2026年8月22日 現地実測
2026年8月22日に愛知県在住の筆者が現地で実測。料金・掲示は現地の看板が一次です。公式FAQとイベント一覧は2026年10月11日に読み直しました。
3秒結論
- 電車は名城線名城公園駅の「4番出口」一択。出口の目の前がアリーナ。ただし改札から出口まで4〜5分歩く
- 車は専用駐車場なし(公式FAQ明記)。隣の名城公園北園駐車場が乗用車30分毎300円
- コインロッカーは駅もアリーナも交通系IC専用=現金では預けられない。manacaやSuicaを1枚必ず
- 遠征で泊まるなら「会場近く」より駅近く。公演の夜の値段と帰りやすい宿はIGアリーナのホテルはどこがいい?へ
2025年7月に開業したIGアリーナ(愛知国際アリーナ・名古屋市北区)は、収容約17,000人(立ち見含む)の新しい大型アリーナです。ライブやスポーツで初めて行く方がつまずくポイントは、だいたい「出口」「駐車場」「ロッカー」の3つ。この記事はその3つを、現地の看板と公式FAQだけを根拠に、写真つきで潰していきます。

IGアリーナへ電車で行く|4番出口一択・エレベーターは「2」
最寄りは地下鉄名城線の名城公園駅(名古屋駅からは桜通線→久屋大通乗り換えで約14分・栄からは乗り換えなし)。駅の公式案内板でもIGアリーナは4番出口と明記されていて、たしかに出口を上がればアリーナは目の前です。ただし実測では改札からその4番出口まで4〜5分歩きます。地下通路は新装されていてきれいですが、「駅すぐ」の感覚で待ち合わせを組むとずれる距離です。
荷物が多い方・ベビーカー・車椅子の方は、構内の「地上ゆき/IGアリーナ」と表示された地上行きエレベーターで「2」を押してください。2階に上がるとGATE Bの目の前に出られます(通り抜け型エレベーターで、2階では奥の扉が開きます)。運賃は栄から210円、名古屋駅・金山・大曽根からは240円。なお駅の券売機はクレジットカード非対応なので、きっぷ派は現金を。そうでなければ、manacaを1枚持っていれば足ります。

帰り道はひと工夫を。公式FAQは第2のアクセスとして名古屋城駅(徒歩約10分)を案内し、さらに周辺工事のため終演後などの混雑時は他の駅を案内する場合があるとまで明記しています。最大17,000人が一斉に帰路につく終演後は、名古屋城駅まで歩いてしまったほうが、たぶん早く帰れます。
IGアリーナの駐車場実測|専用駐車場はありません
まず前提として、IGアリーナの公式FAQには来場者用の専用駐車場は用意していないと明記されています(周辺道路や近隣店舗への駐車も強く注意されています)。アリーナのすぐ隣にあるのは名城公園北園駐車場。料金看板の実測で、乗用車は30分毎300円、バスは最初の1時間2,000円・以降30分毎600円です。

夕方の時点では場内はがらがらでしたが、目を引いたのは駐車場の顔ぶれのほうで、テスラのスーパーチャージャーが6台、障害者用の区画が3枠。一般の平置き枠は決して多くありません。周辺の道路には時間帯つきの駐車禁止標識が立っていて、観戦での路上駐車はあてにできません。横断歩道を渡った名城公園南交差点の角にはアマノ系のコインパーキング「アットパーク三の丸4丁目」がありますが、こちらにはイベント開催日は特別料金になる趣旨の掲示が出ていました。イベント日に車で行くのは、満車と特別料金との勝負になります。私なら電車にします。

コインロッカー実測|駅もアリーナも「交通系IC専用」・現金不可
名城公園駅のコインロッカーは、アリーナへ向かう4番出口とは反対側の1番出口方向にまとまっていて、500円・700円・800円の3サイズ。ここで注意が1つ。全てキャッシュレスの交通系IC専用で、現金では使えません(気になって駅員さんに聞いてみたところ、「現金は使えません」と、その場で答えが返ってきました)。しかも取り出し時に預けたときと同じICカードが必要です。

