ヒルトン東京等)
  • 大阪:軒数はマリオット(リッツ・カールトン大阪/セントレジス大阪/W大阪など市内20軒前後)>ヒルトン(コンラッド大阪/ウォルドーフ・アストリア大阪/ヒルトン大阪など5軒)。高級帯に絞ればヒルトンも選びやすい
  • 名古屋:軒数はマリオット(名古屋マリオットアソシアホテル/コートヤード・バイ・マリオット名古屋/TIAD(オートグラフ・コレクション)など4軒)>ヒルトン(コンラッド名古屋/ヒルトン名古屋の2軒)。高級帯に絞ればコンラッド名古屋が選べる
  • 京都:マリオット(リッツ・カールトン京都/翠嵐など12軒)>ヒルトン(ROKU KYOTO, LXR/ヒルトン京都など5軒)
  • 沖縄:ほぼ互角(ヒルトン=北谷・瀬底・宮古島のリゾートとダブルツリー3軒など7軒/マリオット=リッツ・カールトン沖縄・リザン・ルネッサンスなど6軒)

結論:都市と用途で得意領域が違う。軒数は沖縄を除いてマリオットが多い一方、名古屋のコンラッドや大阪のウォルドーフ・アストリアのように、ヒルトンは高級帯に絞ると選べる1軒があります(軒数は2026年9月に各社の公式の一覧で数えたもの)。

ポイント還元・クレジットカード比較|マリオット ヒルトン カード使い分け

カード単体の還元率を比較します。両方ともホテル系コブランドカードなので、汎用カードより日常決済の還元率は控えめです。

項目 マリオットボンヴォイアメックスプレミアム ヒルトンオナーズアメックスプレミアム
年会費(税込) 82,500円(2025年8月~) 66,000円
家族カード年会費 1枚目無料/2枚目以降41,250円 3枚目まで無料/4枚目以降13,200円
日常決済還元率 3ポイント/100円(約1.5%相当) 3ポイント/100円(約1.0%相当)
ホテル決済還元率 6ポイント/100円(ホテルへ直接払った分) 7ポイント/100円(ホテルへ直接払った分)
継続特典の価値 年400万円以上の利用+継続で無料宿泊1泊(最大75,000ポイント分。手持ちのポイントを足せば100,000ポイントまで) ウィークエンド無料宿泊1泊(年300万円利用で2泊目)

家族カードは2026年9月時点でマリオットが1枚目無料(2枚目以降41,250円)、ヒルトンが3枚目まで無料(4枚目以降13,200円)。夫婦2人で持つ限りは、どちらも家族カードの追加費用はかかりません。日常決済還元率はマリオットがやや有利、ホテルへ直接払う分はヒルトン100円7ポイント・マリオット6ポイントで、ポイントの数ではほぼ互角という構図。

年会費が安い一般カード同士なら、ヒルトンアメックス(一般)が16,500円、マリオットボンヴォイアメックス(一般)が34,100円で、どちらも持つだけでゴールドです。違うのは朝食で、ヒルトンのゴールドは日本など米国外の対象ブランドで本人+同室1名の朝食が付き、マリオットのゴールドには付きません。無料宿泊は、ヒルトンが年150万円以上の利用と継続で週末1泊、マリオットが年250万円以上の利用と継続で1泊(最大50,000ポイント分)です。

マリオットのホテル代をヒルトンアメックスで払うと、普段の買い物と同じ扱いです。プレミアム・カードなら100円につき3ポイント(一般カードは2ポイント)で、ヒルトンのホテルへ直接払ったときの7ポイントにはなりません。ただし、プレミアム・カードでダイヤモンドを取る「1〜12月に合計200万円」には数えられます(年会費など一部は数えられません)。

※ヒルトンアメックス・マリオットアメックスはアメックス系カードのため、当ブログでは申込のリンクを置いていません。詳しい解説はヒルトンアメックスのメリット解説または公式サイトでご確認ください。

