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ヒルトン東京お台場 改装の今|ラウンジとバーが3階へ集まります

ヒルトン東京お台場 宿泊記|108億円改装の今 Hilton

結論:レインボーブリッジを”特等席”で独り占めしたいなら、ここに泊まる価値があります。

「ベイビューのホテルなんて、どこも似たようなものでは?」——私もずっとそう思っていました。けれどバルコニー付きのベイビューの部屋でカーテンを開けた瞬間、正面のレインボーブリッジが視界いっぱいに広がる体験は、お台場の数あるホテルの中でもここが頭1つ抜けています。

ヒルトン東京お台場は、開業以来初の全館改装(総工費 約108億円)の途中です。2026年2月に着工し、完了目標は2027年12月。つまりこれから1年以上、館内は動き続けます。「改装中に泊まって大丈夫なの?」という不安が一番の関心事だと思うので、この記事ではそこを最初に整理しつつ、ヒルトンダイヤモンド会員として実際に泊まった一次体験を本音でお伝えします。

徒歩10分のユニコーンガンダムは、2026年8月31日で見納めになりました(9年間の記録はこちら)。同じダイバーシティ7階のガンダムベース東京は、いまも営業しています。

外資系カード会社で10年以上営業をしてきて、ホテルとカードの”組み合わせで得する設計”を見続けてきた私の視点で、最後まで滑り落ちるように読める一本にしました。

改装中でも宿泊はOK|1か月の休業は終了し、改装完了フロアから順次オープンで営業中

レインボーブリッジを望むベイビューは健在。まず実費の相場を見ておくと、「今泊まる価値」と改装中プランのお得度がひと目で分かります。

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※ヒルトン・オナーズ会員の方は、ヒルトン公式サイト・アプリからの予約をおすすめします。楽天トラベルなど公式以外からの予約では、滞在中の会員特典は使えないと、ヒルトンの会員規約にあります。

ヒルトン東京お台場 バルコニーから望むレインボーブリッジの夜景

結論:レインボーブリッジを”特等席”で独り占めできるホテル

もし今、あなたが「お台場で泊まるなら、どのホテルが本当に満足できるんだろう」と迷っているなら、最初の問いはたった一つでいいと思います。部屋に戻った瞬間、何が見えてほしいですか?

私の答えは、ライトアップされたレインボーブリッジでした。ヒルトン東京お台場はバルコニー付きの客室があり、ベイビュー指定の部屋ならカーテンを開けた瞬間から就寝まで、その景色を独り占めできます。夜景を”見に行く”のではなく、”部屋にある”。この一点が、私がこのホテルを推す核心です。

私が実際に泊まって感じた”このホテルの核”

私が宿泊したのは2022年5月、前日にヒルトン東京新宿へ泊まり、翌日に都心からお台場へ移動する”ヒルトンはしご旅”の二泊目でした。新宿の摩天楼ビューから一転、お台場では海風とベイブリッジの夜景。同じヒルトンでもまったく表情が違い、この対比だけで一つの旅が完結します。

泊まって強く感じたのは、「景観」と「人生の節目を祝う場」という二つの軸が、一棟の中に自然に同居している点でした。客室はもちろん、朝食会場も、2階のガラスチャペルも、全てが海とブリッジの方向を向いて設計されています。観光のための立地ではなく、”特別な時間を過ごすための立地”。それがこのホテルの骨格だと、私は理解しました。

こんな人に刺さる/向かない人

ヒルトン東京お台場が刺さる人と向かない人このホテルが刺さる人・向かない人✅ 刺さる人部屋からベイビューを独り占めしたい記念日・結婚式・家族の節目で泊まりたいヒルトンの上級会員特典を使い倒したいお台場の街歩きや聖地巡礼も楽しみたい❌ 向かないかもしれない人駅直結の利便性より静けさを最優先する全施設が完全リニューアル済みであることを求める改装中の一部休業を一切許容できない都心の主要駅から近いことを最重視する
刺さる人・向かない人(記事内の一覧より)
刺さる人向かないかもしれない人
部屋からベイビューを”独り占め”したい人駅直結の利便性より静けさ最優先の人
記念日・結婚式・家族の節目で泊まりたい人全施設が完全リニューアル済みであることを求める人
ヒルトンの上級会員特典を使い倒したい人改装中の一部休業を一切許容できない人
お台場の街歩きや聖地巡礼も楽しみたい人都心の主要駅から近いことを最重視する人

ここで一つだけ、先に潰しておきたい不安があります。「改装中」という言葉です。次の章で、いま予約して大丈夫なのかを正直に整理します。

いま予約して大丈夫?約108億円・約2年の全館改装の最新ステータス

結論から言うと、ホテルは営業しています(2026年10月11日時点)。「2月から休業」という情報を見て不安になった方もいると思いますが、それはもう過去のステップです。順を追って整理します。

改装スケジュールの全体像(着工・休業・順次再開・完了目標)

ヒルトン東京お台場の館内施設の営業状況いま営業中か、休業中か日本料理/鉄板焼/寿司/天ぷら「さくら」営業中3Fグリロジー バー&グリル営業中2F中國料理「跳龍門」営業中2Fシースケープ テラス・ダイニング7/13再開LE CHOU CHOU(スイーツ&デリ・2F)9/15開店メインバー「キャプテンズバー」9/15に3階へ移転約108億円・約2年の全館改装が進行中です
館内施設の営業状況(記事内の一覧より)

ヒルトン東京お台場は、開業以来初となる全館改装に踏み切りました。総工費は約108億円です。流れはこうなっています。

  • 2026年2月4日:改装に着工
  • 2026年2月1日(チェックアウト後)〜2月28日:全館休業
  • 2026年3月1日:営業を再開(ここから営業を続けながらの段階改装)
  • 2027年12月:全体完了を目指す

つまり、約2年がかりのプロジェクトのうち、全館を閉める1か月の休業は既に終わっています。今は「改装完了エリアから順次オープンしながら営業する」フェーズで、宿泊そのものは問題なくできます。総客室数は全453室、そのうちスイートルームは18室です。