アリーナ側にもロッカーはあります。公式FAQによると場外に3か所・場内に3か所、ただしイベント開催日のみの稼働で、現地利用はこちらも交通系IC決済のみ(事前予約は専用アプリ経由)。つまり駅もアリーナも、現金では荷物を預けられません。交通系IC1枚が、この会場の観戦必需品です。
アジア大会・アジアパラの期間中は、会場のロッカーが無くなります
ここまでは通常のイベント日の話です。アジア大会(9月19日〜10月4日)の期間中は、逆でした。これから始まるアジアパラ(10月18日〜10月24日)も、IGアリーナで試合のある日(10月16日・17日・19日〜23日)は同じです。大会組織委員会が出している手荷物検査の案内に、はっきり書いてあります。「会場内には手荷物預かり所、コインロッカー等はございません」。平常時の公式案内は「場外3か所・場内3か所」ですから、正反対です。
つまりこれらの日、預け先は名城公園駅のロッカーだけになります。1番出口方向・交通系IC専用・500円700円800円の3サイズ。数が決まっている以上、大会期間中はここに人が集まると考えておいたほうが安全です。あわせて荷物検査と身体検査も行われるので、組織委員会も「手荷物は最小限に、時間に余裕を持って」と案内しています。
持ち込みルール|キャリーケースは場内に入れられません
公式FAQの持ち込みルールも、荷物計画に直結するので要点だけ。飲食物の持ち込みは原則禁止で、熱中症対策のペットボトル・水筒のみ可(アルコールは不可・ビン缶も原則不可)。そしてキャリーケースなどキャスター付きの荷物は場内に持ち込めません。持ち込める手荷物は「座席と足の間に入る大きさまで」。旅行帰り・遠征でそのまま会場入りするなら、ロッカーの確保はほぼ必須。大きなキャリーが駅の大型(800円)に収まるかは規格次第なので、心配ならアリーナ側ロッカーの事前予約(公式FAQ記載の専用アプリ)も選択肢に。上のIC専用ルールとあわせて準備しておいてください。
大会期間中は、持ち込みのルールも別に決まっています
アジアパラの試合がある日も、組織委員会が持込禁止物品の一覧を別に出しています(アジア大会と同じ内容で、アジアパラ版は2026年10月11日に確認)。荷物計画に関わるのは3つです。ペットボトルと水筒は一人1本まで、容量750ml以下(原則、その場で試飲した上での持ち込みになります)。旅行用カバンなどの大型の荷物は、おおむね25リットル以下のやわらかい素材のものを除いて持ち込めません。それと全長30センチ以上のカメラレンズ、90センチ以上の旗竿・一脚・三脚も対象です。
会場にロッカーが無い期間に25リットルを超える荷物を持って行くと、預け先が駅しかありません。宿に置いてから来るのが、一番確実です。
開演前の時間つぶし|隣のtonarino(スタバ)
アリーナ隣の名城公園には商業施設tonarinoがあり、スターバックスが入っています。実測した夕方もテラスまで営業していて、開演待ちの受け皿はここが本命。館内にはランニングステーション「さら名城」(シャワーあり)も入っています。持ち込みが原則禁止な以上、食事は入場前にここで済ませてしまいましょう。ちなみに公園周辺には電動キックボードのLUUPポートもありました。