朝食・ラウンジ・上級会員特典比較|差がつく決定的ポイント

ホテル系上級会員特典の最大の差別化ポイントが「朝食」です。ここがどっちを選ぶかの分岐点になる人は多いです。

項目 マリオットプラチナ ヒルトンダイヤモンド
朝食特典 到着時のギフトで朝食を選べるブランドだけ、本人+同伴1名(マリオット・ホテルやリッツ・カールトンなどはギフトに朝食が無い。ラウンジのあるホテルではラウンジの朝食が出ることがある) 本人+同伴1名(日本国内。米国はダイニングクレジット)
クラブラウンジ プラチナで利用可(ラウンジ特典のあるブランドだけ。リッツ・カールトンやセントレジスは対象外) ダイヤモンドで利用可(より広範囲)
客室アップグレード スイートを含む(空室時) スイートを含む(空室時)
レイトチェックアウト 16時まで(リゾートなどは空室次第) 申し出て空室次第で、時刻の保証なし(16時の保証はダイヤモンド・リザーブだけ)
ボーナスポイント 50%加算 100%加算

注目すべきは「ボーナスポイント加算率がヒルトンの方が2倍」という点。ホテル滞在で稼げるポイントが大きく違うため、ホテル利用が多いほどヒルトンの優位性が広がります。

朝食代の年間試算(夫婦旅行・年7泊)

  • 朝食代の相場:1名あたり4,000円~6,000円
  • 夫婦2名×7泊×5,000円 = 年間70,000円相当がタダになる
  • これに加えてクラブラウンジ利用(夕方カクテルタイム含む)で+10万円相当
  • 合計で年間17万円超の特典価値

「年会費66,000円なんて高い」と感じる人ほど、この計算をしてみてください。ホテル年5泊以上なら元が取れる可能性が高いです。

マイル交換・レストラン特典|マイルはマリオット、レストランはヒルトン

ホテル特典以外で差が出るのは、マイル交換とレストラン優待の2つです。マイル交換はマリオットが上、レストランの割引はヒルトンのほうが使える場面が多い、という違いです。

マイル交換の柔軟性(マリオットの絶対優位)

  • ANA・JALを含む38社の航空会社に交換可能(ほとんどが3ポイントで1マイル)
  • 60,000ポイントごとに5,000マイルが上乗せ(60,000ポイントで25,000マイル)
  • 「ホテルとマイルの統合運用」ができる唯一無二の選択肢

ヒルトンはマイル交換レートが極端に悪く、実質「ポイントはホテル宿泊で使うべし」という運用になります。マイラーとの相性は明確にマリオット優位。

レストラン優待・マイカード会員制度

マリオットボンヴォイアメックスの会員向けには、国内の対象ホテルのレストラン・バーで割引の企画がときどき出ます(直近は2026年6月1日から8月31日。朝食は対象外)。常設の特典ではないので、使う前に開催中かを確かめてください。ヒルトン側は、ヒルトン・オナーズの会員ならホテルに泊まらなくても、日本を含むアジア太平洋の対象レストラン・バーで割引が受けられます。ゴールドとダイヤモンドは25%、メンバーとシルバーは10%で(ヒルトンの公式ページ)、ヒルトンアメックスを持てばゴールドなので25%の側です。ROKU KYOTOの案内では2026年12月31日までで、こちらも朝食は対象外です。

二刀流(両方保有)はアリか?元外資カード営業10年の本音

「両方持てば優秀じゃない?」という問いの答えは「条件付きでアリ」です。

二刀流の年間コスト試算

  • マリオットアメックスプレミアム:82,500円
  • ヒルトンアメックスプレミアム:66,000円
  • 合計:年148,500円(家族カードなし)
  • 家族カード追加:マリオットは1枚目無料、ヒルトンは3枚目まで無料(夫婦2人なら追加費用0円)
  • 夫婦二刀流フル装備:年148,500円

二刀流がハマる3条件

  1. 年20泊以上ホテル泊する(出張族・旅行ヘビーユーザー)
  2. マリオットでマイル運用しつつヒルトンでステイ実利を取りたい
  3. 年収1,200万円以上で、年会費約15万円が痛くない