何が新しくなる?スイート屋外テラス刷新と宴会場のMICE強化

改装で進化するポイントのうち、公式に明らかになっているものを挙げます。スイートルームは、プライベートガーデンにジェットバスを備えた屋外テラス空間が刷新され、東京湾と都心の景色を望むソファ配置の空間へと進化します。海に張り出すように湯に浸かれるスイートは、記念日滞在の主役になりそうです。

また、宴会・MICE機能も強化されます。最大宴会場には常設のLEDスクリーンが導入されるなど、国際的な会議やイベントを受け止める設備がアップデートされる方向です。ベイエリアという立地を、観光だけでなくビジネスの舞台としても磨いていく改装だと読み取れます。

12月19日から泊まれる改装した部屋26室|新しい部屋の見分け方

改装で新しくなった部屋は、まず26室の泊まり始めが決まりました。ホテルを運営するホテルマネージメントジャパンの9月17日の発表で、スイートとエグゼクティブルームの計26室を12月19日(土)から提供し、予約は9月17日から受け付けています。新しいエグゼクティブラウンジのグランドオープンも、同じ12月19日です。

部屋広さ室数
プレジデンシャル テラスバススイート200㎡1室(このホテルに1室だけ)
デラックス テラスバススイート80㎡2室
レインボーブリッジビュースイート(ツイン・キング)80㎡ツイン2室・キング2室
エグゼクティブデラックス レインボーブリッジビュー(ツイン・キング)40㎡ツイン14室・キング5室(12階以上)

26室は「改装を終えた部屋」の数です。エグゼクティブルームが最後に何室まで増えるかは、この発表にも書かれていません(次の節)。

12月19日より前に新しい部屋へ泊まる手もあります。ホテルの客室案内には「新客室タイプ」が6つ並び、上の4つのほかに「デラックスプラスルーム」と「デラックスレインボーブリッジビュールーム」があります。一休でもこの2つは部屋の名前に「【新客室】」と付いていて、10月18日に見たときは11月14日の空室に2つとも出ていました。予約の画面で新しい部屋かどうかを見分けるなら、この印を探すのが早いです。

“増室”はされるが室数は非公表(読者が誤解しないための注記)

ここは正直にお伝えします。ネット上では「エグゼクティブルームが○室になる」といった具体的な室数が独り歩きしていることがありますが、公式・各報道で確認できるのは「エグゼクティブルームを増室する」という事実までです。具体的な室数を明記した一次情報は確認できなかったため、本記事では数字を断定しません。出典のない数字を載せて、後で読者を裏切ることだけはしたくないからです。

確実に言えるのは、上級会員にとって価値の高いエグゼクティブフロアが拡充される方向だということ。その中心が、次に紹介するエグゼクティブラウンジの移設です。

一泊いくら?一休の値段を日付で並べると

このホテルについて検索で多いのが「一泊いくらか」という問いです。一休の宿のページで、大人2名・1室・1泊の一番安い値段を日付ごとに見ました(2026年10月18日の朝。税込で、その場で差し引かれる一休ポイントを引いた表示額)。

泊まる日一番安い値段(部屋)橋の側のデラックス(40平米)
11月18日(水)74,698円(ヒルトン キング・33平米)78,195円
12月9日(水)61,262円(ヒルトン ツイン・33平米)71,442円
12月12日(土)・レインボー花火の日78,483円(ヒルトン キング・33平米)82,605円
12月19日(土)・花火とラウンジのグランドオープンの日104,167円(ヒルトン キング・33平米)107,965円
12月24日(木)81,917円(デラックス キング・40平米)同じ(一番安い部屋がデラックス)
12月31日(木)値段の表示なし値段の表示なし

表の日付は、どれも一番安いのが朝食付きのプランでした。部屋は5日のうち4日が「ヒルトン キング」か「ヒルトン ツイン」(33平米)で、ホテルの客室案内ではこの部屋は潮風公園や品川・大井方面の埠頭が見える側です。レインボーブリッジを見たいなら、ホテルが「レインボーブリッジ側」に入れているデラックス(40平米)を選ぶことになり、同じ日で3,497円から10,180円高くなりました。

同じ土曜でも、花火とラウンジのグランドオープンが重なる12月19日は、12日より25,684円高くなっています。もう1つ、一番安いプランは「早期割引」で、予約した時点から取り消し料が100%(返金なし)です。日程が決まりきらないうちに押さえるなら、取り消しのできるプランを選んでください。12月31日の夜は、この日の時点で値段が出ていませんでした。

「改装中でも泊まれるのか」は、ここまでで解決です

残っているのは日付と値段の問題だけです。ベイビューの部屋は日によって在庫の出方が変わるので、泊まりたい日を先に入れて確かめておくと、この後のラウンジの話が自分ごととして読めます。

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エグゼクティブラウンジ|東京湾とレインボーブリッジを一望する場所へ移設

ヒルトンの上級会員特典の核といえば、エグゼクティブラウンジです。ここが今回の改装で大きく生まれ変わります。元カード営業として10年以上、「上級会員になると何が変わるんですか?」という質問を数えきれないほど受けてきましたが、その答えがまさにこのラウンジの体験価値です。

新ラウンジで変わるポイント(移設先・広さ・個室・ライブキッチン)

新しいエグゼクティブラウンジは、東京湾とレインボーブリッジを一望できる場所へ移設・拡張されます。広さは380平米を超える空間となり、会議や商談に対応できる個室エリアが新設され、ライブキッチンも備える計画です。

この数字の出どころを分けて書いておきます。「380平米を超える」「個室エリアの新設」はホテル側が2026年1月29日に出した発表にあります。いっぽう「108億円」「2027年12月完了」「ライブキッチン」、そして移転する理由が「エグゼクティブルーム増室後のラウンジ需要に対応するためのキャパシティ不足の解消」だという説明は、ホテルではなく建物のオーナーであるジャパン・ホテル・リート投資法人が2026年1月22日に出した適時開示のほうに書かれています。同じ改装の話でも、発表元が2つあり、書いてあることが違います。開示のほうには「ADRの大幅な引上げを企図」という一文もあり、この改装が値上げを前提にしていることが、投資家向けの資料にははっきり書かれています。

