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九州ふっこう応援割はいつから・いくら安くなる?発表初日に自分用へ整理した【随時更新】

九州ふっこう応援割 最大6割引・2026年10月1日宿泊分から(阿蘇・温泉・桜島を望む九州旅行のイラスト) おでかけ

著者:外資系カード会社元営業10年以上・FP2級・現役ヒルトンダイヤモンド会員(愛知県在住・プロフィール)

最終更新 2026年10月13日 18:23|最終確認 10月13日 18:23|予約受付を発表した県 7/7|県の正式な資料が出た県 7/7

30秒で分かる結論

  • いつから:2026年10月1日(木)宿泊分から(鹿児島だけ10月14日(水)から)。熊本・鹿児島は6割引、福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎は5割引(観光庁 8月28日発表)。年末年始(12月26日〜1月3日)は全県で対象外。
  • いくら:上限は宿だけの予約で1人2万円(交通付き2泊以上3万円・2県をまわる旅行3.5万円)。「1泊ごと」ではなく1つの商品ごとです(要綱の言葉は「旅行商品等あたり」)。宿だけを2泊1本で取れば2万円。1泊ずつ2本に分ければ2万円×2で、じゃらんnetと楽天トラベルの条件でそう確かめられました。→ 原文と出典
  • 予約はどこで:ネットの予約サイト・旅行会社・宿への直接予約の3つ。開く日は県と窓口ごとに違います。じゃらんnetでは、売り出した5県(熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎)とも受付停止の表示です(9月29日に確認)。→ 予約方法と、取れなかった時の次の枠
  • 県の資料は7県すべてで出ました(福岡は9月18日14時に県が記者発表・鹿児島は10月9日に県のページで発表)。熊本は9月15日10時に販売開始、佐賀は予約サイト9月24日・旅行会社10月2日、長崎は9月15日10時に販売開始(県が先行の2社をじゃらんnetと楽天トラベルと名指し・予約は11月29日まで)、大分は当初「9月下旬」の予定が9月25日12時に確定(ネットの予約サイト4社→旅行代理店10月9日→宿の直接予約10月16日)、宮崎は「九州ふっこう応援割~みやざき割キャンペーン~」の名前で9月16日にお知らせと公式特設サイトが出て、予約サイト(じゃらん・楽天トラベル)は9月25日10時に販売開始、福岡は9月24日(木)正午ごろから準備が整った事業者より順次。対象は熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎の5県が10/1〜12/25、福岡だけ10/1〜12/15。すでに入れてある予約は、この6県とも対象外と明記しています。鹿児島は「鹿児島ふっこう応援割」の名前で10月14日(水)から。旅行会社と予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで、宿への直接予約は2月28日宿泊分までで、12月26日〜1月3日は対象外です(対象の宿は10月10日に開いた県の特設サイトに載っていて、予約サイトは準備が整ったところから順に載ります)。県ごとの記事は長崎・福岡・熊本・宮崎・鹿児島・大分・佐賀、交通は交通編へ。
  • 自分は対象か:住んでいる県は問わない(九州在住も可)・一人旅も可・宿だけの予約も対象の見込み・ポイント宿泊は対象外。→ バラ予約の章

販売開始より前に入れた予約は対象外です(鹿児島を除く6県が県の資料に明記)。→ 取り直す順番とキャンセル料

今日やることは2つだけ

  1. 行きたい宿と日を決めて、キャンセル無料のプランで先に押さえる。10月の九州の宿はもう動いていて、割引が始まってから探すと部屋のほうが先になくなります。ただし鹿児島を除く6県は、販売開始より前に入れた予約は対象外と明記したので、先に取った予約は販売開始後に割引商品で取り直す前提です。キャンセル無料なら、それができます。
  2. 予約サイトで取れなかったら、同じ県の旅行会社と宿への直接予約の日付を見る。窓口ごとに開く日が違い、佐賀は旅行会社10月2日(金)・宿10月13日(火)13時、大分は旅行会社10月9日(金)・宿10月16日(金)、長崎は旅行会社とその他の予約サイトが9月30日(水)以降・宿の第2期が10月23日(金)10時です(9月29日に各県の特設サイトで確認)。→ 県別の次の窓口
「九州復興割」「九州応援割」「九州割」で来られた方へ(同じ制度です)

この制度は九州復興割・九州ふっこう割・九州応援割・九州割・九州支援割・九州旅割・九州復興応援割・九州旅行支援など、いろいろな呼び方で検索されています。とくに漢字の「九州復興割」は、2016年の熊本地震のときの制度から生き残っている言い方で、いまも多くの人がこの字で検索しています。どれも同じ制度のことで、正式名称は「九州ふっこう応援割」です(2026年8月28日の観光庁発表の表記)。この記事はその制度を書いています。呼び名がバラバラなのは、2016年の「九州ふっこう割」や各地の「県民割」の記憶が混ざるからだと思います。

発表を見た私自身が「で、いつから? どこで予約するの?」とよく分からなかった制度です。公式の資料にあたって、自分が読んで分かるように整理したのがこの記事です。気になる章だけ拾って読んでもらって大丈夫です。

九州ふっこう応援割の予約開始日は、熊本(9月15日10時)から出始めました。出た県から、私(よこ)がLINEで1通ずつお知らせします(最大7通)。それと月1回のまとめ以外は送りません。これまでに決まった分は、下の7県の表にそのまま出しています。

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九州ふっこう応援割(九州復興割)の予約方法|予約済みの人と、取れなかった人の次の手

予約サイトの枠は、売り出した県から早く埋まっています。9月29日に見たときには、じゃらんnetは熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎の5県とも「予算上限に達したため、受付を停止いたしました」の表示で、佐賀県の特設サイトは対象の予約サイト7社とも「※完売しました」と出していました。

予約サイトで取れなくても、同じ県の旅行会社や宿への直接予約がこれから開く県があります(日付は下の表・9月29日時点)。長崎県は、窓口ごとに枠を分けていると書いています(ながさき旅ネット「それぞれの販売チャネルにおいて、予算を確保しています」)。

予約方法は3つ|予約サイト・旅行会社・宿への直接予約

買える場所は、①ネットの予約サイト、②旅行会社、③宿への直接予約の3つです。開く日は県と窓口ごとに違います(下の表)。

主な予約サイトでは、割引が自動で付くのがじゃらんnet・一休.com・Yahoo!トラベル、先にクーポンを取るのが楽天トラベルです。どちらも、確定の前に支払う額の欄で割引が引かれているかを見てください。一休.comは「予約完了前に、【お支払金額】欄に割引金額が反映されていることを必ずご確認のうえ、ご予約を完了してください」と案内しています。

宿に直接申し込むときは、宿の公式サイトか電話で「九州ふっこう応援割を使いたい」と伝えます。使えるのは、その県の参画施設に入っている宿だけです(一覧は県の特設サイトに出ます)。福岡県の特設サイトは「宿泊施設にて、代表者の本人確認と補助金申請書へのご記入をお願いいたします」と書いています。長崎県と宮崎県は、宿に予約した後に「STAYNAVI」で割引クーポンを取る形です。長崎県の特設サイトは、予約したらすぐにクーポンを取るよう書いていて、クーポンを取れなかった予約は割引の対象外です(10月11日に確認)。長崎の宿への直接予約の第2期は10月23日(金)10時からなので、宿に予約を入れたら、その場でSTAYNAVIまで済ませてください。

予約済みの宿は対象外|取り直す順番とキャンセル料

販売が始まる前に入れた予約には、割引は付きません。熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎・福岡の6県が、県の資料で対象外と書いています(鹿児島は、10月9日の県のページに予約済みの扱いの記載なし)。佐賀県の特設サイトは「予約開始日以前の予約分は、割引対象期間中の宿泊であっても対象外です」。

予約サイトも同じです。楽天トラベルは「九州ふっこう応援割の開始前の予約については、割引対象となりません」。一休.comは、受付開始前の予約は対象外としたうえで、「新規ご予約としてお取り直しいただくことで」クーポンを使える場合があると案内しています。

取り直すなら、この順番です。

  1. 元の予約のキャンセル料が、いつからかかるかを見る
  2. 割引の付いた新しい予約を取る(支払う額の欄で割引を確かめる)
  3. 新しい予約が取れてから、元の予約を取り消す

取り直しで出たキャンセル料について、楽天トラベルは「予約の取り直しに伴って発生したキャンセル料は、理由にかかわらず補填されません」と書いています。じゃらんnetのヘルプは、販売開始後に入れた予約なら、変更できる期限の中の予約変更で割引を付けられると答えています(販売開始前の予約と、受付が上限で止まっている間は不可)。

取れなかった時の次の枠|県別の日付

予約サイトで取れなかった人が、次に狙える窓口です。9月29日に、各県の特設サイト、九州旅ネットの7県表、じゃらんnetの九州ふっこう応援割のページで確認しました。旅行会社の売り出しは、各社の九州ふっこう応援割のページで確認しました(各県の行の「旅行会社では」の文。福岡と熊本は10月7日の13時9分から13時13分、それ以外の県は10月7日の1時19分から1時20分)。

県 予約サイトの状況 次の窓口と日付
佐賀 県の特設サイトは、対象の予約サイト7社(楽天トラベル・じゃらんnet・一休.com・Yahoo!トラベル・ANA X・るるぶトラベル・JTB)とも「※完売しました」の表示 旅行会社は10月2日(金)から、宿への直接予約は10月13日(火)13時から。どちらも準備が整ったところから受付が始まります
旅行会社では、JTBが9月24日12時にネット予約を始めました(県の特設サイトでは「完売」)。名鉄観光は10月6日12時に宿泊商品を発売し、10月7日1時19分に見たときは「販売終了」の表示でした。JALと近畿日本ツーリストは佐賀を取り扱わず、日本旅行の佐賀は「未定」の表示です(各社のページを10月7日の1時19分から1時20分に確認)
福岡 じゃらんnetは10月8日10時に受付開始→16時13分に見たときは受付停止の表示(10月8日更新) 予約サイトは楽天トラベル(10月1日10時)・一休.comとYahoo!トラベル(同12時)が売り出した日のうちに終わり、12時24分に見たときには3社とも「終了」。飛行機と宿のセットもANA・JALが14時に売り出し、15時30分過ぎには両社とも終了(ANA「販売完了」・JAL「受付停止」)。じゃらんnetは10月8日10時に受付を始め、16時13分には受付停止の表示(10月8日更新)。旅行会社の一覧は9月30日に県の特設サイトで公開。宿への直接予約は9月28日に補助額の上限の告知が出て、9月29日午後に県の特設サイトがこの告知を「現在、『宿泊施設への直接予約』の受付は、北九州市以外の地域において停止しています」に書き換えました(北九州市の宿は止まっていないと読めます。使えるかは、泊まる前に宿に確かめてください。9月29日に確認)。県は10月9日(金)正午から、この直接予約の割引の追加受付を始めました(10月8日の告知どおり)
旅行会社では、JTBが10月7日13時にWeb予約の受付を始めました(宿泊のみも、飛行機やJRと宿のセットも対象。JTBトラベルメンバーの会員登録とクーポンコードの入力が要ります。13時9分に見たときは「配布終了」の表示なし)。近畿日本ツーリストは「10月7日開始予定としておりましたが、延期となりました」の表示で、開始日時は改めて知らせると書いています。クラブツーリズムの福岡の対象商品も、近畿日本ツーリストのページで売る予定です。名鉄観光の宿泊商品は10月6日12時に発売して「販売終了」、日本旅行の福岡は「未定」の表示のままです(各社のページを10月7日13時9分に確認)
長崎 じゃらんnet・楽天トラベルの先行分は「完売」(県の特設サイト)。10月2日22時30分に見たときも、じゃらんnetは「予算上限に達したため、受付を停止いたしました」、楽天トラベルは長崎のクーポンが全て「終了しました」の表示 旅行会社とその他の予約サイトは9月30日(水)以降、準備が整ったところから順次。県の一覧(10月2日10時30分現在)では、るるぶトラベルは9月30日に完売、一休.comとYahoo!トラベルは10月8日(木)正午に受付を始め、12時8分には両社とも受付終了(両社の長崎の一覧で確認)、Agodaは「10月上旬」。旅行会社は会社ごとに販売開始の日が違います。宿への直接予約は、第1期が予算の上限で受付停止(予約の取り消しなどで予告なく再開する場合あり)、第2期(10月23日チェックイン〜12月26日チェックアウト分)は10月23日(金)10時から
旅行会社では、JTBが9月30日12時、JALが10月2日14時に売り出しました(JALは同じ日に受付停止)。名鉄観光は10月6日12時に宿泊商品を発売し、10月7日1時19分に見たときは「販売終了」の表示でした。日本旅行と近畿日本ツーリストの長崎は「未定」の表示です(各社のページを10月7日の1時19分から1時20分に確認)
熊本 じゃらんnetは受付停止の表示(9月16日更新) 県の特設サイトの宿泊施設一覧・旅行会社一覧に載ったところ(準備が整った施設から順次販売)
旅行会社では、JALが10月5日10時(同じ日に受付停止)、名鉄観光が10月6日12時(交通付き宿泊旅行商品。10月7日13時9分に見たときも「販売終了」)、日本旅行が10月6日14時に売り出しました。日本旅行は16時40分に受付を終了し、10月7日は「10月7日(水)の発売開始はございません」の表示です。HISは10月7日(水)正午12時からの予告で(オンライン予約限定・クーポンコードを入れて使う形)、13時13分に見たときもページはこの予告の文言のままで、売り切れや受付終了の表示はありませんでした。熊本の対象ツアーのページは出発日を選べる表示で(13時12分)、予約画面でクーポンが適用できないときは予算の上限に達していると判断してほしい、とHISは書いています。JTBは10月8日13時に熊本のWeb予約を始めましたが、16時34分に見たときには「本クーポンは終了いたしました」の表示でした。近畿日本ツーリストの熊本は「未定」の表示です(10月7日の13時9分から13時13分に確認)
大分 じゃらんnetは受付停止の表示(9月25日更新) 旅行会社は10月9日(金)、宿への直接予約は10月16日(金)から。割引の付く宿泊も、それぞれその日から
旅行会社では、JAL・近畿日本ツーリスト・クラブツーリズムが大分を取り扱わないと書いています。JTBと日本旅行は「未定」、名鉄観光の宿泊商品は「準備中」の表示で、HISのページには大分のクーポンの欄がまだありません(各社のページを10月7日の1時19分から1時20分に確認)
宮崎 じゃらんnetは受付停止の表示(9月25日更新) 宿と旅行会社は9月28日(月)以降、準備ができたところから順次。宿に直接予約したときは、「STAYNAVI」で割引クーポンを取る形です
旅行会社では、JALが9月30日14時(同じ日に受付停止)、JTBと名鉄観光が10月5日12時に売り出しました。名鉄観光の宿泊商品は10月7日1時19分に見たときは「販売終了」の表示でした。JTBは国内ツアー(飛行機やJRと宿のセット)だけで、宿泊のみの取り扱いはありません。近畿日本ツーリストは宮崎を取り扱わず、日本旅行の宮崎は「未定」の表示です(各社のページを10月7日の1時19分から1時20分に確認)
鹿児島 国の応援割の分は10月14日から。じゃらんnetは「準備中」の表示 10月14日(水)から(県が10月9日に発表)。旅行会社と予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで、宿への直接予約は2月28日宿泊分まで、12月26日〜1月3日は対象外。対象の宿は10月10日に開いた県の特設サイトに載る(予約サイトは準備が整ったところから順に)。県独自の「かごしま観光応援割」は別の制度で、9月14日〜10月13日宿泊分(県のサイトは「一部施設、事業者によって既に予約受付を終了している場合がございます」)
旅行会社の鹿児島は、JTB・日本旅行・近畿日本ツーリストが「未定」、名鉄観光とJALが「準備中」の表示です(各社のページを10月7日の1時19分から1時20分に確認)