この3つを満たさないなら「どちらか1枚に絞る」のが王道。筆者はヒルトン1本(ヒルトンアメックス・プレミアム)です。

タイプ別最終判定|あなたが選ぶべきカード4パターン

パターン①:都市ホテル+夫婦旅行派 → ヒルトン

東京・大阪・名古屋の高級ホテルに夫婦で年5-10泊するタイプ。ダイヤモンド特典の朝食2名無料+クラブラウンジの恩恵が最大化します。年200万円のカード利用さえ達成できれば、ステイなしでもダイヤモンドが取れる点が決定打。

パターン②:ビジネス出張+マイラー派 → マリオット

地方出張で月2-3泊するビジネスパーソン。フェアフィールドやコートヤードで滞在実績を積み上げ、年25泊でゴールド、年50泊でプラチナ。マイル交換の柔軟性でANA・JALマイラーと相性◎。

パターン③:年1-2回のご褒美旅行派 → どっちも持たない

年会費6万円超のカードを持つ意味がないタイプ。楽天トラベル・一休.comで予約+年会費無料のエポスゴールド(招待なら年会費無料)でポイント還元が最適解。海外旅行保険もエポスでカバーできます。

パターン④:ヘビーユーザー+年収1,200万円以上 → 二刀流もアリ

年20泊以上+マイル運用したい層。ヒルトンでステイ実利+マリオットでブランド網&マイル交換のハイブリッド運用。ただし管理コストが上がるので、簡素化したいなら片方に寄せるべし。

ヒルトン9割制覇のリアルレビュー|筆者の「これは本物」体験談

数字や比較表だけでは伝わらない「実際に泊まって感じた違い」を、3つのホテル別に書きます。

コンラッド大阪|ダイヤモンド特典が最も活きるホテル

40階の眺望と、40階のアトモス・イタリアンダイニングの朝食。ダイヤモンド特典で夫婦2名分の朝食が無料、さらに39階のエグゼクティブラウンジでイブニングカクテル。ヒルトンプレミアムを持つ価値が最も体感できる1軒です。

コンラッド名古屋|地方都市の上質ホテル

2026年7月31日に、栄の「ザ・ランドマーク名古屋栄」の上層階に開業。筆者は開業から2週間あまりの8月に泊まりました(コンラッド名古屋の宿泊記)。地方都市にこのクオリティのホテルがあるのはヒルトン系列ならでは。マリオット側の名古屋は、名古屋マリオットアソシアホテルやTIAD(オートグラフ・コレクション)など4軒です。

ウォルドーフ・アストリア大阪|日本初のウォルドーフ・アストリア

2025年4月開業の、日本で最初のウォルドーフ・アストリア。筆者は開業から1か月足らずの2025年4月末に2泊しました。ヒルトンが「進化を続けている」ことを最も実感した滞在でした。

元外資カード営業10年の業界裏話|売り手側の本音

10年間カード営業として現場にいた筆者だからこそ分かる、「販売現場では言いにくい本音」を書きます。

  • 営業マンが本気で勧めるカードは年会費が高いカード(理由:紹介手数料が高い)。だから売り手の言葉は鵜呑みにしないこと。
  • 「上級会員になればお得」のロジックは、年5泊未満の人には基本通用しない。年会費以上の価値を得られる人は意外と少数派。
  • 「家族カード無料」の落とし穴に注意。マリオットの家族カードは1枚目無料だが2枚目以降は41,250円。これを「家族カードは無料」と一括りに誤認させて売る営業も実在する。
  • カード解約のタイミング。継続特典が付与された直後の解約はOK。逆に1ヶ月前の解約は損になる。