  • 移設先:東京湾とレインボーブリッジを一望できるロケーション
  • 広さ:1月の発表は「380平米を超える空間」、9月17日と10月14日の発表は床面積約337㎡・109席
  • 個室エリア:会議・商談に使えるプライベート空間を新設
  • ライブキッチン:その場で仕上げる料理を提供

ラウンジから絶景を眺めながらカクテルタイムを過ごせる——上級会員にとって、これ以上ない”特等席”が一つ増える形です。

新ラウンジは2026年8月26日に移りました(ただし公式は「開きました」と言っていません)

ここまでは「こう変わる予定です」という話でした。では、実際にもう移ったのか。ここが調べていて一番時間がかかったところです。

公式サイトに、こう書かれていました

「エグゼクティブラウンジの移行に伴い、2026年8月24日(月)13:00より、エグゼクティブラウンジでのチェックイン・チェックアウト業務を休止いたします。(中略)8月26日(水)は、朝食サービス終了後の10:30にクローズし、14:30より新エグゼクティブラウンジにて営業を開始いたします。」

この告知は、いまは画面に出ていません。ページの中に残ってはいるのですが、掲示としては下ろされています。告知を下ろすのは、たいてい、その日が過ぎたからです。

ただし正直に書いておきます。「新ラウンジがオープンしました」と書いた公式のお知らせは、2026年10月11日の時点でも見つけられません。ニュース欄には開業のお知らせが並んでいません。一方で改装の特設サイトは、9月16日には「2026年8月リニューアルオープン予定」でしたが、10月11日には「エグゼクティブラウンジ【2026年8月26日】プレオープン」という日付つきの表記に変わりました。8月26日に新しいラウンジでの営業が始まったと読めますが、「プレオープン」という書き方で、グランドオープンの日付は出ていません。公式が告知した日付はこうで、特設サイトも8月26日の日付を載せている。ここまでが、いま言えることです。

グランドオープンは12月19日(土)です。この日付は、ホテルのニュース欄や改装の特設サイトではなく、ホテルを運営するホテルマネージメントジャパンが9月17日に出した発表(改装した客室26室の発表)に書かれていて、10月14日にはラウンジだけの発表も出ました。それによると、新しいエグゼクティブラウンジは3階で、床面積は約337㎡、席数は109席(ホール99席・個室10席)。営業時間は6:30〜21:30で、朝食6:30〜10:30、ブランチ11:00〜13:00、アフタヌーンティー14:30〜16:30、カクテルタイム17:30〜20:30、ナイトキャップ20:30〜21:30の5つの時間帯に分かれます。ラウンジの席でチェックインとチェックアウトができ、カクテルタイムには新しくできたライブキッチンで、シェフが日替わりのメインを出します。

使えるのは、公式のラウンジのページでは、エグゼクティブルームとスイートルームに泊まる人(予約人数まで無料)と、ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員(本人と同じ部屋に泊まる同伴者1名まで無料)です。1月の発表では「380平米を超える空間」とされていましたが、9月17日と10月14日の発表の床面積は約337㎡です。

もう1つ、公式のラウンジ紹介ページには「8月26日(水)以降、未就学のお子様のご利用は、平日・週末を問わず19:00まで」という一文があります。この「8月26日以降」という書き方も、その日から運用が変わったことを示しています。

新ラウンジの使い方|時間帯・ビジター料金・無料タクシー

ホテルが8月26日付で出した案内資料に、新しいラウンジの実務的なことが書かれていました。ニュース一覧には並んでいないページから辿れる資料です。泊まる前に知っておくと動きが変わるところだけ、拾っておきます。

場所3F
営業時間6:30〜21:30。朝食6:30-10:30/ブランチ11:00-13:00/アフタヌーンティー14:30-16:30/カクテルタイム17:30-20:30
対象エグゼクティブルーム・スイート宿泊者、およびヒルトン・オナーズ ダイヤモンド会員(本人+同室の同伴者1名まで)
ビジター1名 12,430円(税・サービス料込)・1室2名まで
Benefit Plus無料タクシーサービス。2連泊以上で予約したエグゼクティブルーム・スイート宿泊者は、滞在中1回無料。※アップグレードで部屋が変わった場合は対象外
ドレスコードスマートカジュアル(客室スリッパ・浴衣・水着は不可)
混雑時利用60分までとなる場合あり
ホテルの案内資料(2026年8月26日付)より。条件は変わるので、予約前に公式でご確認ください

私がここで一番見逃せないと思ったのは、下2つです。ブランチの11:00〜13:00は、以前は無かった時間帯です。チェックアウト後に荷物を預けて戻ってくる、という使い方ができます。そして2連泊以上ならタクシーが1回無料。お台場は「駅までは近いが、行きたい場所までは遠い」土地なので、これは地味にありがたいです。

2026年9月15日、キャプテンズバーも2階から3階へ上がりました

ラウンジの話をしたので、その続きを書いておきます。同じ3階に、もう1軒そろいました。

公式の店舗ページは「【9月15日オープン】レインボーブリッジを望む、新たなキャプテンズバー」の見出しで、「ホテル開業より長く親しまれてきたキャプテンズバーが、3階へと場所を移し、東京湾とレインボーブリッジを一望するラウンジ&バーとして新たにオープン」と書いています。10月11日の時点でも、同じページの店舗情報には場所は3階、ラウンジは平日11:00〜17:00・土日祝10:00〜17:00、バータイムは日〜木17:00〜23:00・金土祝前日17:00〜24:00、無休、店内60席とテラス24席と載っています。ラウンジのときと同じで、ニュース欄に「オープンしました」という別のお知らせは並んでいません。改装の特設サイトは「キャプテンズ バー&ラウンジ【2026年9月15日オープン】」と載せています。予定の日付は過ぎ、店舗情報は3階の営業時間で書かれている。ここまでが公式から言えることです。

つまりこの改装で、3階が「眺望のフロア」に組み替えられました。8月26日にエグゼクティブラウンジが移り、9月15日にキャプテンズバーが上がりました。どちらも東京湾とレインボーブリッジが正面に来る側です。日本料理・鉄板焼・寿司・天ぷらの「さくら」がもともと3階にあるので、食事もラウンジもバーも同じ階で完結する形になりました。エレベーターで上下する回数が減る、というのは、泊まってみると思っているより大きいです。