出どころ:佐賀=saga-ouen.jp/福岡=fukuoka-fukkou-wari.jp/長崎=nagasaki-fukkou-wari.jp/熊本=kumamoto-ouenwari.com/大分=oita-fukkou-wari.jp/宮崎=miyazaki-ouen.jp/鹿児島=九州旅ネット(九州観光機構)と県の「かごしま観光応援割」のサイト。予約サイトの状況は、じゃらんnetの九州ふっこう応援割のページ。

止まった窓口が戻ることもある、と楽天トラベルとじゃらんnetは書いています。楽天トラベルは「終了した都道府県でも、キャンセルや追加予算の状況により、随時再開する場合がございます」、じゃらんnetは「終了した県でも、キャンセル等の状況により、ご利用できる場合があります」。長崎県も、宿への直接予約の第1期について「予約取り消し等により、予告なく再開される場合があります」と書いています。ただ、いつ戻るかはどこも書いていません。日付の決まっている次の窓口を、先にカレンダーに入れておくほうが確実です。

いくら安くなる?(割引率と上限の算数)

制度の正体が分かったところで、次は肝心の金額です。

7県の割引率・予約開始日・期間【一覧】

まず地図で行き先を探してください。色が濃い2県(熊本・鹿児島)が6割引、薄い5県が5割引です。県を押すと、下の表のその行に飛びます。

福岡|5割引福岡5割引佐賀|5割引佐賀5割引長崎|5割引長崎5割引大分|5割引大分5割引熊本|6割引熊本6割引宮崎|5割引宮崎5割引鹿児島|6割引鹿児島6割引6割引(熊本・鹿児島)5割引(ほか5県)

出典:国土数値情報(行政区域データ・2024年1月1日時点/国土交通省)を加工して作成。表示範囲の都合で、五島列島・対馬(長崎県)と奄美群島(鹿児島県)は図に入っていませんが、いずれも応援割の対象です。割引率は観光庁の2026年8月28日発表資料より。

※スマホでは横にスクロールできます。県名を押さえたまま右へ。

県 割引率 満額が使える料金の目安
(1人・1本の予約)
予約開始日 10月時点の交通 見張る公式サイト
熊本県
→ 熊本県版
6割引 1泊 約33,300円まで 9月15日(火)10時から販売開始
対象10/1〜12/25宿泊分・準備が整った宿・旅行会社・予約サイトから順次(熊本ふっこう応援割 公式サイト)
新幹線は9月18日に全線で再開しました。宇土〜八代の在来線も10月10日(土)から通常ダイヤで再開(JR九州・10月12日に確認) もっと、もーっと!くまもっと。
鹿児島県
→ 鹿児島県版
6割引 1泊 約33,300円まで 10月14日(水)から
10月9日に県が発表(同じ日に県議会で補正予算が可決)。対象の宿は10月10日に開いた県の特設サイトに(予約サイトは順に載る)。9/11に可決した4億5,200万円は県独自の「かごしま観光応援割」の分です
本州との直通は災害前の9割程度の本数。新八代付近で徐行(下り最大8分遅れ) かごしまの旅
→ 鹿児島県版の記事
福岡県
→ 福岡県版
5割引 1泊 40,000円まで 9月24日(木)正午ごろから、準備が整った事業者より順次(開始時刻は予約サイトごとに違い、買えるサイトは準備が整ったところから県の特設サイトにボタンが並びます)。宿への直接予約は9/28に補助額の上限(県の特設サイト・残枠が出れば再開の場合あり。9/29午後に「北九州市以外の地域において停止」へ書き換え。10/9正午から追加受付)
対象は10/1〜12/15宿泊分=7県で福岡だけ10日 早く終わります。コールセンター050-1732-4650(10時〜17時・土日祝を除く。9/18〜9/30は土日祝も営業)(九州ふっこう応援割お知らせサイト 9/19確認)
博多〜熊本はダイヤ変更なし。影響は小さい クロスロードふくおか
佐賀県
→ 佐賀県版
5割引 1泊 40,000円まで 予約サイトは9月24日(木)・旅行会社は10月2日(金)から
対象10/1〜12/25宿泊分・予約開始日より前の申込は対象外(県観光課 9/11)。予約サイトは正午(12時)から、宿への直接予約は10月13日(火)13時から。県の特設サイト(九州ふっこう応援割さがキャンペーン)で予約サイトのリンクがあるのは楽天トラベル・じゃらんnet・一休.com・Yahoo!トラベル・ANA X・るるぶトラベル・JTBの7社(9/24確認)。9/29には7社とも「※完売しました」の表示
影響なし あそぼーさが
→ 佐賀県版の記事
長崎県
→ 長崎県版
5割引 1泊 40,000円まで 9月15日(火)10時に開始
じゃらんnet・楽天トラベルの先行分は完売(対象は10/1〜12/1チェックアウト分まで)。宿に直接は9/28 10時に開始し、10/1チェックイン分からの第1期は当日に上限(10/23チェックイン分からの第2期は、予約・販売が10/23 10時からで、それより前の申込みは対象外)。旅行会社とほかの予約サイトは9/30以降で、こちらは12/26チェックアウト分まで(県の特設サイト・県の観光連盟)
影響なし 県公式ページ・ながさき旅ネット
大分県
→ 大分県版
5割引 1泊 40,000円まで 9月25日(金)12時に開始
楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.comの4社→旅行代理店10/9→宿の直接予約10/16。大分だけ泊まれる日の始まりも窓口で違います=予約サイト10/1〜・旅行代理店10/9〜・宿の直接10/16〜(終わりはどれも12/25宿泊分)・県観光政策課(9/16確認)・九州ふっこう応援割お知らせサイト(9/19確認)
影響なし おんせん県おおいた
→ 大分県版の記事
宮崎県
→ 宮崎県版
5割引 1泊 40,000円まで 9月25日(金)10時に開始
じゃらん・楽天トラベルの2社→宿・旅行会社は9/28以降に順次/対象10/1〜12/25・県の公式特設サイト miyazaki-ouen.jp 9/16(観光庁の県別表と一致)
影響なし みやざき観光ナビ

割引率と上限は観光庁の2026年8月28日発表資料。満額の目安は上限2万円を割引率で割った金額(2万円÷0.6=約33,300円/2万円÷0.5=40,000円)。予約開始の「日」が出たのは熊本(9/15 10時)・長崎(9/15 10時)・佐賀(予約サイト9/24・旅行会社10/2)・大分(予約サイト9/25 12時・旅行代理店10/9・宿10/16)・宮崎(予約サイト9/25 10時・宿と旅行会社9/28以降)の5県に福岡(9/24・10/1〜12/15)が加わって6県。鹿児島も10月9日に県が発表し、10月14日から始まります。観光庁の専用ページの県別表(予約開始日・割引対象期間)も9月18日に更新されて福岡が埋まり、「ー」で残っているのは鹿児島だけになりました(9月19日に確認。大分は当初「9月下旬」の予定でした)。表の「満額の目安」は1泊だけ予約する場合の金額です。交通はJR九州の8月27日・28日のリリースより。

熊本と長崎は9月15日10時に、実際に予約の受付が始まりました。佐賀は予約サイトが9月24日・旅行会社が10月2日と決まっています。大分は9月25日12時、宮崎は9月25日10時から。福岡も9月24日と決まり、鹿児島も10月9日に県が発表して10月14日から始まります。日が出た県から順に予約が始まります。

上限は宿泊だけの予約が2万円・交通付き2泊以上が3万円・2県以上の周遊が3.5万円(国の交付要綱の別表より)。

上限の単位は決着しました。「1泊ごと」ではなく「1つの商品ごと」です。国の交付要綱の別表に「旅行商品等あたりの割引限度額」と書かれていました(9月1日に大分県の公募ページで見つけた資料。原文はこちら)。人数分は足せます(観光庁のページの表記は「1旅行・1人当たり」)。ここから先の数字は「1泊だけ予約する場合」のものです。宿だけを2泊1本で取ると、上限は2泊合わせて2万円になります。

ここで大事なのが上限の算数です。「6割引!」と聞くと高いホテルほどお得に見えますが、割引額は2万円で頭打ちになります。つまり、こうです。

  • 5割引の5県(福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎):1人あたり1泊4万円までは満額の5割引。それを超えると、割引率は実質どんどん下がる
  • 6割引の県(熊本・鹿児島):1人あたり1泊約33,000円までが満額ゾーン

この上限は1人・1商品あたり(国の交付要綱の別表が「旅行商品等あたり」)。なので計算は1人分の料金でやります。以下は1泊だけ予約する場合の数字です。1人で1泊8万円の部屋に泊まると、割引は2万円で頭打ち=実質25%引き。ところが同じ8万円の部屋でも、2人で泊まれば1人4万円=満額5割引のゾーンに収まります。家族4人で1泊6万円の部屋なら1人1.5万円。余裕で満額です。「高級ホテルに飛びつく前に、まず人数で割って、上限と見比べる」。キャンペーンを売る側にいた人間として、ここが一番伝えたい算数です。

例えば家族4人・大分に2泊・1泊6万円の部屋なら

宿代(2泊・1本の予約) 120,000円
1人あたり 30,000円 → 5割引で15,000円の割引(上限2万円に届かない=満額)
4人分の割引 60,000円引き → 支払い60,000円
同じ条件で鹿児島(6割引)なら 1人18,000円の割引(上限内)→ 72,000円引き → 支払い48,000円

人数で割ってから上限2万円と見比べる、が全部の算数です。

割引の上限は1人1商品2万円まで満額が使える1人あたりの宿泊料金(1泊だけの予約)6割引(熊本・鹿児島)〜約33,000円は満額6割それ以上は率が下がる5割引(福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎)〜40,000円は満額5割それ以上は率が下がる例:1人8万円の部屋は割引2万円止まり=実質25%引2人で泊まれば1人4万円=満額の側に入る

この「人数で割ってから、上限と見比べる」感覚だけ持って帰ってください。九州のホテルの実例で言えば、私が泊まったヒルトン長崎も2人利用ならこの満額ゾーンに入ってくる価格帯です。