マリオット・ヒルトンどちらを選ぶにせよ、「自分の宿泊頻度と決済額で年会費以上の価値が出るか」を冷静に試算することが第一。営業トークではなく数字で判断しましょう。

ステータスマッチで他社上級会員を移行できる?マリオット × ヒルトンの現実

結論:マリオットの上級会員からヒルトンへは、ヒルトン公式の「ステータスマッチ」で申し込めます(ヘルプセンターでの名前は「会員ランクマッチ特典」。2026年9月に確認)。

他社の会員ランクと過去24か月以内の宿泊の証明を送り、承認されると90日間ゴールドになります。その90日のうちに6泊すればゴールドを維持、合計12泊すればダイヤモンドに上がります。申し込めるのは、今のヒルトンのランクがメンバーかシルバーの人で、1回だけです。ヒルトンアメックスでゴールドを持っている人は対象外になります。マリオット側は、JALのマイレージ会員向けのステイタスマッチを用意しています。

現実解:

  • ヒルトンアメックス・プレミアム所有でゴールド自動付帯/1〜12月に合計200万円以上の利用でダイヤモンド(翌年12月末まで)
  • マリオットアメックス・プレミアム所有でゴールド自動付帯
  • ステータスマッチを狙うより、カード保有による「即時上級会員」が最速です

ステータスマッチに頼らない「カード一括移行」が、営業20年(外資系クレジットカード会社10年)として最もおすすめする戦略です。

タイムシェアで比較|マリオットバケーションクラブ vs ヒルトングランドバケーションズ

マリオット・ヒルトン両者ともに タイムシェア(バケーションオーナーシップ)事業を展開しています。タイムシェアは「ホテル滞在権利を一定期間分購入する」モデルで、長期的なリゾートステイを志向する層に支持されています。

なお買った後に「やめたい」となったときの出口は、買う前に知っておいたほうがよい論点です。ヒルトン側の実情はヒルトンのタイムシェアをやめたい・売りたい人へ|HGVの出口にまとめています。

  • マリオット・バケーションクラブ:マリオットボンヴォイへポイント交換可。ただし日本国内に施設は無く、アジア太平洋の公式サイトは、日本では販売の申し出ではないと注記しています
  • ヒルトン・グランド・バケーションズ(HGV):ヒルトン・オナーズへポイント交換可。国内は小田原(ザ・ベイフォレスト小田原)・京都(トラディモ京都五条)・沖縄(ザ・ビーチリゾート瀬底)の3施設
  • 購入価格は商品次第(権利購入型)。長期保有前提のためカジュアルな選択肢ではない

カード経済圏での「短期×繰り返しステイ」を志向するなら、無料宿泊権付きクレカ+ポイント宿泊のハイブリッド戦略の方がコスト効率が良いケースが多いです。タイムシェアは「年単位で同じリゾートを使う」確信がある人向けです。

FAQ|マリオット vs ヒルトンでよくある質問7選

Q1. マリオットアメックス改悪後、解約すべきですか?

A. 据え置きはありません。2025年8月21日より前からの会員も、2025年11月21日以降に引き落とされる年会費から82,500円です。カードの無料宿泊特典も「年400万円以上の利用+継続」が条件になりました(改定前からの会員は、2026年10月28日以降に始まる集計期間から)。82,500円を払い続けるなら、ヒルトン66,000円の方が費用対効果は良いです。

Q2. ヒルトンアメックスのウィークエンド限定が不満です

A. 確かに平日宿泊メインの人には使いにくい設計。使えるのは金・土・日曜日の夜のどれか1泊で、スタンダードルームに空きがある日だけ、特典の発行から1年間有効です(アメックス公式)。ただし「土日宿泊できる週末旅行派」にとっては強力。2泊目の付与は年300万円利用達成が条件なので、達成できない年は1泊分のみになります。詳細はこちら。

Q3. マリオットボンヴォイアメックス(一般カード・年会費34,100円)は微妙ですか?