宿泊レポ|ダイヤモンド会員特典を実際に使い倒した一泊

ここからは、私が実際に泊まった一次体験です。スペック表だけでは伝わらない”泊まってどうだったか”を、私の目線で記録します。

ヒルトン東京お台場 海風の中で光るエントランスへ到着

チェックイン|エレベーター案内で気づくホテルの骨格

ゆりかもめの台場駅から歩いてすぐ、夜のエントランスに到着しました。Hiltonのロゴが海風の中で白く光り、隣接する高層タワーと月が浮かんでいます。”お台場の夜”そのものの景色で、到着した瞬間から気分が上がりました。日中の観光地としての顔とはまったく違う、しっとりした大人の時間が始まる予感がします。

チェックインを済ませ、客室階へ向かうエレベーターのフロア案内表示を見た瞬間、私はこのホテルの全体像が一枚で理解できました。フロア構成はこうなっています。

  • 1F:宴会・ブライダル関連
  • 2F:メインロビー・フロント・テラスダイニング・チャペル
  • 3F:日本料理/寿司/天ぷら/鉄板焼・宴会場・エグゼクティブラウンジ
  • 5F:スパ&フィットネス
  • 6〜15F:客室
ヒルトン東京お台場 客室階を示すエレベーターのフロア案内表示

面白いと思ったのは、2階のロビーと同じフロアにチャペルが組み込まれていることです。宿泊客の動線のすぐ脇に、人生の節目を祝う場が用意されている。「滞在」と「祝う」が一棟に同居する設計に、私はここで初めて気づきました。ただ寝るためのホテルではない、という骨格が、エレベーターの案内表示一枚から伝わってきたのです。

客室からのレインボーブリッジビューの実感

部屋に入り、カーテンを開けた瞬間が、この滞在のハイライトでした。レインボーブリッジビューを指定していたので、ライトアップされた橋が正面に広がります。私が泊まったベイビューの部屋はバルコニー付きで、窓越しではなく、バルコニーに出て海風を感じながら夜景を眺められました。都内のシティホテルでバルコニーから海と橋を望める部屋は希少で、この”開けた瞬間から就寝まで独り占め”の体験は、写真の何倍も心に残ります。

夜景を見るために外へ出る必要がない。部屋に景色がある。お台場で泊まる意味を、私はこの一夜で完全に納得しました。

ダイヤモンド特典(アップグレード・朝食・ラウンジ)の使い心地

ヒルトン東京お台場 海を望む朝食会場から眺めるレインボーブリッジ

翌朝は2階の海に面した朝食会場へ。大きな窓からレインボーブリッジとお台場海浜公園を望むこの会場は、ヒルトン系列の中でもトップクラスの景観だと感じました。入口でヒルトンダイヤモンド会員専用の「Diamond member breakfast」タグを渡され、朝食は私の分が無料、同伴1名も無料になりました。上級会員特典で朝食代がまるごと浮くこの感覚は、何度味わっても得した気分になります。

ヒルトン東京お台場 シェフのライブステーションで仕上げるエッグベネディクト風の一皿

朝食で特に印象的だったのが、シェフのライブステーションです。ポーチドエッグとベーコンをパイ生地に載せた即席のエッグベネディクト風をその場で作ってもらいました。半熟の黄身が崩れ、クロワッサンのような生地とベーコンの塩気が絡む完成度で、ホテルの朝食としては記憶に残る一皿でした。作りたてを目の前で受け取れるライブ感は、ブッフェの満足度を一段引き上げてくれます。

ヒルトン東京お台場 ブッフェで選んだプロシュートとスモークサーモンの皿

ブッフェ側で私が選んだのは、ハム・プロシュート・スモークサーモン・スクランブルエッグ・ソーセージ・温野菜(カリフラワーとズッキーニ)。フルーツはパイナップル・メロン・いちごの3種、締めにヨーグルトとスムージーを添えました。特にバナナスムージーが人気で、補充が追いつかないほど。それも納得の美味しさでした。景色・ライブ感・味の三拍子がそろった朝食は、このホテルを選ぶ十分な理由になります。

連泊で感じた新宿→お台場のヒルトンはしご旅の良さ

前夜のヒルトン東京新宿は、駅至近で都会の利便性が際立つ滞在でした。翌日にお台場へ移動すると、同じブランドなのに空気が一変します。摩天楼から海辺へ。ビジネスからリゾートへ。一つの旅の中で二つの東京を味わえる”ヒルトンはしご旅”は、上級会員特典をフル活用しながら旅の満足度を最大化できる、私のお気に入りの組み立て方です。ヒルトンの会員特典をどう活かすかは、別記事でも詳しく解説しています。

ヒルトンの上級会員資格やアメックスの特典設計を整理したい方は、関連記事のヒルトンアメックスのメリット・デメリット解説や無料宿泊特典の使い方もあわせてどうぞ。横浜のヒルトン系も気になる方はヒルトン横浜・カハラ横浜の宿泊記が参考になります。

ラウンジまで届く部屋が、いくらなのか

私はダイヤモンド特典で入りましたが、会員資格がなくてもエグゼクティブフロアの部屋を取れば同じ3階に届きます(宿泊者以外のビジター利用は1名12,430円です)。部屋のランクで滞在の中身がまるごと変わるので、ここは日付を入れて見るのが早いです。

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ビュッフェ・アフタヌーンティー・朝食|お台場の食を本音で

「改装中だと、レストランは使えるの?」——食事を楽しみにしている方ほど気になるところだと思います。結論は、2026年10月11日時点で、公式の改装特設サイトの一覧に並ぶ店は、どれも営業中か開店済みです。ただしグリロジーは9月15日からディナーだけの営業になりました。

シースケープ テラス・ダイニング 2026年7月13日リニューアル済み

東京湾を望むビュッフェの代名詞だった「シースケープ テラス・ダイニング」は、改装のため2026年2月1日から休業していましたが、2026年7月13日(月)にリニューアルオープンしました。新コンセプトは「私をほどく、青の特等席」。関東の有機野菜や豊洲直送の鮮魚、発酵食材を使ったウェルネス志向のブッフェ(屋内128席+テラス46席の全174席)に生まれ変わり、朝食からディナーまで通しで営業しています。いま泊まれば、改装後の新しいシースケープを体験できます。