応援割の枠が取れなかった人へ。楽天の5%クーポンは10月31日まで

応援割の予約サイトの枠は、売り出した県から早く埋まりました。その代わりに使えるのが、楽天トラベルが8月28日から配っている熊本・鹿児島の宿の5%OFFクーポンです(先着13,500枚・割引は1予約2,000円まで・1室大人2名以上・10月31日チェックアウト分まで・10月10日と11日は除外)。10月1日4時12分に楽天の画面で、まだ取れる状態なのを確かめました。9月30日までだった熊本の10%OFFと楽パック11,000円引きは、もう使えません。応援割との比べ方と除外日の話はこの記事の後半に書きました。

取れなかった人の次の手|楽天の5%クーポン(10月31日まで) ›

(広告)楽天トラベルの特設ページへ移動します

10月に行く人は、宿を先に押さえておく

予約サイトの枠が埋まった県でも、旅行会社や宿への直接予約など、次の窓口が開く日があります(日付は予定表に)。キャンセル無料のプランなら、割引が付くか分かる前に宿を取っても戻せます。販売開始より前に入れた予約は対象外と公式の資料に書いた県が6県あるので、割引の商品が出たら取り直す前提で。

10月に行く|キャンセル無料の宿を先に押さえる ›

(広告)一覧から宿を開き、プラン欄で「キャンセル無料」を選んでください

いくらの宿から「上限で頭打ち」になるか(逆算)

上限額そのものより、いくらの宿を取ると上限に届くのかのほうが実務では役に立ちます。割り算するとこうなります。1人あたり1泊の金額で見てください。

上限の区分 6割引の県(熊本・鹿児島) 5割引の県(福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎)
2万円(宿泊単体/交通付き1泊) 約33,300円で頭打ち 40,000円で頭打ち
3万円(交通付き2泊以上) 50,000円で頭打ち 60,000円で頭打ち
3.5万円(2県以上の周遊) 約58,300円で頭打ち 70,000円で頭打ち

上限額 ÷ 割引率で計算(2万円÷0.6=33,333円、2万円÷0.5=40,000円)。この上限は国の交付要綱の別表で「旅行商品等あたり」と決められています=宿だけの予約なら1泊でも2泊でも合計2万円まで。表の金額は「1本の予約の合計額」として読んでください(2泊なら1泊あたりの目安は半分になります)。人数分は足せます(観光庁のページの表記は「1旅行・1人当たり」)。2026年9月1日23時時点。

ここを超えた分は、丸ごと自己負担になります。6割引の熊本・鹿児島でも、1人3万3千円を超えたところから割引率は実質的に下がっていく。数字の上では6割引の県のほうが早く頭打ちになるのが、ちょっと意地悪なところです。

逆にいうと、1人2〜3万円台の宿が一番制度に噛み合います。高い部屋を無理に取るより、この価格帯を人数分そろえるほうが、割引の取りこぼしがありません。

割引されても「宿泊税」は別にかかります

見落とされがちですが、九州の主要都市には宿泊税があります。宿泊料金とは別に、1人1泊ごとに徴収されるものです。応援割で6割引になっても、これは消えません。

都市 税額(1人1泊) 課税開始
熊本市 一律200円(免税点なし) 2026年7月1日のチェックイン分から
福岡市 2万円未満200円/2万円以上500円(うち県税50円) 2020年4月1日
長崎市 1万円未満100円/1万〜2万円未満200円/2万円以上500円 2023年4月1日

各市の公式ページで確認(2026年8月30日)。北九州市など他の自治体にも宿泊税があります。金額は数百円ですが、人数×泊数で積み上がります。

そして、ここでまだ誰も答えを出していない疑問が1つ出てきます。福岡市と長崎市の宿泊税は「2万円以上かどうか」で税額が変わる。では応援割で割り引かれたとき、2万円の判定は割引前の金額か、割引後の金額か。

これで1泊300円変わります。4人で2泊なら2,400円。調べた範囲では、この点に触れた公式資料は見つかりませんでした。各県の実施要綱が出たときに、私はまずここを見ます。

九州ふっこう応援割(九州応援割・復興割)はいつから?県別の予約開始日

金額の次は、一番検索されているはずの「いつから」です。

割引の対象が「2026年10月1日(木)宿泊分から」なのは、鹿児島を除く6県です(鹿児島は10月14日(水)宿泊分から・10月9日に県が発表)。ちなみに2026年のシルバーウィークは9月=開始より前なので、そもそも対象に入っていません。予約開始の「日」は、7県すべてで出ています(最後の鹿児島は10月9日に発表・10月14日から)。熊本と長崎は9月15日(火)10時に売り出しました(長崎は県が先行の2社をじゃらんnetと楽天トラベルだと名指ししています)。佐賀は予約サイトが9月24日(木)正午・旅行会社が10月2日。大分は当初「9月下旬」の予定でしたが、9月25日(金)12時にネットの予約サイト4社(楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.com)で始まると県観光政策課のページに載り、旅行代理店は10月9日、宿への直接予約は10月16日からと3段階になりました。宮崎も同じ9月25日(金)で、こちらは10時からじゃらんと楽天トラベルの2社で販売開始、宿と旅行会社は9月28日以降に準備ができたところから順次(9月16日に開いた県の公式特設サイトの記載で、観光庁の県別表とも一致。県のお知らせ本文には日付がありません)。福岡は9月18日14時に県が記者発表しました(商工部観光局観光振興課)。予約受付は9月24日(木)から、準備が整った事業者より順次。買える窓口は3つ=登録した宿への直接予約/県内の登録旅行会社/宿泊予約サイト(じゃらん・楽天トラベル等)で、どの宿とどの予約サイトが対象かは、9月24日以降に県の特設サイトfukuoka-fukkou-wari.jpに出ます。9月24日以降の予約分から助成対象で、9月23日以前の予約は対象外とも明記されました。鹿児島も10月9日に県が発表し、10月14日から始まります。対象期間は、熊本・大分・佐賀・長崎・宮崎の5県が10月1日〜12月25日宿泊分、福岡だけが10月1日〜12月15日宿泊分(12月16日チェックアウト分まで)。鹿児島は10月14日から、旅行会社と予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで、宿への直接予約は2月28日宿泊分までです。終わりの時期は、観光庁の県別表の注記では「各県の予算がなくなり次第終了します」。九州観光機構のお知らせサイトも「国の交付金を活用した事業のため、取扱額が上限に達し次第、販売終了となります」と書いています。

いつからいつまで?日付の順に並べた予定表

ここまでは県ごとの話でした。ここからは日付の順に並べ直します。自分の行きたい県を引くなら下の7県表が早いのですが、「次はいつ、どこで買えるのか」は日付で並べないと見えません。2026年9月29日に確認した時点で公表されているものを、全部この1枚に入れました。

日付 何が起きるか 出どころ
9月15日(火)10時 済み。熊本と長崎が、じゃらんnetと楽天トラベルで売り出しました。どちらも同じ日のうちに「予算上限に達したため、受付を停止いたしました」の表示に変わっています 県公式・各社のページ
9月18日(金) 済み。佐賀のキャンペーンページ、長崎の特設サイト、大分の専用サイトが公開されました。同じ日に福岡県が販売開始日(9月24日)と対象期間を発表しています。なお長崎の特設サイトには、トップにまとめの「ご利用期間」欄が無く、日付は申込方法ごとの欄で読みます(9月23日に確認) 各県公式
9月24日(木) 済み。佐賀がネットの予約サイトで正午に販売開始(楽天トラベルの佐賀の宿泊クーポンは12時3分の時点で先着の上限)。福岡は正午ごろから、準備が整った事業者より順次で、対象は12月15日の宿泊分まで(7県で福岡だけ10日 早い) 観光庁・九州旅ネット・楽天トラベル
9月25日(金)10時 済み。宮崎がネットの予約サイトで10時に販売開始(9月25日12時16分に見たときには、じゃらんnetは停止の表示がなく「宿・ホテルのプランを探す」のボタンが出ている状態、楽天トラベルは宿泊クーポン(1泊用の先着2,790枚と2泊用の先着880枚)が2種類とも「終了しました」の表示)。次の窓口は宿と旅行会社で、9月28日(月)以降に準備ができたところから順次 県の公式特設サイト・じゃらんnet・楽天トラベル
9月25日(金)12時 済み。大分がネットの予約サイトで正午に販売開始(9月25日12時16分に見たときには、楽天トラベルは宿泊クーポン(1泊用の先着2,850枚と2泊用の先着460枚)が2種類とも「終了しました」の表示、じゃらんnetは停止の表示がなく「宿・ホテルのプランを探す」のボタンが出ている状態、Yahoo!トラベルは大分の宿に「宿泊割(受付終了)」の表示、一休.comは大分の欄が「終了」の表示)。次の窓口は旅行会社が10月9日(金)、宿への直接予約が10月16日(金) 県 観光政策課・楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.com
9月28日(月) 済み。長崎は宿への直接予約が10時に始まり、10月1日チェックイン分からの第1期は同じ日に予算の上限に達しました(10月23日チェックイン分からの第2期は別の枠)。宮崎は宿と旅行会社(準備ができたところから順次)。ANAは14時に佐賀と宮崎の航空券+宿を売り出し、同じ日のうちに両県とも販売完了になりました。福岡は宿への直接予約が補助額の上限に達しました(県の特設サイト。9月29日午後に「北九州市以外の地域において停止」へ書き換え、10月9日正午から追加受付) 各県公式
9月30日(水) 済み。長崎の旅行会社と、じゃらん・楽天以外のネットの予約サイト(準備が整ったところから順次)。県の一覧(10月2日10時30分現在)では、JTB(るるぶトラベル)は9月30日に完売、ANA XとJAL(ジャルパック)は10月2日14時から、一休.comとYahoo!トラベルは10月8日(木)正午に受付を始め、12時8分には両社とも受付終了(両社の長崎の一覧で確認)、Agodaは「10月上旬」 県の特設サイト
10月1日(木) 割引の対象になる宿泊が始まる日。ここより前の宿泊は、どの県も対象になりません 国の交付要綱
10月1日(木)10時 済み。福岡。楽天トラベルが10時に売り出し、12時23分に見たときには宿泊と楽パックのクーポン9種類が全部「終了」 楽天トラベル・県の特設サイト
10月1日(木)12時 済み。福岡。一休.comとYahoo!トラベルが正午に売り出し、12時24分に見たときには両社とも「終了」の表示 一休.com・Yahoo!トラベル・県の特設サイト
10月1日(木)14時 済み。福岡。ANAとJALが航空券+宿を14時に売り出し、15時30分過ぎにはANA「販売完了」・JAL「受付停止」 ANA・JAL
10月2日(金) 済み。佐賀。旅行会社。長崎はANA Xがこの日から。ANAとJALが長崎の航空券+宿を14時に売り出し、同じ日のうちにANA「販売完了」・JAL「受付停止」 観光庁・長崎県の特設サイト
10月5日(月)10時 済み。熊本。JALの航空券+宿(JALダイナミックパッケージ)を10時に売り出し、同じ日のうちに「受付停止(予算上限に達したため)」 JAL
10月8日(木)10時 福岡。じゃらんnet(宿とJAL・ANAのじゃらんパック・10月8日チェックインから・予約は12月15日23:59まで)=10時に受付開始→16時13分には受付停止の表示(10月8日更新) じゃらんnet
10月8日(木)正午 長崎。一休.comとYahoo!トラベル=12時8分には両社とも受付終了(予約は12月25日正午まで・10月8日〜12月26日チェックアウト分) 一休・Yahoo!トラベルの特設ページ
10月9日(金) 済み。大分。旅行会社(県の専用サイト「予約は10/9(金)以降に順次開始」・対象の会社は「旅行会社を探す」の一覧) 県の専用サイト
10月9日(金)正午 済み。福岡。宿への直接予約の追加受付(9月29日から北九州市以外の地域で止まっていた窓口。対象の宿は県の特設サイトの「宿泊施設を探す」から、各宿のホームページで確かめる形。追加の枠の大きさは書かれていません) 県の特設サイト(10月8日の告知)
10月13日(火)13時 佐賀。宿への直接予約(予定) 県の特設サイト
10月14日(水) 鹿児島。「鹿児島ふっこう応援割」が始まる(10月9日に県が発表。県の特設サイトは10月10日10時に開いた。コールセンター050-1732-4661は10月13日9時に開く)。旅行会社と予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで、宿への直接予約は2月28日宿泊分まで、12月26日〜1月3日は対象外。県独自の「かごしま観光応援割」は10月13日の宿泊分まで 鹿児島県
10月16日(金) 大分。宿への直接予約 県公式
10月23日(金)10時 長崎。宿への直接予約の第2期(10月23日チェックイン〜12月26日チェックアウト分。10月23日より前の申込みは対象外) 県の特設サイト
11月中旬以降 長崎の、じゃらんnet・楽天トラベルで12月に泊まる分の販売(県のよくある質問Q43は「11月中旬以降を予定」、ながさき旅ネットは9月29日の時点で「改めてお知らせします」)。宿へ直接なら12月の宿泊も対象です(9月28日10時に開始。10月1日チェックイン分からの第1期は同じ日に上限に達し、10月23日チェックイン分からの第2期が別の枠。県のよくある質問Q43・Q44と県の観光連盟) 県公式
11月29日(日)23:59 長崎の、じゃらんnet・楽天トラベルの先行分(完売)の予約の締切。宿への直接予約は12月25日(金)23:59まで 県公式・各社
12月25日(金) 宿泊の最終日。熊本は12月26日チェックアウトまで。長崎は窓口で違い、完売した先行分(じゃらん・楽天)だけが12月1日チェックアウトまでで、9月28日に始まった宿への直接予約と9月30日以降の旅行会社・ほかの予約サイトは12月26日チェックアウトまでです 各県公式