公式のイベント一覧に出ている、これから先の公演です(2026年10月11日に確認)。公演のある日は、終演後に名城公園駅へ人が集中します。帰りは名古屋城駅まで歩く手もあります。
| 日付 | 公演 |
|---|---|
| 10月16日(金)〜23日(金) | アジアパラ競技大会(IGアリーナは車いすバスケットボール。試合は10月16日・17日・19日〜23日) |
| 10月30日(金)、11月1日(日)・15日(日)・18日(水)、12月4日(金)・12日(土)・13日(日)・26日(土)・27日(日)・30日(水)、2027年1月2日(土)・3日(日) | B.LEAGUE(りそなグループ)の名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホーム戦 |
| 11月7日(土) | HOSHIMACHI SUISEI ARENA TOUR 2026 |
| 11月13日(金)・14日(土) | 緑黄色社会のARENA TOUR 2026 |
| 11月21日(土)・22日(日) | 35th L’Anniversary TOUR |
| 11月28日(土)・29日(日) | CUTIE STREET JAPAN ARENA TOUR 2026 -AUTUMN- |
| 12月19日(土)・20日(日) | BUMP OF CHICKEN TOUR 2026-2027 |
| 2027年1月15日(金)〜17日(日) | B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2027 |
アジア大会2026では「バスケットボール・柔道」の会場
2026年9月19日〜10月4日のアジア競技大会(愛知・名古屋2026)では、IGアリーナはバスケットボールと柔道の会場になりました。続くアジアパラ競技大会は10月18日〜24日で、IGアリーナは車いすバスケットボールの会場です。試合があるのは10月16日(金)・17日(土)・19日(月)〜23日(金)で、18日(日)と24日(土)にIGアリーナの試合はありません(組織委員会の会場ページ・10月2日時点)。8月22日に現地へ行ったときは、駅構内に大会ポスターが掲示され、バス停には大会に伴う市バスの運行経路変更のお知らせも貼り出されていました。アジアパラの期間に観戦へ行く方も、この記事のアクセス情報に加えて交通規制の直前確認を忘れずに。
アジア大会のIGアリーナは「9月10日」から動いた
ここが読み違えやすいところです。大会そのものの会期は9月19日から10月4日ですが、IGアリーナのバスケットボールは開会式より9日早く、9月10日に始まりました。日本バスケットボール協会が公表している日程は次のとおりです。
- バスケットボール男子(5人制):9月10日(木)〜20日(日)/愛知国際アリーナ=IGアリーナ
- バスケットボール女子(5人制):9月17日(木)〜26日(土)/同上
- 3×3(男女):9月21日(月)〜25日(金)/金城ふ頭駅前の特設コート=IGアリーナではありません
同じ「バスケを見に行く」でも、3×3だけは行き先がまるで違います。あおなみ線の金城ふ頭駅まで、名城公園からは片道1時間近くかかります。チケットを取ったら、競技名と会場名をもう一度見てください。柔道は9月30日(水)〜10月3日(土)に、各日午前と午後の2部で行われました(組織委員会の会場ページ・9月10日時点の日程)。
9月26日の朝は、マラソンの規制がありました
大会のマラソンは9月26日(土)。中日新聞の報道によれば、瑞穂区のパロマ瑞穂スタジアムを発着点に、北区のIGアリーナ付近を折り返す約20kmのコースを2周し、男子7時30分・女子7時50分のスタート。コース周辺の交通規制は午前6時45分から11時20分ごろとされています。
この日は、女子バスケットボールの最終日と重なります。アリーナのすぐそばが折り返し地点になっている時間帯に、アリーナへ向かう人がいるわけです。午前中に現地入りするなら、車は最初から選択肢に入れないほうが安全です。この記事の駐車場の章で書いたとおりIGアリーナに専用駐車場はなく、周辺のコインパーキング頼みになるため、規制がかかると逃げ場がありません。地下鉄名城線で名城公園駅、これ一択です。
大会期間は「自転車も」置けません
普段の名城公園は自転車で来る人が多い場所ですが、大会の会場アクセスを案内している愛知県のページには「会場には観客用の駐車場・駐輪場はございません。自動車・自転車等での来場はご遠慮ください」と書かれています(愛知県「【愛知国際アリーナ】競技会場までのアクセス」・2026年9月10日更新の内容を10月11日に確認)。同じページで会場は「名城公園駅4番出口より徒歩約0分」と案内されていて、この記事で書いてきた4番出口一択と一致します。徒歩ルートの案内図もこのページから開けます。
競歩も同じ考え方です。ハーフマラソン競歩は9月23日(水・祝)、マラソン競歩は9月27日(日)、いずれも午前7時30分スタートで、コースは愛知県庁・名古屋市役所の周辺。混雑時の逃がし先として本記事で案内している名古屋城駅(徒歩約10分)は、この2日の午前中はちょうどコース側にあたります。9月23日・26日・27日の午前は、名城公園駅を使うのが安全でした。
大会期間に泊まる人へ
競技が9月10日から10月4日まで続いたので、名古屋の宿は期間を通して動きました。エリア別の空室と相場は アジア大会2026の名古屋ホテルガイド に実測でまとめています。会場の近さより地下鉄の駅の近さで選ぶほうが、この大会は動きやすいです。