リニューアル後のシースケープは、ウェルネスをテーマにした「私をほどく、青の特等席」というコンセプトを掲げます。これはビュッフェの料理名ではなく、空間全体のテーマです。東京湾のパノラマが広がるロケーションで、塩麹で48時間マリネした黒毛和牛もも肉のロースト、豊洲市場直送の魚介類、有機野菜や発酵食材、グルテンフリー対応メニューなどが並びます。マカロンタワーのようなフォトジェニックなスイーツも用意されています。

  • 席数:全174席(店内128席/テラス46席。テラス席は春〜秋の季節のみ)
  • 朝食:7:00〜10:30
  • ランチ:11:30〜15:00
  • ティータイム:15:30〜17:00
  • ディナー:17:30〜21:00
  • 秋のウェルネスビュッフェ(2026年9月14日〜11月15日):平日はランチ6,800円・ディナー8,500円、土日祝はランチ7,800円・ディナー9,500円(小学生はランチ3,500円・ディナー4,500円、4〜6歳はランチ1,500〜1,800円・ディナー2,300〜2,500円、0〜3歳は無料。税・サービス料込)
  • 土日祝のシャインマスカット食べ放題:10月10日(土)から、ランチとディナーでフレッシュなシャインマスカットを好きなだけ。事前決済プランは10%引きですが、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンとヒルトン・オナーズの会員割引の対象外です

ヒルトン東京お台場の朝食|会場・料金・会員の扱い

朝食は2階のシースケープ テラス・ダイニングのビュッフェです(時間は上の一覧のとおり)。料金と決まりを、ホテルの朝食プランのページ(2026年10月18日に確認)から拾っておきます。

項目内容
料金大人4,200円・子ども(小学生まで)2,520円・未就学児は無料(税・サービス料込み)
会員の割引ヒルトン・オナーズの割引は使えない
土日祝泊まる人が優先。混んでいると、泊まっていない人は入れないことがある
看板の料理ライブキッチンで焼くブリオッシュのフレンチトースト
ゴールド以上の会員ヒルトン公式の会員特典のページでは「無料のコンチネンタルブレックファスト」(本人と同じ部屋の1名まで)

記事の前半の一休の表は、どの日も朝食付きのプランでした。朝食を別に払うと大人2名で8,400円なので、朝食なしのプランと比べるときはこの差を見てください。会員の朝食がこの会場のビュッフェまで入るかは、ホテルのページでは確かめられなかったので、チェックインのときに聞くと確実です。ダイヤモンドで泊まったときの様子は、前の宿泊レポの章に書きました。

アフタヌーンティー最新情報|季節ごとにテーマが変わる

シースケープの再開後も、お台場らしい優雅なティータイムは別会場で楽しめます。2026年9月15日からは、3階の「キャプテンズ バー&ラウンジ」で、山梨県産シャインマスカットを使った秋限定のアフタヌーンティーを11月30日まで開催しています(下表は2026年10月11日時点の公式の内容)。2階のグリロジー バー&グリルは9月15日からディナーだけの営業になり、アフタヌーンティーは3階に移りました。その前の期間限定は、2026年5月18日〜6月30日のマンゴー・メロン(1名7,800円)でした。内容は季節ごとに替わるので、予約前に公式サイトでご確認ください。

項目内容
会場3F キャプテンズ バー&ラウンジ
期間2026年9月15日(火)〜11月30日(月)(秋限定・山梨県産シャインマスカット)
料金(大人1名)平日7,800円/土日祝8,400円(税・サービス料込)
お子様(小学生)2,000円(税・サービス料込)
お子様(4〜6歳)1,500円(税・サービス料込)
時間12:00〜14:00/12:30〜14:30/14:30〜16:30/15:00〜17:00(各120分制)

サンドイッチとスコーンは食べ放題、ソフトドリンクは飲み放題です。事前決済プランは食事代が10%引きですが、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンとヒルトン・オナーズの会員割引の対象外です。会員優待を使いたい方は現地決済プランを選んでください。内容は季節ごとに入れ替わります。最新の開催状況は公式サイトで確認してから訪れてください。

いま営業中のレストランと改装休業中の見分け方

どこが営業していて、何が変わったのかを一覧にしました(2026年10月11日時点)。予約前にここを押さえておくと、現地でがっかりせずに済みます。

いま営業中改装で休業・改装中だった施設
日本料理/鉄板焼/寿司/天ぷら「さくら」(3F)シースケープ テラス・ダイニング(2026/7/13 リニューアル再開)
グリロジー バー&グリル(2F・9月15日からディナーのみ)シースケープ スイーツ&コーヒー(公式の一覧から名前が消え、2階にスイーツ&デリ「LE CHOU CHOU」が2026/9/15にグランドオープン)
中國料理「跳龍門」(2F)メインバー「キャプテンズバー」(2026/9/15に3階へ移転オープン)

食事重視で、東京湾ビュッフェを軸に泊まりたいなら、シースケープ再開済みの今がちょうど良いタイミングです。和食や中華、グリル料理で十分という方なら、今でも満足できる食の選択肢がそろっています。

レストランとラウンジの服装(ドレスコード)

ホテルのよくある質問では、各レストランは「ビーチサンダル、タンクトップ、ショートパンツ」での来店を断っています。気になるときは予約のときに聞いてほしい、とも書かれています。3階のエグゼクティブラウンジはスマートカジュアルで、ラウンジのページではスリッパ・客室の浴衣・タンクトップ・ランニングシューズやショートパンツ・ビーチサンダル・服で覆われていないタトゥーが断られています。

子ども連れは、キャプテンズバーを除く全部のレストランに入れます(同じよくある質問・2026年10月18日に確認)。

プール&庵スパTOKYO|5階の屋内温水プールとサウナ

「お台場のホテル=夏はナイトプール」というイメージで検索される方が多いのですが、ここは正確に整理しておきたいポイントです。誤解したまま予約すると当日がっかりしかねないので、先に事実をお伝えします。