見てのとおり、9月中に動く日が5つ、10月に5つあります。とくに9月25日は、10時に宮崎、12時に大分と、同じ日に2回ありました。熊本と長崎のように初日で止まる県があるので、行き先が決まっているなら、その県の日にちだけカレンダーに入れておくのが確実です。

日付は変わることがあります。観光庁の表にも「掲載している情報は現時点の予定であり、今後変更となる可能性がございます」と書かれています。この記事は各県の公表を見て書き換えていきます。

国の資料では、割引の窓口として旅行会社・宿泊施設・宿泊予約サイトが明記されています。2016年の九州ふっこう割のときは、楽天トラベルやじゃらんといった大手予約サイトに割引クーポンが配られて、人気のクーポンから順に売り切れました(当時の楽天トラベルのページには「好評につき、全てのクーポンは終了しました」の記録が残っています)。今回も同じ形なら、発表当日の動き出しがものを言います。いまできる仕込みは、使うつもりの予約サイトの会員登録と支払い設定を済ませておくことくらいですが、争奪戦ではその数分で差が出ます。

なお、2016年の九州ふっこう割はクーポンを取ってから新しく予約する型だったため、先に入れた予約はそのままでは割引になりませんでした。一方でGoToトラベルのように、開始前の予約にあとから割引が適用された例もあります。今回は2016年と同じ型になりました。楽天トラベルは特設ページに「開始前の予約については、割引対象となりません。開始後であっても、クーポンが適用されていない予約は割引対象外となります」と書き、じゃらんnetも「予約・販売開始日より前に申し込んだ分は対象外」としています。県側も、熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎・福岡の6県が資料に同じことを明記しました。いま入れてある予約は、そのままでは安くなりません。キャンセル無料のプランで部屋だけ押さえておき、売り出しの日に割引の予約を先に取ってから、元の予約を消す順番です。

いま、どの段階?(2026年9月23日時点) 8月28日 観光庁が制度を発表 割引率・上限・10月1日開始が確定 今ここ:7県のうち6県の予約開始日が決定 熊本長崎9/15・佐賀と福岡9/24・大分宮崎9/25 大分12時・宮崎10時/残るのは鹿児島だけ 9月15日〜25日 6県で順に販売開始 熊本・長崎9/15→佐賀9/24→大分・宮崎9/25 10月1日 宿泊分から割引開始 9月の旅行(シルバーウイーク含む)は対象外 終了は県ごと(国の枠は2月28日まで) ※発表が出るたびにこの記事を更新します
7県すべての予約開始日が決まりました(図は6県まで。鹿児島は10月14日から・10月9日に発表)

同じ県でも、どこで取るかで「割引になる宿泊日」が変わります

ここは、どの記事にもニュースにもほとんど書かれていないところです。同じ県の同じ制度なのに、予約サイトで取るか、宿に直接取るか、旅行会社で取るかで、割引の対象になる宿泊日がずれます。しかも、ずれる向きが県によって逆です。

長崎県(県の特設サイトの申込方法別の記載・2026年9月19日に確認)

取る場所 予約・販売 割引になる宿泊
じゃらんnet・楽天トラベル(先行) 9/15 10時〜11/29 23:59
(完売)
10/1 IN〜12/1 OUT
宿に直接 9/28 10時〜12/25 23:59(10/1 IN〜の第1期は9/28に上限。10/23 IN〜の第2期は別の枠) 10/1 IN〜12/26 OUT
旅行会社・ほかの予約サイト 9/30以降 順次 10/1 IN〜12/26 OUT

大分県(九州ふっこう応援割お知らせサイト・2026年9月19日に確認)

取る場所 予約開始 割引になる宿泊
予約サイト(楽天・じゃらん・Yahoo!・一休) 9/25 12時 10/1〜12/25
旅行会社 10/9 10/9〜12/25
宿に直接 10/16 10/16〜12/25

読み方は1つです。長崎は、宿に直接のほうが12月26日まで長い。大分は逆で、宿に直接だと10月16日より前の宿泊が対象になりません。12月の旅行を考えているなら長崎は宿へ、10月の頭に行くなら大分は予約サイトへ。同じ「九州ふっこう応援割」という名前でも、窓口で中身が違います。申し込む前に、その県のその窓口の条件を見てください。

県の正式な資料|福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島

各県の発表を待つ、とここまで書いてきました。最初の1本は9月1日、大分県の「入札・公募情報」でした。事務局を募る資料に、参考として国の交付要綱がまるごと添付されていて、7県に共通する国のルールがここで初めて読めます。

県と国がこれまでに発表した日(発表の事実だけを並べています)

日付 誰が 何を
8月28日 観光庁 制度を発表。割引率(熊本・鹿児島6割/他5県5割)・上限3段・10月1日宿泊分から
9月1日 大分県 事務局を募る入札・公募情報を公開。添付の国の交付要綱で「上限は旅行商品等あたり」「年末年始は全県対象外」「国の枠は2027年2月28日まで」が読めた
9月2日 鹿児島県/福岡県 鹿児島=補正予算案に県独自の先行宿泊割(4億5,200万円)。福岡=知事会見で「補正予算を編成中・9月定例会に追加提案」
9月3日 佐賀県/大分県 佐賀=追加補正予算案(2億3,369万円・10/1〜12/25・県民も対象)を公表。大分=県議会で補正予算10億8,000万円が可決
9月7日 観光庁/長崎県 観光庁の県別表に長崎「9月第3週」・大分「9月下旬」が載る(どちらも予定。長崎は9月15日、大分は9月25日12時に確定)。長崎県が公式ページを公開(10/1〜12/25・5割・上限1予約1名あたり)
9月8日 長崎県/佐賀県 長崎=公式ページを更新(既に予約済みの商品は対象外)・「ながさき旅ネット」に特設ページ。佐賀=甲第45号(応援割の補正予算)を県議会へ追加提出
9月11日〜16日 熊本県/佐賀県/長崎県/大分県/宮崎県/観光庁 予約開始日が順に出た。熊本9/15 10時・佐賀9/24(9月11日)→長崎9/15 10時(9月15日)→大分9/25 12時・宮崎9/25 10時(9月16日。大分は県観光政策課のページ、宮崎は県の公式特設サイト)。観光庁の県別表も5県分が埋まった
9月17日〜18日 鹿児島県/福岡県/佐賀県/長崎県/大分県/観光庁 鹿児島=国の応援割の事務局を募集(契約は10月上旬の予定)。福岡=9月18日14時に記者発表(9月24日から・10月1日〜12月15日宿泊分)、同じ日に特設サイトを公開(販売開始は正午ごろ)。佐賀=キャンペーンページを公開(予約サイトは9月24日正午から)。長崎=特設サイト、大分=専用サイトを公開。観光庁の県別表に福岡が入り、残るのは鹿児島だけ
10月9日 鹿児島県 「鹿児島ふっこう応援割」の実施を発表(10月14日から・旅行会社と予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで・宿への直接予約は2月28日宿泊分まで・12月26日〜1月3日は対象外)。7県すべての日付がそろった
出どころは各県の公式ページ・議会資料・観光庁の専用ページ。報道は含めていません
国の交付要綱で分かったこと(原文つき・詳しく読みたい人向け)
分かったこと 原文のまま どこに
上限は「泊」ではなく「商品」ごと 旅行商品等あたりの割引限度額は別表による 国の交付要綱 別紙二
その別表の中身 宿泊サービス単体商品 20,000円/宿泊を含む交通付き旅行商品(1泊)20,000円/同(2泊以上)30,000円/周遊型旅行商品(宿泊地が2県以上)35,000円 同 別表
対象になる宿泊日の枠 宿泊対象日は、九州各県において令和八年十月一日から令和九年二月二十八日までの期間内で設定すること 同 別紙一
年末年始は除外 令和八年十二月二十六日から令和九年一月三日までの期間は除外すること 同 別紙一
10月中には必ず始める 宿泊対象日には、令和八年十月三十一日までの日を含むこと 同 別紙一
5割の県でも6割になる例 熊本県又は鹿児島県の宿泊を含む周遊型旅行商品(宿泊地が2県以上の旅行商品)にあっては、旅行代金の60%で割り引いた額とする 同 別紙二
便乗値上げの罰 合理的な範囲を上回るような高額な価格設定をしていることが明らかである場合などは、国へ報告を行うとともに、旅行業者及び宿泊事業者等の登録抹消などの措置を含め、厳正に対処すること 同 別紙一
出張の扱い ビジネス目的での本事業の利用を極力排除するための措置を講じること 同 別紙一
大分県の割引期間 令和八年10月1日から令和八年12月25日まで(原資を消化した時点で終了。消化できなかった場合は延長の可能性) 大分県 仕様書
大分県の販売開始 旅行商品等の販売開始予定時期は、令和八年九月下旬とする 大分県 仕様書
大分県の事業費 限度額:1,076,214,046円(消費税及び地方消費税の額を含む) 大分県 公募ページ
議会は通った(9月3日) 本業務に係る予算が大分県議会(令和八年第三回定例会)において成立しなかった場合は、本企画提案競技は効力を失う
→ 9月3日、開会日に第80号議案「一般会計補正予算(第2号)」10億8,000万円が可決(賛成40・反対0)。この条件はクリアされました
大分県 公募ページ
名前はまだ決まっていない 本キャンペーンを効果的に周知するために、キャンペーン名称を提案すること 大分県 仕様書

要綱で分かった大きいことは3つ。1つめ、上限は「泊」ではなく「商品」ごと。宿だけを1本の予約で取るなら2泊でも3泊でも2万円が天井で、人数は1人ごとに数えます。2つめ、年末年始(12月26日〜1月3日)は全県で対象外。国の枠じたいは2027年2月28日までなので、予算が残った県が年明けに回してくる可能性はあります。3つめ、大分の販売開始は9月下旬の予定(この時点では時期だけ。9月16日に9月25日12時と確定しました)。予約開始日そのものではありませんが、「時期」が公の資料に出たのはこれが初めてでした。

大分県(9月1日公募・9月3日観光政策課ページ・9月16日に予約開始日を確認)

補助率50%(熊本か鹿児島の宿泊を含む周遊型は60%)。上限は宿泊単体2万円・交通付き1泊2万円・2泊以上3万円・周遊型3万5千円。割引予定期間は10月1日〜12月25日宿泊分(予算次第で早期終了)。予約開始は9月25日(金)12時から、ネットの予約サイト4社(楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.com)。県内に店舗のある旅行代理店は10月9日(金)から(対象宿泊も10月9日〜)、宿への直接予約は10月16日(金)から(同10月16日〜・対面で誓約書を取れる宿に限る)。当初の資料では「9月下旬の予定」でした。予算10億8,000万円は9月3日に県議会で可決(賛成40・反対0)。専用サイト(oita-fukkou-wari.jp)と「九州ふっこう応援割おおいたキャンペーン事務局」(050-1732-4651・9時30分〜17時30分・土日祝も)は9月18日(金)に開設で、対象の宿は決まり次第そこに載ります。県の問い合わせ先は観光政策課 観光誘致促進班(097-506-2116)。「現在既に予約されている旅行商品等は対象外」と明記(9月7日確認)。 → 県版の記事へ

鹿児島県(9月2日・財政課の補正予算案)

事業名は「鹿児島観光誘客緊急対策事業」、予算4億5,200万円(全額国費)は、9月11日の県議会開会日に可決されました(議案第86号・令和8年度一般会計補正予算〔第3号〕・県議会の議案ページ)。各社の報道(日経・MBC・FNN・読売、9月2〜3日)では、9月中旬から始める県独自の宿泊割(6割・上限2万円/1予約・国の応援割と併用不可)の事業費です。県独自の割引は9月11日に特設サイトを開き、9月14日から売り出しています(9月14日〜10月13日宿泊分)。国の応援割の分は、県が9月17日に事務局を募る資料を出しました。仕様書では、割引率60%・上限2万円(交通付き2泊以上3万円・2県以上の周遊3.5万円)で、期間は10月中旬〜2027年2月末(12月26日〜1月3日を除く)を想定しています。県は10月1日の県議会の委員会で、補正予算案が10月9日に可決されれば10月14日に受け付けを始めると説明し(南日本新聞)、その10月9日に補正予算が可決されて、同じ日に「鹿児島ふっこう応援割」として10月14日(水)からの実施を発表しました。旅行会社と予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで、宿への直接予約は2月28日宿泊分までです。 → 県版の記事へ

佐賀県(9月11日・観光課の記者発表=「九州ふっこう応援割さがキャンペーン」)