A. 一般カードの「マリオットボンヴォイアメックス」は2025年8月の改定で年会費34,100円になり(改定前は23,100円でシルバー)、今は持つだけでゴールドです。年250万円以上の利用と継続で、1泊最大50,000ポイント分の無料宿泊も付きます。ただしゴールドに朝食の特典はありません。朝食を目当てにするなら、プレミアムにアップグレードする前の「お試し版」としては物足りないと考えてください。

Q4. ヒルトン200万円利用ダイヤって本当に達成できますか?

A. 達成可能です。固定費(光熱費・通信費・サブスク)+税金・公共料金+日常決済をこのカード1枚に集約できるかが分かれ目です。年200万円は月あたり約17万円の決済なので、家賃や住宅ローンをカード払いできない世帯では届かないこともあります(年収だけでは判断できません)。固定費の組み替え方は光回線最適化記事などを参考にしてください。

Q5. 楽天トラベルとホテル公式、どっちで予約すべき?

A. 上級会員特典を使うなら事前に公式サイト経由。楽天トラベルやBooking.comなどの予約サイト経由だと、朝食やアップグレードなどの会員特典は付かず、ホテルのポイントも宿泊実績も付きません(ヒルトン・マリオットとも会員規約に明記)。楽天トラベルは会員特典不要のレジャー旅行向きです。

Q6. ヒルトンとマリオットを掛け持ちすると会員資格はキープできる?

A. はい、両方独立した会員制度なので並行で資格維持できます。ただし宿泊実績が分散する分、片方のステータスが取りにくくなる点には注意。

Q7. 楽天プレミアムカード+楽天トラベルでも上位ホテルに泊まれますか?

A. 泊まることはできますが、上級会員特典(朝食・ラウンジ・アップグレード)はゼロ。同じ部屋に泊まっても体験価値が大きく下がります。「年5泊以上+特典の価値を理解している人」だけがホテル系コブランドの恩恵を受けられます。

まとめ|あなたの「次の行動」3パターン

ここまでお読みいただきありがとうございます。最後に「読み終わった後の次の行動」を3パターンで提案します。

行動①:ヒルトン側を選ぶ人

行動②:マリオット側を選ぶ人

  • マリオット公式サイトで現行年会費・特典を最終確認
  • ANA・JALマイル交換のシミュレーションをして、自分のマイラー戦略と整合するか確認
  • 地方出張・ロングステイの予定をカウントし、年25泊(ゴールド)・50泊(プラチナ)に届くかを判定

行動③:「どっちも要らない」と判断した人

年5泊未満の人には年会費6万円超のカードは過剰です。次の選択肢を検討してください。

  • 年会費無料のエポスゴールドカード(インビ取得で年会費永年無料・海外旅行保険付帯)
  • 楽天トラベルで予約+楽天ポイント還元でレジャー旅行を低コスト運用
  • 固定費見直し(光回線・サブスク等)で浮いた予算を旅行費用に回す

筆者の最終アドバイス

「マリオット vs ヒルトン」の正解は人によって違います。大事なのは「自分のライフスタイル・年間宿泊数・決済額・同伴者の有無」を冷静に棚卸すること。年会費は『支出』ではなく『投資』として、何年で回収できるかを試算してください。営業20年(外資系クレジットカード会社10年)の経験から、これだけは断言できます——「迷ったら、まず1年使ってみる」。実体験に勝るデータはありません。

楽天トラベルで予約するなら|付くのは楽天とカードのポイント

マリオット系・ヒルトン系のどちらに泊まる場合も、楽天トラベル経由の予約で付くのは、楽天ポイント(100円で1ポイント)と、支払ったカードのポイントです。朝食やアップグレードなどのホテルの会員特典と、ホテルのポイント・宿泊実績は付きません(ヒルトン・マリオットの会員規約)。会員特典が要る宿泊は公式から、要らない宿泊は楽天トラベルで、と使い分けられます。

楽天トラベルでホテルを探す →

年会費を抑えながら旅行特典を取りたい方には、年会費永年無料のエポスカードがサブ候補です(空港ラウンジが使えるのは招待制のエポスゴールド。ゴールドも招待なら年会費永年無料です)。

エポスカード公式(年会費永年無料) →

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