ヒルトン東京お台場のプールの料金と時間

先に、冬に泊まる方へ。2027年1月12日(火)から3月末ごろ(予定)まで、庵スパTOKYOは全館が一時休業します。プール・ジェットバス・サウナ・ジム・トリートメントのどれも使えません(ホテルの重要なお知らせ)。料金と決まりは、庵スパのページとスパのよくある質問(2026年10月18日に確認)でこうなっています。

項目内容
場所5階の庵スパTOKYOのアクアゾーン(屋内温水プール・屋外ジェットバス・サウナ)
時間8:00〜20:30(最終受付20:00)。予約は受け付けていない
泊まる人3,750円(0〜15歳は1,850円)
泊まらない人平日6,200円(0〜15歳は3,100円)、土日祝8,000円(同4,000円)
会員ヒルトン・オナーズの会員もこの料金がかかる。ダイヤモンド会員とスパの入場券付きのプランは、滞在中は何度でも入り直せる
子ども0歳から料金がかかる。15歳以下は保護者と一緒に。浮き輪は使えず、アームヘルパーだけ
水着必要(男女一緒のエリア)。レンタルは男性用900円・女性用1,100円・子ども用550円
深さ屋内プールは1.2m

料金は税・サービス料込みです。チェックインの前とチェックアウトの後も、泊まる人の料金で使えます。部屋からバスローブとスリッパで行くのは断られているので、服のまま5階へ行って着替えます。

屋内温水プール・ジェットバス・2種サウナの構成

水まわりの施設は、5階の「庵スパTOKYO」内にまとまっています。構成はこうです。

  • 屋内温水プール(泳げるのはこの屋内プール)
  • ジェットバス(屋外)
  • アロマミストサウナ(遠赤外線型・室温約70℃)
  • ドライサウナ

ここで一番の誤解ポイントを正します。屋外で泳げる「屋外プール」はありません。屋外にあるのはジェットバスです。水着で泳げるのは屋内の温水プールのみ、と理解しておくのが正確です。サウナはアロマミストとドライの2種類がそろっているので、整い目的の滞在でも満足できます。

ナイトプール・営業時間は改装期間中につき公式で要確認

「夏のナイトプール」を期待して検索された方には申し訳ないのですが、2026年夏のナイトプール開催について、公式の確かな情報は確認できませんでした。開催を断定する材料がないため、本記事では「やります」とも「やりません」とも書きません。改装期間中で運用が流動的なので、ナイトプールの有無は公式サイトで最新情報を確認してください。

営業時間は、いまの庵スパのページでは8:00〜20:30(最終受付20:00)です(上の表)。混む日は入場制限がかかり、その間は2時間制になるとスパのよくある質問にあります。

現在のプールへのアクセスはロビーフロア経由に変更中

改装に伴う館内メンテナンスのため、通常の客室5階経由ルートは当面利用できず、現在はロビーフロアからの案内に変更されています。これは公式の特別営業のお知らせに明記されている運用変更です。プールやスパを利用する予定がある方は、当日スタッフの案内に従って移動してください。施設そのものは利用できるので、過度に心配する必要はありません。

アクセス・駐車場|ゆりかもめ台場駅直結の通いやすさ

アクセスは、このホテルの隠れた強みです。ネット上では最寄り駅の情報が混在していますが、正確には次のとおりです。

最寄りは台場駅直結+東京テレポート駅から徒歩約10分

  • ゆりかもめ「台場駅」に直結(駅から雨に濡れずに館内へ入れます)
  • りんかい線「東京テレポート駅」から徒歩約10分

注意してほしいのは、最寄りは「お台場海浜公園駅」ではなく「台場駅」だという点です。ゆりかもめの台場駅に直結しているので、雨の日でもスーツケースを引いて濡れずに移動できます。実際に泊まった私の実感としても、駅直結の安心感はお台場のホテル選びで大きな加点ポイントでした。新橋や豊洲からゆりかもめ一本でアクセスできるので、都心からの移動もスムーズです。

館内の2階にはローソンがあります。営業は6:30〜23:00で年中無休、薬は置いていません(ホテルの施設案内)。23時を過ぎると館内では買えないので、夜に要るものは早めに買っておくと安心です。

空港バスとディズニーへの無料シャトル

羽田空港と成田空港へは、ホテルから空港リムジンバスが出ています(予約制・有料)。2026年10月1日からの時刻表では、ホテル発の便は羽田空港行きが10本(7:25〜16:50)、成田空港行きが5本(6:35〜15:25)。所要は羽田まで約20分、成田まで約75分です。運賃は大人で羽田1,000円・成田3,100円(子どもは半額)。乗車券はホテルでは扱っていないので、ホテルのアクセスのページにある予約先から自分で取ります。

東京ディズニーリゾートへは、無料のシャトルバスがあります。ホテルが東京ディズニーリゾートの「グッドネイバーホテル」だからで、乗れるのはこのホテルに泊まる個人客だけです。予約制でネットから取り、受付は乗る日の2か月前の午前10時から前日の午後10時まで、キャンセル待ちはありません。ホテルが載せている時刻表(2026年10月18日に確認)では、行きはホテル発7:30・9:00・10:30の3本(ディズニーシーを通ってディズニーランドへ)、帰りはランド発18:45・20:55、シー発19:00・21:10で、所要は30〜40分です。便数はパークの運営時間で変わることがあり、服が濡れたままでは乗れません。

車で行くなら|駐車場の使い勝手

車派の方には、ホテルの駐車場が利用できます。お台場は周辺に大型商業施設が集まるエリアなので、ドライブがてら立ち寄って、買い物や観光と組み合わせる滞在もしやすい立地です。レインボーブリッジを車で渡ってチェックインに向かう道のりそのものが、ちょっとした旅の演出になります。料金の決まりは次のとおりです(ホテルのアクセスのページ・2026年10月18日に確認)。

項目内容
場所ホテルの地下・187台・高さ2.1mまで
泊まる人入庫から1泊(24時間まで)2,000円、2泊(48時間まで)4,000円、3泊からは6,000円。滞在中は出し入れ自由
レストランだけ3,000円以上の利用で2時間、10,000円以上で4時間の優待
時間を超えた分30分ごとに550円
夜の出口23:30〜翌6:30は出口が閉まる。出るときはフロントか出口の呼び出しボタンへ
スパだけ(泊まらない人)駐車サービス券(最大4時間)