予約開始日はオンライン予約サイトが9月24日(木)、旅行会社が10月2日(金)。各社の準備が整い次第の受付開始で、予約開始日以前の申込分は割引対象外。割引対象は10月1日チェックイン〜12月26日チェックアウト分(=12月25日宿泊分まで)、予算がなくなり次第終了。割引は「1予約1名あたり」50%・上限は国と同じ(宿泊単体2万円・交通付き1泊2万円・2泊以上3万円・周遊型3万5千円)。国内在住者だけでなく訪日旅行者も対象と明記。対象の予約サイト・旅行会社の一覧は9月18日(金)17時ごろ公開のキャンペーンページ(saga-ouen.jp)に。コールセンターは050-1732-4649(平日9時30分〜17時30分・9月14日から)(県観光課 9月11日)。予算は9月8日追加提出の甲第45号で2億3,369万7千円(全額国費)。 → 県版の記事へ

長崎県(9月15日更新・観光振興課のページ)

4県目は長崎で、今度は観光の窓口から直接出ました。そして9月15日(火)10時、じゃらんnetと楽天トラベルの2社で販売が始まりました(県が先行して売る事業者としてこの2社の名前を公表。予約は11月29日23時59分まで、泊まれるのは10月1日チェックインから12月1日チェックアウトまで。宿への直接予約は9月28日、旅行会社とその他の予約サイトは9月30日から)。割引期間は10月1日〜12月25日宿泊分(予算次第で早期終了)。上限は宿泊単体・交通付き1泊2万円、2泊以上3万円、周遊型3万5千円=国と同じ。そしてこの県は、上限を「1予約1名あたり」と書いています。国の交付要綱の「旅行商品等あたり」を、県の言葉にしたものです。1泊ごとではなく1予約ごと、しかも1人ごと。上限の数え方に県が正面から答えたのは、これが初めてです。「販売開始日以後の予約が対象。それ以前の予約は対象外」と、既存予約の扱いも明記。予約先はネットの予約サイト・旅行会社・宿への直接予約を予定、対象の宿やプランは未定。情報は県公式と「ながさき旅ネット」に出ます(長崎県「九州ふっこう応援割について」)。長崎の宿の実勢はヒルトン長崎 宿泊記の速報欄で追っています。→ 県版の記事へ(ヒルトン長崎・ハウステンボス・雲仙の10月の宿とハウステンボスの扱い)

県の資料で予算が読めるのは大分約10.8億円・佐賀約2.3億円(鹿児島の4.5億円は県独自の先行宿泊割の分で、国の応援割分は別)。期間は、熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎の5県が10月1日〜12月25日宿泊分、福岡だけが10月1日〜12月15日宿泊分です。予算が小さい県ほど、終わるのも早い。

県 割引率 国が示した限度額 県の正式な資料 いま分かっていること
熊本県 6割 68億6,553万円 済(9/11 報道資料) 販売開始9月15日(火)10時・対象10月1日〜12月25日宿泊分・予算の上限に達し次第終了(県観光振興課 9月11日)。じゃらんnetと楽天トラベルは同じ日のうちに受付を停止(じゃらんは9月16日10時の再開を予告し、その日の夜に再び停止の表示)
鹿児島県 6割 31億9,612万円 県独自割のみ(9月2日・9月11日可決) 県独自の割引の補正予算4億5,200万円は9月11日の県議会開会日に可決。国の応援割の分は、県が9月17日に事務局の募集を始め、10月9日に「鹿児島ふっこう応援割」の実施(10月14日から)を発表
福岡県 5割 約19億6,000万円(同紙の見込み) 済(9月18日) 9月24日(木)から準備が整った事業者より順次・対象は10月1日〜12月15日宿泊分(7県で福岡だけ10日 早い)・コールセンター050-1732-4650(九州ふっこう応援割お知らせサイト 9月19日確認)
大分県 5割 10億7,621万円 済(9月1日・9月16日) 10月1日〜12月25日・予約サイト4社(楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.com)は9月25日12時、旅行代理店10月9日、宿の直接予約10月16日から
長崎県 5割 10億149万円 済(9月15日) 10月1日〜12月25日・9月15日10時に販売開始(じゃらんnet・楽天トラベル)。2社とも同じ日のうちに受付を停止。宿への直接予約は9月28日10時に始まり、10月1日チェックイン分からの第1期は同じ日に上限(10月23日チェックイン分からの第2期は別の枠)。旅行会社とその他の予約サイトは9月30日から
宮崎県 5割 7億9,199万円 済(9月16日・お知らせと公式特設サイト) 名前は「九州ふっこう応援割~みやざき割キャンペーン~」。予約サイト(じゃらん・楽天トラベル)は9月25日10時に販売開始、宿・旅行会社は9月28日以降に順次・対象10月1日〜12月25日・出張は対象外・予算の上限に達し次第終了(県の公式特設サイト miyazaki-ouen.jp・9月16日)
佐賀県 5割 2億3,369万円 済(9月3日・9月11日) 予約サイト9月24日・旅行会社10月2日から・対象10月1日〜12月25日・予算がなくなり次第終了(県観光課 9月11日)
限度額は西日本新聞(2026年9月7日・総事業費151億2,598万円)が報じた「観光庁が各県に示した事業費の上限」。福岡だけは同紙の見込み。県の正式な資料と一致したのは大分・佐賀の2県(私が県の資料で照合済み)

この表で一番言いたいのは、熊本と鹿児島の2県で約100億円、7県合計の3分の2だということです。割引率が6割で、しかも枠が大きい。逆に佐賀は2.3億円で、上限2万円で単純に割ると約1万2千件分しかありません。県の観光課が「すぐになくなる可能性がある」と言うのは、この数字を見れば納得できます。どの県に行くかで、争奪戦の激しさがまるで違う。私なら、枠の小さい県に行く予定の人ほど、予約開始の日を1日も逃さないでほしいと思います。

福岡県は9月2日の知事定例記者会見で「補正予算の編成作業を行っています。まとまり次第、9月定例会に追加提案したい」と述べ(福岡県「知事定例記者会見 令和8年9月2日」)、9月18日14時に記者発表して、9月24日から販売・対象は10月1日〜12月15日宿泊分と決まりました。最後の鹿児島は、9月17日に国の応援割の事務局の募集を始め、10月9日に県議会で補正予算が可決されたその日に、10月14日(水)からの実施を発表しました。→ 福岡県版の記事へ(博多・天神の10月の宿と、福岡市の宿泊税の扱い)。

まだ決まっていないこと一覧(ここが更新されます)

読んできて「結局まだ分からないことが多いな」と感じたと思います。そのとおりです。ただし9月1日以降、いくつかは県の正式な資料で埋まりました。埋まった分も含めて、今の状態を正直に並べておきます(上のスタンプの日時が基準です)。

  • 予約開始日(県ごとに発表予定・最重要)。熊本県と長崎県は9月15日10時に販売開始(長崎は県公式・9月15日。宿への直接予約9月28日、旅行会社とその他の予約サイト9月30日まで出ています)。佐賀県は予約サイト9月24日・旅行会社10月2日で確定(県観光課・9月11日)。大分県は9月25日12時(予約サイト4社→旅行代理店10月9日→宿10月16日・県観光政策課のページ。当初は「9月下旬」)。宮崎県は9月25日10時(じゃらん・楽天トラベルで販売開始→宿・旅行会社は9月28日以降・県の公式特設サイト 9月16日)。福岡は9月24日(木)正午ごろから・10月1日〜12月15日宿泊分(県の特設サイト)。最後の鹿児島は10月14日(水)から(10月9日に県が発表)
  • 鹿児島県の国の応援割分の条件。県独自割(9月14日から・6割・上限2万円/1予約)の予算4億5,200万円は9月2日の補正予算案で出て9月11日に可決。国の応援割の分は、10月9日に県議会で補正予算が可決され、同じ日に県が条件を発表しました(6割引・上限2万円、旅行会社と予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで、宿への直接予約は2月28日宿泊分まで、12月26日〜1月3日は対象外・→ 詳細)
  • 県ごとの実施期間(予算がなくなり次第終了の可能性も含めて)。国の枠は「令和八年十月一日から令和九年二月二十八日まで」で、令和八年十二月二十六日〜令和九年一月三日は除外。熊本・長崎・大分・佐賀・宮崎はこの中に10月1日〜12月25日と置いています
  • 対象になる宿の具体名(先行する予約サイトは長崎2社・大分4社・宮崎2社が名指し済み。宿は各県の専用サイトに決まり次第)
  • すでに入れてある予約の扱い。大分県は「現在既に予約されている旅行商品等は対象外」、長崎県は「販売開始日以後の予約が対象。それ以前の予約は対象外」、佐賀県は「予約開始日以前のお申し込み分は割引対象外」、宮崎県は「予約・販売開始日より前にお申し込みいただいた分は、キャンペーン対象外」と、4県が公式ページで明記しました(9月16日確認)。熊本県も県のページ(9月15日更新)に「現在既に予約されている旅行商品等は対象外」、福岡県も記者発表(9月18日)に「9月23日以前の予約は助成対象外」と書いています。鹿児島は、10月9日の県のページには予約済みの扱いが書かれていません。2016年のクーポン型と同じ向きです
  • 上限額の単位。✅ 9月1日に決着=「1泊ごと」ではなく「1商品ごと」(国の交付要綱 別紙二「旅行商品等あたりの割引限度額は別表による」・宿泊サービス単体商品20,000円)。宿だけの予約なら2泊でも合計2万円、人数は1人ごと。残るのは、1泊×2本に分けた場合の扱い(各県の事務局のルール次第)
  • 宿泊税の課税区分の判定(福岡市・長崎市は「2万円以上」で税額が変わる。割引前で見るのか割引後で見るのか)
  • 訪日外国人客を含むかどうか(国の資料の表記は「国内旅行者等」。佐賀県は9月11日の発表で「国内にお住まいの旅行者及び訪日旅行者」と明記=含む)
  • 地域クーポン(お土産などに使える券)が出るのかどうか。観光庁の資料には、出すとも出さないとも書かれていません。ただし国の交付要綱で補助の対象になる経費は「旅行代金の割引額」「宿泊代金の割引額」と事務経費だけで、クーポンにあたる費目はありませんでした
  • 出張など仕事の宿泊が対象になるかどうか。国の交付要綱に「ビジネス目的での本事業の利用を極力排除するための措置を講じること」と書かれていました。「対象外」と言い切った文ではありませんが、向きははっきりしています。どこで線を引くかは各県の事務局の設計次第で、宮崎県は公式特設サイトで「ビジネス目的・公務による出張は対象外」と明記しました(9月16日)

「決まっていないこと」を決まったように書いている記事があります

地域クーポン・出張の扱いは、「発行なし」「対象外」と断定している記事や宿の告知がすでに出ています。ただ、そう書かれた箇所は公式には見当たりません。すでに入れてある予約については、熊本県・長崎県・佐賀県・大分県・宮崎県・福岡県が公式の資料で「対象外」と明記しました。出張については9月1日に国の交付要綱で「極力排除するための措置」という書き方を見つけましたが、これも「対象外」と決めた文ではありません(2026年9月1日23時時点)。その後、宮崎県が9月16日の公式特設サイトで「ビジネス目的・公務による出張は対象外」と明記したので、出張の線引きは県ごとに決まると見ておくのが安全です。たしかに過去の似た制度ではそうだった、という話ではありますが、今回そうなると決まったわけではありません。とくに「すでに入れてある予約」は、先にキャンセルしてしまうと取り返しがつきません。熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎・福岡の宿を先に取っている人は、販売開始後に割引の付いた商品で取り直す形になるので、いまの予約のキャンセル料がいつから発生するかを先に確かめておいてください。鹿児島は、予約サイトでは楽天トラベルが10月14日(水)10時から、一休.comとYahoo!トラベルが同じ日の正午から、ANAの航空券と宿のセットが14時からです(10月13日18時台に各社のページで確認)。宿への直接予約は、県の特設サイトで宿ごとの予約の方法を確かめてから動いてください(10月13日の夕方以降に載ります)。

ここが埋まるたびに、この記事とヒルトン長崎 宿泊記の速報欄を更新していきます。

この記事の最終確認の時点(上のスタンプ)で、予約開始日を出した県は7県すべてです(最後の鹿児島は10月9日に発表・10月14日から)。大分は9月1日の事務局を募る資料では「販売開始は9月下旬の予定」でしたが、9月16日に9月25日12時と確定しました(→ 原文)。

7つ全部を毎日見に行くのは、正直しんどいです

動いた県から、この記事の表が先に変わります。
待っているあいだに打てる手は、2つだけです。

10月に行く|キャンセル無料の宿を先に押さえる ›

取れなかった人の次の手|楽天の5%クーポン(10月31日まで) ›

観光庁の専用ページ(2026年10月9日更新)には県別の予約開始日の表が、九州観光機構(九州旅ネット)の「九州ふっこう応援割お知らせサイト」には7県の販売開始日と事務局の電話番号の表があります。観光庁の表は10月9日の更新で7県とも日付が埋まり、鹿児島は10月14日から、佐賀の宿への直接予約は10月13日からです(10月13日18時に確認)。