遠征で泊まるなら|「会場に近い」より「駅に近い」
公演の夜の宿の値段と、終演後に帰りやすい宿はIGアリーナのホテルはどこがいい?公演の夜の値段と帰りやすい宿にまとめました。
IGアリーナの周辺は公園と官庁街で、徒歩圏のホテルは多くありません。遠征の宿を「会場から近い」で探すと空振りします。「名城線の駅から近い」で探してください。栄・金山・大曽根からは乗り換えなし(210〜240円)、名古屋駅からは桜通線で久屋大通へ出て名城線に乗り換えて約14分です。エリアごとの選び方と大会期間の空室実測はアジア大会2026 名古屋の宿泊ガイドにまとめています。
1つだけ具体的な楽しみ方を足すと、コンラッド名古屋の39階の客室からは、IGアリーナがはっきり見えました。「アリーナが見える部屋」で前泊する遠征は、なかなか贅沢です。予約実務はコンラッド名古屋 予約・レストラン全情報へ。

よくある質問FAQ|IGアリーナのアクセス
Q1. IGアリーナの最寄り駅はどこですか?
A. 地下鉄名城線の名城公園駅です。アリーナへは4番出口が目の前ですが、改札から4番出口までは実測で4〜5分歩きます。第2のアクセスとして名古屋城駅(徒歩約10分)も公式FAQに案内されています。
Q2. IGアリーナに駐車場はありますか?
A. 来場者用の専用駐車場はありません(公式FAQ明記)。隣接の名城公園北園駐車場が乗用車30分毎300円ですが一般枠は多くなく、近隣コインパーキング(アットパーク三の丸4丁目)にはイベント日特別料金の趣旨の掲示がありました。公共交通機関が推奨されています。
Q3. コインロッカーは現金で使えますか?
A. 使えません。名城公園駅のロッカー(500円・700円・800円の3サイズ)は交通系IC専用で、取り出し時に預けたときと同じICカードが必要です。アリーナ側のロッカー(場外3か所・場内3か所)もイベント開催日のみ・現地利用は交通系IC決済のみです。
Q4. 飲食物やキャリーケースは持ち込めますか?
A. 飲食物の持ち込みは原則禁止で、熱中症対策のペットボトル・水筒のみ可(アルコール不可)です。キャリーケースなどキャスター付きの荷物は場内に持ち込めないため、駅かアリーナのロッカーに預ける前提で計画してください。
Q5. IGアリーナのキャパ(収容人数)は?
A. 立ち見を含めて約17,000人です。2025年7月に開業し、アジア大会2026ではバスケットボールと柔道の会場になりました。
Q6. 終演後の混雑はどう避けますか?
A. 最寄りの名城公園駅に人が集中するため、名古屋城駅(徒歩約10分)へ歩いて逃がすのが有効です。公式FAQも混雑時は他の駅を案内する場合があると明記しています。
Q7. アジア大会でIGアリーナが使われたのは何日ですか?
A. 大会の会期は2026年9月19日〜10月4日ですが、IGアリーナのバスケットボールは9月10日に始まりました(男子9月10日〜20日、女子9月17日〜26日/日本バスケットボール協会の公表日程)。3×3は金城ふ頭駅前の特設コートで別会場です。なお9月26日の午前はマラソンでアリーナ付近が折り返しとなり、午前6時45分〜11時20分ごろに周辺で交通規制がかかると報じられていました。
まとめ|IGアリーナは「IC1枚・4番出口・駅近の宿」
- 電車=名城公園駅4番出口。改札から4〜5分・エレベーターは「2」でGATE B前
- 車=専用駐車場なし。北園駐車場30分300円・イベント日は電車が素直
- 荷物=ロッカーは駅もアリーナもIC専用。キャリーは場内不可=ロッカー前提
- 宿=「会場近く」より「名城線の駅近く」。エリア別は宿泊ガイドへ
筆者=愛知県在住・外資系カード会社元営業10年以上。本記事の料金・ルールは2026年8月22日に現地の看板・掲示および公式FAQで確認したものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。