泊まって館内のスパやレストランも使う人は、駐車券をフロントに見せるよう案内されています。

結婚式・周辺観光|ガラスチャペルとお台場の今

このホテルが”特別な日”に強いと最初に書きました。その象徴が、海を望むガラスチャペルです。そして周辺観光は、情報のアップデートが必要な部分なので、ここで正確に整理します。

ガラスチャペル ルーチェ・マーレとチャペル デル フィオーレ

ヒルトン東京お台場には、独立型のガラスチャペル「ルーチェ・マーレ(Luce Mare)」があります。イタリア語で「海の光」を意味するこのチャペルは、天井までのガラス窓越しに東京タワー・レインボーブリッジ・海を一望でき、特別な一日の舞台にふさわしい空間です。2階のメインロビーと同じフロアにあるため、宿泊客も自然とその近くを通ります。私が泊まったときも、滞在の動線の中で挙式の雰囲気とすれ違い、特別な空気を分けてもらった気分になりました。

もう一つ、ルネサンス様式の「チャペル デル フィオーレ」も用意されています。ガラス張りで海と橋を望む現代的な空間か、荘厳なクラシック空間か——好みで選べるのは、結婚式場としての懐の深さです。お台場ならではの「海と橋を背景にした結婚式」を検討している方には、有力な候補になるはずです。

お台場の”今”|大観覧車・チームラボボーダレスは閉館済み

ここは古い情報のまま書かれた記事が多いので、はっきりさせます。かつてお台場の象徴だったパレットタウンの大観覧車は営業を終了し、すでに解体されて現在は存在しません。同様に、お台場にあったデジタルアート施設「チームラボボーダレス」もお台場からは閉館・撤退済みです。お台場目当てで「観覧車」「ボーダレス」を期待していくと肩透かしになるので、注意してください。

チームラボボーダレスは麻布台ヒルズ(港区)へ移転し、2024年2月にオープンしています。豊洲にある「teamLab Planets」は別の施設なので混同しないようにしましょう。一方で、現在も営業しているのが「デックス東京ビーチ」と「アクアシティお台場」です。ショッピングや食事、海辺の散歩は今も十分に楽しめます。自由の女神像やお台場海浜公園、レインボーブリッジの遊歩道といった定番スポットも健在で、ホテルを拠点にした街歩きは満喫できます。

実物大ユニコーンガンダムは2026年8月31日で見納め|7階のガンダムベース東京は継続

お台場の新たな象徴だった実物大ユニコーンガンダム立像(ダイバーシティ東京プラザ/ホテルから徒歩約10分)は、2026年8月31日で展示を終了しました。2017年の設置から約9年、お台場を代表してきた立像です。6月20日からはカトキハジメ監修のファイナル特別装飾がまとわれ、最後の10日間は特別映像の上映も行われました。なお7階のガンダムベース東京(バンダイ直営店)は、立像とは別に営業を続けています(2026年7月22日にリニューアル。入店は抽選運用の場合あり)。ホテルから徒歩約10分のこの施設は、立像が無くなった後も、お台場に泊まる理由の1つです。営業時間・入場方法は変動するため、訪問前に公式サイトでご確認ください。変身時間・アクセス・混雑回避のコツはお台場ガンダム見納め完全ガイドに分けてまとめています。

さらに、閉業したパレットタウンの跡地(青海側)には、2025年秋に約1万人収容のTOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)が開業しました。B.LEAGUEの試合や大型ライブの会場で、遠征観戦の宿を探す人にとってもお台場は選択肢になります(アリーナは青海駅側で、ホテルからは徒歩15〜20分ほど)。

冬のお台場は、街ぐるみで明かりを灯してきました。2025年の「イルミネーションアイランドお台場」は11月21日から12月25日まで。ヒルトン東京お台場も参加施設の1つで、デックス東京ビーチやアクアシティお台場、自由の女神像と並んでイルミネーションスポットに名前がありました。点灯時間は施設ごとに違うと主催者が案内しています。

花火は2026年の日程が出ています。「お台場レインボー花火2026」は12月5日・12日・19日・26日の土曜の全4回(荒天の場合は中止)で、各日19時から約5分間、お台場の「自由の女神像」沖から打ち上げます。12月19日は音楽に合わせて打ち上げる「ミュージック花火」の日で、ホテルの新しいエグゼクティブラウンジのグランドオープンと同じ日です。ヒルトン東京お台場は主催の実行委員会に入っています(実行委員会の案内・2026年10月18日に確認)。2025年は24日のクリスマスイブを入れた全5回でしたが、2026年の案内に24日はありません。

花火の案内で電車の降り口に挙がる駅の1つが台場駅で、ホテルはその台場駅に直結しています(ホテルの案内)。2026年のイルミネーションの日程は、まだ公式に出ていません(2026年10月18日確認)。花火の土曜の値段は、記事の前半の一休の表に12日と19日を入れてあります。

元日の朝にお台場で初日の出を見るなら、まず時刻です。2027年1月1日の日の出は、東京で6時50分です(国立天文台の計算)。2025年から2026年の年越しには、東京都港湾局がレインボーブリッジの遊歩道を12月31日の午前10時から1月1日の午後6時まで通しで開け、「初日の出は、南側遊歩道のお台場海浜公園付近から見ることができます」と案内していました(三脚は使えず、天候で閉じることもあります)。2026年から2027年の案内は、まだ出ていません(2026年10月18日確認)。大晦日に泊まれば、元日の朝は電車の時刻を気にせずに出られます。ただ、一休では12月31日の夜の値段がまだ表示されていませんでした(記事の前半の表)。

踊る大捜査線の聖地を部屋から望む立地の楽しみ方

お台場と聞いて「踊る大捜査線」を思い浮かべる方も多いはずです。お台場海浜公園、シンボルプロムナード公園、そして正面に見えるレインボーブリッジは、シリーズの実際のロケ地・聖地として知られています。劇場版で象徴的に描かれたあのレインボーブリッジを、客室のバルコニーから望める——ファンにとっては、それだけで泊まる理由になります。