どの予約サイトで買えるの?各社は今なんと言っているか

ここまでは制度そのものと、上限の算数の話でした。次は「で、結局どこで買うの?」です。一番知りたいところだと思うので、先に結論を書きます。

9月15日10時に楽天トラベルとじゃらんが熊本・長崎の県別ページで実際に売り出しました。9月24日(木)正午には、佐賀県の予約サイトの販売が始まっています(県の特設サイトでリンクがあるのは楽天トラベル・じゃらんnet・一休.com・Yahoo!トラベル・ANA X・るるぶトラベル・JTBの7社。9月24日に確認)。福岡県も同じ日の正午ごろから、準備が整った事業者より順次です。その次が9月25日(金)で、大分県は12時に先行する4社(楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.com)を、宮崎県は公式特設サイトで10時開始の2社(じゃらん・楽天トラベル)を名指ししています。一休.comとYahoo!トラベルも、自社の九州ふっこう応援割のページに佐賀(9月24日正午から)と大分(9月25日正午から)を載せ、9月30日の更新で福岡が加わり、10月1日正午に始まりましたが、12時24分には「終了」の表示でした。取れなかった人の次の窓口は県別の表に、日付の順の予定は予定表に、旅行会社(JTB・日本旅行・近畿日本ツーリスト・HIS・クラブツーリズム・名鉄観光)の案内は下の表にまとめました。

主要な予約サイト・旅行会社を1社ずつ見た結果です。「記載なし」は、そのページに「ふっこう」「応援割」「復興」という言葉が1つも出てこないという意味です。

会社 制度への言及 何と書いてあるか
JTB あり JTBの九州ふっこう応援割のページで、佐賀(9月24日)と長崎(9月30日)のネット予約の受付を始めました(佐賀は県の特設サイトで「完売しました」。長崎は県の一覧でJTB(るるぶトラベル)が9月30日に完売、るるぶトラベルの長崎の欄も10月2日22時30分に見たときに「予算上限に達したため、予約の受付を終了しました」の表示)。宮崎は10月5日12時に始まりました。対象は国内ツアー(飛行機やJRと宿のセット)だけで、宿泊のみの取り扱いはありません。福岡は10月7日13時にWeb予約の受付を始めました。宮崎と違って宿泊のみのプランも、飛行機やJRと宿のセットも対象で、JTBトラベルメンバーの会員登録と、予約の途中でのクーポンコードとパスワードの入力が要ります。10月7日13時9分と10月8日16時34分に福岡のクーポンのページを見たときは、どのクーポンにも「配布終了」の表示はありませんでした(JTBは、この表示が遅れることがあると書いています)。熊本は10月8日13時に始まり、16時34分には終了の表示でした。大分・鹿児島は、10月7日に見たときも「未定」の表示です。8月28日の時点では、JTBのよくある質問に「取扱い・受付開始時期など、詳細は未定」と書いていました
JR九州ホテルアンドリゾーツ あり 「予約開始日、対象宿泊期間、対象施設、予約方法……現段階では未定でございます」(2026年8月31日)
楽天トラベル あり 9月15日10時に熊本(最大60%OFF・先着9,090枚)と長崎(最大50%OFF・先着2,450枚)の県別ページで売り出し、9月23日に見ると2県ともクーポンが全て「終了しました」の表示。佐賀は9月24日(木)12:00に始まり、宿泊クーポン(1泊用 50%OFF・先着620枚と2泊用 先着70枚)は12時3分の時点で2種類とも先着の上限に達していました。宮崎は9月25日(金)10:00、大分は同じ日の12:00に始まり、9月25日12時16分の時点で、宮崎は宿泊クーポン(1泊用の先着2,790枚と2泊用の先着880枚)が2種類とも「終了しました」の表示、大分は宿泊クーポン(1泊用の先着2,850枚と2泊用の先着460枚)が2種類とも「終了しました」の表示でした。福岡について楽天は「予約開始日が決定次第、前日までに」知らせるとしていて、9月30日に「福岡県:2026年10月1日(木)10:00」とお知らせを出し、福岡のクーポンは12時23分に見たときには宿泊・楽パックとも全部「終了」でした。楽天トラベルのヘルプには「準備が整った都道府県より開始予定」「予約開始日が決定次第、前日までにサイト内でお知らせ」「開始前の予約は割引対象外・開始後でも後からクーポンは適用できない」「自治体の方針によっては楽天トラベルでの実施がない可能性も」(2026年9月9日確認)。楽天で使うときの仕組み(クーポンを先に取る・先着枚数・他のクーポンと重ねられる・ポイント併用)は楽天トラベル編に
日本旅行 あり 日本旅行の特集ページで、熊本のWeb予約を10月6日14時に始めました。同じ日の16時40分に「予算上限に達したため、受付を終了しました」の表示に変わり(始めてから約2時間40分)、10月7日13時9分に見たときも終了のままで、「再開する際にはこのページでご案内いたします」と書いています。福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎・鹿児島はWebも店舗も「未定」の表示で、店舗での取り扱いは熊本も未定です。同じページには、10月7日の更新で「10月7日(水)の発売開始はございません」と出ています。対象は宿泊プラン、JRと宿のセット、飛行機と宿のセット(県によって違います)。割引はクーポンを取らなくても予約時に自動で付き、使えるのは新規の予約だけです
じゃらん あり 9月15日10時に熊本・長崎の県別ページで受付を開始し、同日中に2県とも「予算上限に達したため、受付を停止いたしました」の表示に。熊本は9月16日10時の再開を予告した後、同じ日の夜には再び停止の表示(2026年9月16日更新)。じゃらん自身が「予算上限による停止の表示にはタイムラグがあります」と書いています。公式ヘルプは「再開の有無や日時は未定」「受付停止の後に、予算追加などにより受付を再開する場合があります」(9月15日)。佐賀は9月24日12時に始まり、同じ日の20時38分に見たときには「予算上限に達したため、受付を停止いたしました。再開する際にはこのページでご案内いたします」の表示でした(2026年9月24日更新)。宮崎は9月25日10時、大分は同じ日の12時に始まり、9月25日12時16分に見たときには、宮崎は停止の表示がなく「宿・ホテルのプランを探す」のボタンが出ている状態、大分は停止の表示がなく「宿・ホテルのプランを探す」のボタンが出ている状態でした。その後、宮崎・大分とも「予算上限に達したため、受付を停止いたしました」の表示に変わっています(じゃらんの更新日は9月25日)。福岡も10月8日10時に受付を始め、16時13分には受付停止の表示(10月8日更新)、鹿児島は「準備中」、熊本・長崎は受付停止のまま(10月1日に確認)。獲得不要・初期チェックON・子供も1名・予約対象期間内の予約は予約変更で後付け可、の仕組みはじゃらん編に。
Yahoo!トラベル あり 自社の九州ふっこう応援割のページに、佐賀(予約期間 9月24日正午から)と大分(同 9月25日正午から)を載せています(9月24日に確認)。9月30日の更新で福岡が加わり、10月1日正午に始まりましたが、12時24分には「終了」の表示でした。大分は、県も9月25日12時に先行する4社の1つにYahoo!トラベルを名指ししています(県公式)。割引は予約の画面で自動で付く型で、案内は「予約入力画面に進むと、ご予約内容が自治体クーポンの補助対象となる場合、自動的にクーポンが適用されます」
一休.com あり 自社の九州ふっこう応援割のページに、佐賀(予約期間 9月24日正午から)と大分(同 9月25日正午から)を載せています(9月24日に確認)。9月30日の更新で福岡が加わり、10月1日正午に始まりましたが、12時24分には「終了」の表示でした。佐賀は、12時9分に見たときには「終了」の表示でした。大分県も9月25日12時に先行する4社の1つに一休.comを名指ししています(県公式)。受付開始前の予約は対象外で、「新規ご予約としてお取り直しいただくことで」クーポンを使える場合があると案内しています。一休で使うときの仕組み(自動適用・ポイント即時利用で基準額が下がる)は一休編に
ANA あり 九州ふっこう応援割のページで、9月28日14時に佐賀と宮崎の航空券+宿を売り出し、同じ日に両県とも「販売完了」。福岡は10月1日(木)14時から予約受付です(ANAのお知らせ・9月30日)。別の企画の「旅して九州クーポン」(協力=九州観光機構)もあります
JR九州(きっぷ) 記載なし 地震関連は運行再開の情報のみ
近畿日本ツーリスト あり 近畿日本ツーリストの九州ふっこう応援割のページは、熊本・鹿児島・福岡・長崎の4県を扱い、佐賀・大分・宮崎は「取り扱いはございません」と書いています。福岡は「10月7日開始予定としておりましたが、延期となりました」の表示で、開始日時は改めて同じページで知らせると書いています。熊本・鹿児島・長崎の販売開始予定は「未定」の表示で、「10月上旬より順次開始する予定」とあります(10月7日13時9分に確認)。割引クーポンを取ってから予約する形で、クーポンの利用にはKNTメンバーズクラブの会員登録が必要です。国の応援割とは別の企画「九州を元気に!旅で応援クーポン・プラン」は国の支援事業ではありません(下で説明します)
HIS あり HISの九州ふっこう応援割のページに、「10月7日(水)正午12時より、熊本県の予約受付を開始いたします」と出ています(オンライン予約限定で、店舗とコールセンターでは受け付けません)。正午を過ぎた10月7日13時13分に見たときも、ページはこの文言のままで、売り切れや受付終了の表示はありませんでした。熊本の対象ツアー(東京発の熊本3日間)を13時12分に開くと、10月12日以降の出発日を選べる表示です。HISはツアーのページに、予算の上限に達するとクーポンの利用を予告なく止め、予約画面でクーポンが適用できないときは予算の上限に達していると判断してほしいと書いています。ページには、熊本・宮崎・福岡・佐賀・長崎のクーポンの欄があり、大分と鹿児島の欄はありません。割引はクーポンコードを予約の途中の「クーポン利用欄」に入れて付ける形で、対象は商品名に【九州ふっこう応援割】と書かれた国内ツアーと宿泊バスツアーです。上限は1泊が2万円、2泊以上が3万円で、対象の宿泊は10月1日〜12月25日(福岡は12月15日まで)です
クラブツーリズム あり クラブツーリズムの九州ふっこう応援割のページ(9月30日更新)は、ツアータイトルに「【Webクーポン対象外】<九州ふっこう応援割>」と表示があるツアーを対象としています。割引の対象期間は熊本・福岡・長崎・佐賀・宮崎が載り、大分は「取り扱いはございません」、鹿児島は「ー」(未公表)です。10月7日13時9分に見たページには、福岡について「対象商品は、近畿日本ツーリストのHPにて販売予定です。販売開始日が決まり次第、改めてお知らせいたします」と加わっていました。県ごとの販売開始日の記載はありません。WEBクーポンとは併用できません
名鉄観光 あり 名鉄観光の九州ふっこう応援割のページで、宮崎は10月5日12時、福岡・長崎・佐賀の宿泊商品と熊本の交通付き宿泊旅行商品は10月6日12時に発売しました。10月7日13時9分に見たときも、福岡・佐賀・長崎・宮崎の宿泊商品と熊本の交通付き宿泊旅行商品が「販売終了」、大分・鹿児島と熊本の宿泊商品は「準備中」の表示でした。九州内の添乗員同行ツアーは「10/6(火)12:00発売開始」の表示です。13時9分に見たページには、割引はツアータイトルに「九州ふっこう応援割」と明記された商品だけに付く、という注意が加わっていました。割引の上限は、宿泊単体と交通付き1泊が2万円、交通付き2泊以上が3万円です
楽天トラベル(ヘルプの引用を除く)・じゃらん・一休.com・Yahoo!トラベルは2026年9月23日〜24日に確認(楽天トラベルのヘルプとJR九州ホテルアンドリゾーツの引用は9月9日までの確認)。JTB・日本旅行・近畿日本ツーリスト・HIS・クラブツーリズム・名鉄観光は、2026年10月7日の13時9分から13時13分に各社の九州ふっこう応援割のページで確認しました(JTBは福岡のクーポンのページ、HISは熊本の対象ツアーのページも)。各社の公式ページの表記です。状況は毎日動くので、最新は各社でご確認ください

楽天トラベルのヘルプで、私が一番重く受け取った1行

「開始前の予約は割引対象にならず、開始後でも応援割が付いていない予約に後からクーポンは当てられない」。つまり楽天トラベルで使うつもりなら、いま入れてある予約は取り直しが前提です。大分県と長崎県が「既に予約されている商品は対象外」と書いたのと同じ向きで、予約サイト側からも同じ答えが出ました。キャンセル無料のプランで押さえておく理由は、ここにあります。なお楽天は「予約開始日が決まったら前日までに知らせる」とも書いているので、楽天トラベルを使う人はサイト内のお知らせを前日に見る、が具体的な動き方になります。

2泊以上なら、宿だけで取るより天井が1万円高いです

交付要綱の別表を、もう一度置きます。
宿だけの予約は2万円。交通付きで2泊以上なら3万円。2県をまわる周遊型なら3.5万円。
同じ制度でも、取り方で受け取れる額の天井が変わります。そして交通と宿をひとまとめにした商品を作れるのは、宿泊サイトではなく旅行会社のほうです。
この表で見たとおり、交通と宿のセットを売る側では、JTB・日本旅行・近畿日本ツーリスト・HIS・クラブツーリズム・名鉄観光の6社が制度を扱うと各社のページに書いています。売り出しは県ごと、会社ごとに日をずらして続いています。

JTBの九州ツアー(交通+宿)を見る ›

※JTBは佐賀(9月24日)と長崎(9月30日)でネット予約の受付を始めました(佐賀は県の特設サイトで「完売しました」、長崎は県の一覧で9月30日に完売)。ほかの県は県ごとに始まります(JTBの九州ふっこう応援割のページ)。

一番間違えやすいのが「似た名前の別キャンペーン」です

この表で一番気をつけてほしいのが、近畿日本ツーリストのもう1つの企画です。国の応援割とは別のキャンペーンが、同じ会社の別のページで走っています。原資も条件も違います。

とくに近畿日本ツーリストの「九州を元気に!旅で応援クーポン・プラン」は、ページのURLに「fukkou」という文字が入っているうえに名前も「旅で応援」なので、国の制度だと思って開く人が多いはずです。でも当の会社が「※本キャンペーンは、国の支援事業ではありません。」とはっきり書いています。予約も旅行も2026年9月3日〜12月31日(宿泊分)で、10月7日1時22分に見たときは「割引クーポンのご利用を一時停止しております」の表示でした。国の応援割は別のページ(上の表のリンク)で、こちらも割引クーポンを先に取る形です。先に別のキャンペーンで予約してしまうと、後から応援割に切り替えられるかどうかは分かりません。ここは急がないほうがいいところです。

前例を見ると、「予約開始日」という1つの日は存在しませんでした

では何を待てばいいのか。過去2回の同じ形の制度を見ると、答えが少し変わってきます。

2016年の「九州ふっこう割」のとき、楽天トラベルが配ったクーポンのページが、いまも残っています。そこには予約期間が「2016年10月5日(水)10:00〜」と、日付ではなく時刻まで書かれていました。宿泊代の金額に応じて2,000円・4,000円・8,000円と枚数が決まっていて、先着です。いまページの先頭には「好評につき、全ての九州ふっこう割クーポンは終了致しました」と出ています。

2024年の北陸応援割でも、販売の開始は会社ごとにばらばらでした。楽天トラベルが3月8日、じゃらんが3月26日で、同じ制度なのに18日の開きがありました。

つまり、待つべきなのは「県が予約開始日を発表する日」ではありません。自分が使う予約サイトが、何月何日の何時に売り始めるかです。県の発表があっても、そのサイトが売り出すのは何日も後かもしれません。逆にいえば、いつも使っているサイトを1つ決めて、そこのお知らせだけを見ておけばいいということでもあります。

私は9月に入ってから、この記事の表をほぼ毎日見に行っています。どこかが動いたら、この表が一番先に変わります。

セットじゃないとダメ?バラ予約の切り分け

ここまでの説明で、私が一番引っかかったのが「飛行機や鉄道とセットじゃないとダメなのか」問題です。同じ疑問の方が多いはずなので、資料の書き方から切り分けます。

答えは資料の限度額の欄にありました。対象になる商品は「宿泊単体商品」「交通付宿泊旅行商品」「周遊型旅行商品」の3種類と書かれています。つまり、宿だけの予約も、はっきり対象に入っています。セット必須ではありません。

予約のしかた 割引 上限
宿だけ現金で予約(予約サイト・旅行会社・参加する宿の直販) 対象(宿泊単体商品) 2万円(1人・1本の予約あたり)
飛行機はマイルで発券+宿だけ現金で予約 宿の部分は対象になる見込み。交通は「商品」を買っていないので、交通付きの枠ではなく宿泊単体の枠と読むのが筋です 2万円(1人・1本の予約あたり)
交通+宿のセットツアー 対象(交通付宿泊旅行商品) 1泊は2万円・2泊以上は3万円
ポイント宿泊(ヒルトンポイント泊など) 宿泊料金を払っていないため、割引のかかりようがなく対象外でしょう —
ヒルトン公式サイトなど宿の公式直予約 未確定。制度の窓口には「宿泊事業者(宿の直販)」も入っているので仕組み上はあり得ますが、その宿・その予約経路が県の事業に参加するか次第です —

公式サイト直予約について補足すると、GoToトラベルや全国旅行支援のときは、公式サイトで予約したうえで、STAYNAVIのような別サイトで割引クーポンを発行して組み合わせる型がありました。今回は、宿に直接予約する道が県ごとに日付つきで出ています。観光庁の県別の表では、長崎と宮崎が9月28日、大分が10月16日から。参加するかどうかは宿ごとなので、泊まりたい宿が対象の一覧に入っているかを県の特設サイトで確かめてください。

対象者については、資料の表記は「国内旅行者等」。住んでいる場所の制限はどこにも書かれていません(九州にお住まいの方を弾く記述もありません)。訪日外国人客を含むかどうかは報道によって書き方が割れており、これも未確定です。それでも「宿だけでもいい」が分かっただけで、旅の組み立てはだいぶ自由になりますよね。

宿だけで対象と分かったなら、いま打てる手は1つ。キャンセル無料のプランで先に押さえて、発表を待つことです。大分県と長崎県は既存予約を対象外と明記したので、販売開始後に割引商品で取り直す前提で押さえます。

一休.comで九州の宿を見る ›

(広告)キャンセル無料かどうかはプランごとに違います。取る前にその宿の規定を確認してください

「どうせ値上げで相殺される」は本当か

バラ予約の次は、SNSでよく見るあの声。「割引が始まると宿が値上げして、結局いつもと変わらない」問題です。コロナ後の全国旅行支援で実際に多かった不満で、営業時代の経験から言うと、半分本当・半分は対策できると考えています。

なぜ起きるのか。割引で予約が増えると、ホテルの料金は在庫と需要で日々動く仕組みなので、人気の日から順に勝手に上がります。宿が便乗を企まなくても構造上そうなり、割引の一部が宿側に吸収されるのはこの手の補助の宿命です。宿泊料金をいくらにするかは、それぞれの宿が自分で決められるもの。ある日の値段が前より高かったとして、それが割引をあてこんだものか、ただの需要の波かは外からは見分けがつきません。この記事でやるのは値付けの善し悪しを決めることではなく、同じ日付の前と後ろを並べて記録することだけです。

では線はどこにあるのか。国は一度はっきり答えています。2022年の全国旅行支援のとき、斉藤鉄夫国土交通大臣は「値上げが必要な場合もあり、必ずしも値上げの全てが不適切とは言えない」としたうえで、「割引分をあらかじめ上乗せし、本来の価格を不当に設定する、いわゆる便乗値上げは認められない」と述べました(国土交通省「斉藤大臣会見要旨」2022年10月18日)。今回の交付要綱にも同じ線があり、「合理的な範囲を上回るような高額な価格設定をしていることが明らかである場合などは、国へ報告を行うとともに、旅行業者及び宿泊事業者等の登録抹消などの措置を含め、厳正に対処すること」と書かれています。値上げそのものは禁じられておらず、助成分を上乗せした値付けだけが線の向こう側。売る側から見ると、登録抹消まで書いてあるのはかなり重い一文です。

今回の担当者も、同じ線を引きました。観光庁の木村典央長官は2026年9月16日の定例会見で、「需要増を見込んで、割引分をあらかじめ上乗せする行為は認められない」「割引分をあらかじめ上乗せする行為は便乗値上げと考えています」と述べ、便乗値上げには厳正に対処すると話しました(朝日新聞・テレビ朝日系・トラベルビジョンなど各社の9月16日の報道。会見の要旨は観光庁のサイトに後日載ります)。2022年の大臣の線と、今回の交付要綱の線と、長官の言葉が同じ向きを向いている。読者の側でできることは変わらず、始まる前の値段を控えておくことです。

だから読者の判定方法も決まります。割引が始まる前の価格を控えておいて、始まった後の同じ日付と見比べる。上がった分が割引分とぴったり重なるなら、そういうことかもしれない。季節や曜日でいつも動く幅の中なら、それはただの波です。自衛策は3つ。①いま候補の宿の「素の価格」を控えておく、②満額ゾーンで選ぶ(5割の県なら1泊4万円まで)、③平日に寄せる。会員料金やポイント泊という比較軸を持っている人は、表示された「割引後価格」が本当に安いのか自力で判定できます。結局それが一番の防御です。

私は8月29日のうちに、九州の主要4ホテル(ヒルトン長崎・ヒルトン福岡シーホーク・シェラトン鹿児島・城山ホテル鹿児島)の10月全31日分の表示価格を記録しておきました。例えばヒルトン長崎の10月は、この日の時点で1泊2名2万2,000円前後の日から4万8,000円台の土曜まで、日によって2倍以上の開きがあります。「応援割で値上げされたか」は、予約開始後に同じ日付の価格を見比べれば答えが出ます。答え合わせは、この記事でやります。

※この4軒は価格の定点として選んだ宿で、特定の宿を批判する意図はありません。料金は季節・曜日・空き具合で日々動くもので、高い日があること自体は値上げの証拠になりません。だから同じ日付で前後を比べます。

枠は、発表を待ってくれません

予約開始日は7県のうち6県まで出ました(熊本と長崎は9月15日に開始済み、佐賀と福岡が9月24日、大分は9月25日12時、宮崎は同日10時。残るは鹿児島だけ)。
ただ、10月の九州の宿はもう動いています。私の定点記録では、ヒルトン長崎の10月は8月30日の朝の時点で6日分が空室待ちでした。
応援割が始まってから探すのでは、部屋のほうが先に無くなります。
キャンセル無料のプランなら、先に押さえて発表を待てます。割引が乗るかどうか分かる前に取っても、条件が合わなければ戻せる。大分県と長崎県は「既に予約されている商品は対象外」と明記したので、販売開始後に割引商品で取り直す前提です。いま打てる手は、たぶんこれだけです。

宿の空きは一休.comで九州の宿を見る(広告)

「値上げで相殺?」の答え合わせ方法 ① 8月29日 主要4ホテルの 10月全31日分の 価格を記録済み → ② 予約開始後 同じ日付の 割引後価格を 見に行く → ③ 比べる 答え合わせは この記事で 参考:ヒルトン長崎の10月はもともと日で2倍差 (8月29日時点の表示価格・1泊2名・最安プラン) 最安の日 約2.2万円 最高の土曜 約4.8万円 同じ月でもこれだけ動く=「高い!」と感じても 値上げとは限らない。だから同じ日付で比べます ※価格は変動します。記録した4ホテル= ヒルトン長崎・福岡シーホーク・ シェラトン鹿児島・城山ホテル鹿児島
「値上げされたか」は同じ日付の前後比較でしか分かりません

応援割の外で今使える割引は?楽天のクーポンと鹿児島の県独自割

ここまでは応援割そのものの話でした。応援割が取れなかったときや、売り出しを待つ間に使える割引もあります。

実は応援割に先行して、県や予約サイトの独自キャンペーンがすでに動き始めています。楽天トラベルは8月28日10時から、熊本・鹿児島の宿を対象にした「観光応援クーポン」4種類・計16,000枚超(広告)を配っています。9月30日までだった熊本の宿10%OFF(1,800枚)と楽パック11,000円引きは終わり、10月31日まで残るのは熊本・鹿児島の宿5%OFF(13,500枚・割引は1予約2,000円まで)と、楽パック(航空券や新幹線と宿のセット)の5,000円引き(700枚・旅行代金3万円以上)です(10月1日4時12分に楽天の特設ページで、まだ取れる状態なのを確認)。ほかにも宮崎や長崎などで県独自の割引が実施されています。鹿児島県は、国の応援割を待たずに県独自の「かごしま観光応援割」を2026年9月14日(月)から売り出しました。割引率は60%、限度額は1旅行1名あたり20,000円。泊まれるのは9月14日から10月13日(火)まで(10月14日チェックアウト分まで)で、予約の受付期間も同じです。県の観光・文化スポーツ部PR観光課が9月11日付で公表し、同じ日に特設サイトを開きました。国の応援割との併用の可否は県の公式サイトでは見つけられず、読売新聞(9月3日)が併用できないと報じています。予算は予約サイトや宿ごとに分かれていて、一休.comとYahoo!トラベルではすでに「終了」の表示です。楽天トラベルとじゃらんは、県の特設サイトで「9/24(木)販売開始」と案内されています(9月25日に確認)。鹿児島の独自割と国の応援割の関係は鹿児島県版の記事にまとめています。

4種類のうち2種類は、10月31日まで走ります。楽天のプレスリリースから、4つとも期間を書き出してみました。

  • 熊本10%オフ(1,800枚)=予約は9月30日まで/除外9月19〜22日
  • 熊本・鹿児島5%オフ(13,500枚)=予約は10月31日まで/除外9月19〜22日と10月10日・11日
  • 熊本の楽パック11,000円引き(110枚)=9月30日まで
  • 熊本・鹿児島の楽パック5,000円引き(700枚)=10月31日まで/除外は同上