私のおすすめの楽しみ方は、一日を聖地巡礼の動線で組み立てることです。朝はバルコニーからブリッジを眺め、日中はフジテレビ周辺からデックス東京ビーチ、アクアシティお台場へ。夕方は海沿いの遊歩道を歩き、夜はバーで一杯。そして部屋に戻れば、ライトアップされたブリッジをひとり占め。聖地が徒歩圏に集まっているからこそ成立する贅沢な一日です。

まとめ|改装の進化を見届けながら泊まりたいホテル

事件は劇場で起きるのかもしれません。でも余韻は、レインボーブリッジが見える部屋でこそ深まります。ヒルトン東京お台場の本質は、バルコニーから望むベイビューという、お台場でも替えのきかないシグネチャーにあります。

いまも、約108億円・約2年がかりの全館改装の途中です。全館休業はすでに3月に明け、営業を続けながら2027年12月の完成を目指して段階的に生まれ変わっています。シースケープは7月13日に、エグゼクティブラウンジは8月26日に、そしてキャプテンズバーは9月15日に。”進化の途中”を見届けながら泊まれるのは、今だけの楽しみ方とも言えます。

記念日に、家族の節目に、聖地巡礼に、そしてヒルトンの上級会員特典を使い倒したいときに。あなたの滞在の目的がベイビューと”特別な時間”にあるなら、改装中であっても、私はこのホテルを自信を持っておすすめします。下のリンクから空室と料金を確認してみてください。

空室・料金を確認する

※ヒルトン・オナーズ会員の方は、ヒルトン公式サイト・アプリからの予約をおすすめします。一休.com・JTB・楽天トラベルなど公式以外からの予約では、滞在中の会員特典は使えないと、ヒルトンの会員規約にあります。

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。掲載内容は2026年9月1日時点の情報です。料金・営業状況・改装の進行は変動するため、予約前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

関東のほかのヒルトンと、全国の場所・これから開業する宿は、日本のヒルトン全ホテル一覧の地図で見られます。

よくある質問(FAQ)

Q. ヒルトン東京お台場は今も営業していますか?改装中でも泊まれますか?

A. 2026年2月1日のチェックアウト後から2月28日まで全館休業しましたが、3月1日に営業を再開しており、現在は営業を続けながら改装完了エリアから順次オープンする段階改装の最中です。約2年計画で2027年12月の完了を目指しています。総工費は約108億円です。

Q. アフタヌーンティーはやっていますか?料金はいくらですか?

A. 3階のキャプテンズ バー&ラウンジで、季節ごとに内容が変わる期間限定アフタヌーンティーを開催しています。2026年9月15日〜11月30日は山梨県産シャインマスカットの秋限定で、平日1名7,800円・土日祝8,400円(サンドイッチとスコーンは食べ放題)です。2階のグリロジー バー&グリルは9月15日からディナーのみの営業です。最新の内容・料金は公式サイトでご確認ください。

Q. 最寄り駅はどこですか?アクセスは便利ですか?

A. ゆりかもめ「台場駅」に直結しています。りんかい線を使う場合は「東京テレポート駅」から徒歩約10分です。台場駅直結なので、雨の日でも移動が楽なのが実泊した私の実感です。

Q. レストランやビュッフェは利用できますか?

A. 2026年10月11日時点では、日本料理・鉄板焼・寿司・天ぷらの「さくら」(3階)、グリロジー バー&グリル(2階・9月15日からディナーのみ)、中國料理「跳龍門」(2階)が営業中です。東京湾を望むビュッフェの「シースケープ テラス・ダイニング」も2026年7月13日にリニューアルオープンし、営業中です。2階にはスイーツ&デリの「LE CHOU CHOU」が9月15日にグランドオープンしました。キャプテンズ バー&ラウンジは2026年9月15日に2階から3階へ移り、公式の店舗情報にラウンジ11:00〜17:00(土日祝は10:00から)・バータイム17:00からの営業時間が載っています。

Q. エグゼクティブラウンジは改装でどう変わりますか?

A. 3階の東京湾とレインボーブリッジを一望できる場所へ移り、2026年12月19日(土)にグランドオープンします(ホテルマネージメントジャパンの2026年9月17日と10月14日の発表)。床面積は約337㎡、席数は109席(ホール99席・個室10席)で、ライブキッチンも新しくできました。営業時間は6:30〜21:30で、朝食・ブランチ・アフタヌーンティー・カクテルタイム・ナイトキャップの5つの時間帯があります。新しいラウンジでの営業は2026年8月26日14:30から始まっていて、改装の特設サイトはこれをプレオープンと載せています。

Q. 駐車場はありますか?料金はいくらですか?

A. ホテルの地下に187台分の駐車場(高さ2.1mまで)があります。泊まる人は入庫から1泊(24時間まで)2,000円、2泊(48時間まで)4,000円、3泊からは6,000円で、滞在中は出し入れできます。レストランだけの利用は3,000円以上で2時間、10,000円以上で4時間の優待があり、超えた分は30分ごとに550円です。23時30分から翌6時30分は出口が閉まるので、出るときはフロントか出口の呼び出しボタンを使います(2026年10月18日に公式で確認)。

Q. レストランやビュッフェに服装の決まり(ドレスコード)はありますか?

A. ホテルのよくある質問では、各レストランはビーチサンダル、タンクトップ、ショートパンツでの来店を断っています。3階のエグゼクティブラウンジはスマートカジュアルで、スリッパ、客室の浴衣、タンクトップ、ランニングシューズやショートパンツ、ビーチサンダル、服で覆われていないタトゥーは断られています。プールの行き帰りに館内をバスローブとスリッパで歩くのも断られています(2026年10月18日に公式で確認)。

Q. プールはありますか?ナイトプールは開催していますか?

A. 5階の庵スパTOKYO内に屋内温水プールがあり、屋外のジェットバス、アロマミストサウナとドライサウナを備えています。屋外で泳げるプールはなく、屋外はジェットバスです。アクアゾーンは8:00〜20:30(最終受付20:00)で、入場料は泊まる人が3,750円、泊まらない人は平日6,200円・土日祝8,000円です(2026年10月18日に公式で確認)。2027年1月12日から3月末ごろ(予定)までは、庵スパTOKYOの全館が一時休業します。ナイトプールの開催は、公式で確かめられていません。なお現在プールへは、ロビーフロアからの案内に変更されています。

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