楽天グループの2026年8月28日付プレスリリースで確認(2026年8月30日)。

つまりこのクーポンは「9月に行く人向け」ではなく、応援割の期間と半分重なります。ただし割引の桁がまるで違います。応援割は5〜6割引で上限2万円、こちらは5%で上限も小さい。本命は応援割で、こちらは「応援割の枠が取れなかった日の代替」と考えるのが正直なところです。

1つ気になるのは、10月10日と11日が除外されていること。この2日はスポーツの日をはさんだ3連休の初日と中日です。理由は公表されていないので断定はしませんが、混む日は外す、という設計に見えます。応援割のほうにも同じような除外日が置かれるのか、各県の要綱で確かめたいところです。

「待たずに行く」ことがそのまま被災地の応援になる制度設計です。応援割の枠が取れなかった方は、予約前に使っている予約サイトのクーポンページを一度のぞいてみてください。

熊本県内は、9月に市町村の「ふっこう割」が先に動いていました(多くは9月30日で終了)

予約サイトのクーポンとは別に、熊本県内の市町村が9月に宿泊割引を出していました(熊本県の公式観光サイトの9月1日の一覧)。下の8つのうち7つは9月30日で終わりました。11月30日まで続くのは水俣市で、予算がなくなり次第終わるので、行く前に水俣市の案内を見てください。熊本の宿の10月の実際の料金と、6割引が丸ごと使える境目(1人33,333円)は熊本県版の記事に。

熊本県内の市町村ふっこう割の一覧(9月限定・開く)
市町村 対象の宿泊日 中身
阿蘇市 9月7日〜30日 宿泊施設で最大5,000円引き+市内で使える2,000円分のクーポン。予約は各宿泊施設へ直接
高森町 9月7日〜30日 宿泊費の最大50%を補助(上限1万円)。町外からの宿泊者が対象。9月1日以降の予約分のみで、チェックイン時に補助分を引いた額を払う
南阿蘇村 9月7日〜30日 宿泊代の半分(1人あたり上限5,000円・1,000円単位で切り捨て)を村内限定の商品券でチェックイン時に還元。商品券は10月1日まで使える。9月4日昼に参加施設一覧が公開=受付中72施設(全74)。リゾート8軒は「ラビスタ南阿蘇・阿蘇ファームランド・TAOYA阿蘇・阿蘇梅園 SPA RESORT・南阿蘇フィールドホテル・阿蘇キャニオンテラス&ロッジ・四季の森・THE ACONCAGUA RESORTS」で全部受付中。配布条件は宿ごと(専用プランの予約が要る宿と、先着で全員に配る宿がある)で、枠に達した宿は「受付終了」表示に変わる。9月12日・19〜22日・26日のチェックインは対象外(土曜と連休)
西原村 9月7日〜30日 宿泊施設で最大1万円引き
南小国町 9月1日〜30日 1万円で2万円分の観光商品券。発行上限に達して事前予約の受付は終了
水俣市 9月19日〜11月30日 宿泊施設で最大1万円引き+市内で使える1,000円分のクーポン。予算がなくなり次第終了
人吉市 9月1日〜30日 宿泊施設で最大1万円引き。1万円以上なら2,000円分のクーポン付き。予約は各宿泊施設へ直接
上天草市 9月4日〜30日 宿泊料(税・入湯税別)の半分を助成。1人あたり上限2万円。予約は各宿泊施設へ直接

熊本県公式観光サイト「各エリアの宿泊助成情報等の情報」(2026年9月1日)、高森観光推進機構と小国町観光公式の同日の告知で確認(2026年9月2日)。津奈木町(8月23日〜9月23日・つなぎ温泉ホテル四季彩の割引)もあります。

阿蘇の7市町村は「阿蘇ふっこう割」として足並みをそろえていました(小国町の告知では基準日9月7日〜30日・最大50%)。共通していたのは、予約サイトを通さず宿へ直接予約する型が多いことと、10月1日からの応援割とは別枠だということです。

こうした地域独自の割引は昔からあって、私も2021年の秋に島根県安来市の宿泊者向けキャンペーンを使い、さぎの湯温泉に泊まって翌朝一番に足立美術館へ行きました(顛末は足立美術館の実訪記に)。泊まる街の観光協会ページを、出発前に一度見る。それだけで拾える割引があります。

それと、旅行に行くのが難しい方へ。九州を応援する方法は宿泊だけではありません。ふるさと納税なら自宅から、実質2,000円の負担で被災地の自治体に寄付できます。返礼品を受け取らない「寄付のみ」を選べる自治体もあります。割引を待つあいだにできることとして、頭の隅に置いておいてもいいと思います。

10月1日、九州への足はどうなっているか

宿の話はここまでです。そこへ行く手段は、JR九州の発表が多くて長くなったので、要点だけをここに置き、詳しくは交通編の記事に切り出しました。

  • 10月のきっぷは9月1日12時から発売中。応援割の予約開始日より先に、席のほうが売り出されました。9月1日に買えたのは定期列車だけでしたが、10月分の臨時列車も9月18日(金)15時から売り出されています(11月分はまだ未定)。
  • 九州新幹線は9月18日の始発から全線で再開しました(熊本〜新水俣。JR九州が同日に発表)。博多〜熊本はダイヤ変更なし。
  • 在来線の宇土〜八代も、10月10日(土)から通常ダイヤで再開しました(JR九州・10月12日に確認)。10月9日までは代行バスでした。
  • 熊本に泊まるなら「100円きっぷ」が2027年3月まで延長(8月26日発表)。応援割とは別枠で使えます。

ホテル泊の損得はこう変わる

制度の話はここまで。締めくくりは、このブログらしいホテルの損得の話です。

私はヒルトンのダイヤモンド会員で、九州ではヒルトン長崎に泊まった記録をこのブログに残しています。応援割が始まると、ホテル選びの計算が2つ変わります。

1つ目は、さっきの「上限の算数」。長崎は5割引・上限2万円なので、1人あたり1泊4万円までが一番割引率の高いゾーンです。2人利用なら1泊8万円の部屋までが満額ゾーンです(計算は上の図解のとおり)。逆に1人で1泊10万円クラスに泊まると実質2割引なので、「応援割だから最上級に一人泊」は算数としては損な選び方です。

2つ目は、ポイント泊との比較。ヒルトンなどのポイントで泊まる場合、応援割は現金(有償)の宿泊料金にかかる割引なので、ポイント泊とは併用できない前提で考えるのが自然です。現金5〜6割引が出てくると、「ポイントで泊まるより現金で払ったほうが得」になる日が一気に増えます。ポイントの価値は52施設の実測記事で1ポイント=約0.65円と出していますが、応援割期間の九州では「ポイントは温存して現金泊」が基本戦略になりそうです。正確な損得は各県の詳細が出てから、この記事で計算し直します。

6割引の鹿児島で何を見るかは、実訪した仙巌園の見どころ・所要時間(実測1時間半)にまとめています。

どの県に泊まるかで「見かけの安さ」がひっくり返る

割引率が県で10ポイント違う。これで宿選びがどう変わるかを計算してみました。

6割引のあとに払うのは定価の40%、5割引のあとは定価の50%です。40÷50=0.8。つまり5割の県の宿が2割安ければ、6割の県と支払額が並びます。掲載価格で1万円の差があっても、割引後には数百円差まで縮むということです。県境をまたいで温泉地が並ぶところ、例えば黒川(熊本・6割)と由布院(大分・5割)で役に立ちます。

ただし、この2割ルールが成立するのは上限に届いていないあいだだけです。

1人1泊の定価 6割引の県で払う額 5割引の県で払う額 比
25,000円 10,000円 12,500円 0.80
40,000円 20,000円 20,000円 1.00
80,000円 60,000円 60,000円 1.00

上限2万円・補助率60%/50%から計算(2026年8月30日)。

上限に張り付くと、県の差はきれいに消えます。4万円の部屋なら、熊本でも大分でも払う額は同じ2万円。「6割の県だから得」という直感は、高い部屋を取った瞬間に成立しなくなります。

なので宿選びの順番はこうなります。1人3万円台までなら6割の県が有利。それを超えるなら、県はどこでもいい。行きたい場所で選んでください。

九州ふっこう応援割とは?(3行でいうと)

まずは制度の正体からです。

2026年7月28日に起きた令和8年熊本地震の後、熊本だけでなく九州全体で宿泊のキャンセルが相次ぎました。そこで国(観光庁)が、九州の観光を立て直すために旅行・宿泊料金そのものを割り引く支援を決めた。それが「九州ふっこう応援割」です。2026年8月28日に正式発表されました(出典:観光庁「九州ふっこう応援割」)。

お金の流れは、国→九州各県→旅行会社・ホテル・宿泊予約サイト→旅行者、という順です。つまり私たちは「割引された価格で買うだけ」で、申請書を書くような手間は想定されていません。作りは2016年の「九州ふっこう割」と同じ。あの争奪戦がもう一度来ると思うと、今から少し落ち着きません。

規模も国の資料で分かります。8月28日の金子国土交通大臣の会見要旨に、旅行・宿泊料金の割引支援として約151億円と明記されていました(国土交通省関係の総額は約438億円、支援パッケージ全体は予備費1,478億円)。151億円を上限2万円(1人・1商品あたり)で割ると、延べ75万件分。これを九州7県で分け合います。「予算がなくなり次第終了」の重さが、少し具体的になりますよね。

よくある質問

Q. 九州ふっこう応援割はいつからですか?

割引の対象になるのは2026年10月1日(木)宿泊分からです。予約の受付は県ごとに順に始まっていて、熊本県と長崎県は9月15日(火)10時に販売開始、佐賀県は予約サイトが9月24日(木)正午(12時)・旅行会社が10月2日、大分県は9月25日(金)12時から予約サイト4社(楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.com)で、旅行代理店は10月9日・宿の直接予約は10月16日から(いずれも県公式)。宮崎県は9月25日(金)10時からじゃらんと楽天トラベルの2社で販売開始、宿と旅行会社は9月28日以降です(県の公式特設サイト・観光庁の県別表)。福岡県は9月18日に県が記者発表し、9月24日(木)正午ごろから準備が整った事業者より順次で、対象は10月1日〜12月15日宿泊分(7県で福岡だけ10日 早く終わります)。鹿児島も10月9日に県が発表し、10月14日から始まります。開始が10月1日宿泊分からのため、9月のシルバーウイークの旅行は対象外です。

Q. 九州復興割・九州ふっこう割と同じ制度ですか?

はい。正式名称は観光庁の「九州ふっこう応援割」で、九州観光機構のお知らせサイトも2026年の制度を「九州ふっこう割」と書いています。この記事はその2026年の制度のことです。ただし2016年の熊本地震の後にも「九州ふっこう割」という名前の制度があり、クーポンの配布は2016年7月〜12月で、すでに終わっています。検索で古いページが出たら、2026年のものかを確かめてください。

Q. 割引率と上限はいくらですか?

熊本県・鹿児島県は6割引、福岡・佐賀・長崎・大分・宮崎の5県は5割引です。上限は宿泊だけの予約が2万円、交通付きで2泊以上の旅行商品が3万円、宿泊地が2県以上の周遊型が3.5万円です。国の交付要綱の別表では「旅行商品等あたりの割引限度額」と決められていて、1泊ごとではなく1つの商品ごとの上限です(人数分は足せます)。

Q. 予約方法は?どこで予約すれば使えますか?

予約方法は、ネットの予約サイト・旅行会社・宿への直接予約の3つです(国の資料でも、割引の窓口は旅行会社・宿泊施設・宿泊予約サイト)。開く日は県と窓口ごとに違います。予約サイトは、熊本・長崎が9月15日、佐賀が9月24日正午から(県の特設サイトのリンクは楽天トラベル・じゃらんnet・一休.com・Yahoo!トラベル・ANA X・るるぶトラベル・JTBの7社)、大分は9月25日12時から楽天トラベル・じゃらんnet・Yahoo!トラベル・一休.comの4社、宮崎は9月25日10時からじゃらん・楽天トラベルの2社です。福岡は9月24日正午ごろから、準備が整った事業者より順次です。2016年の九州ふっこう割では、大手予約サイトにクーポンが配られ、先着順で売り切れました。

Q. 予約サイトで売り切れたら、もう取れませんか?

県によっては次の窓口があります(9月29日に各県の特設サイトで確認)。佐賀は旅行会社が10月2日、宿への直接予約が10月13日13時から。大分は旅行会社が10月9日、宿への直接予約が10月16日から。長崎は旅行会社とその他の予約サイトが9月30日以降、宿への直接予約の第2期が10月23日10時から。宮崎は宿と旅行会社が9月28日以降に順次です。楽天トラベルとじゃらんnetは、終了した県でもキャンセルなどで使える場合があると書いていますが、いつかは示していません。

Q. 予約済みの宿にも九州ふっこう応援割(復興割)は使えますか?

販売開始より前に入れた予約には使えません。熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎・福岡の6県が、県の資料で対象外と書いています(鹿児島は、10月9日の県のページに予約済みの扱いの記載なし)。使うには、販売開始後に割引の付いた予約を新しく取り、取れてから元の予約を取り消します。取り直しで出たキャンセル料について、楽天トラベルは「理由にかかわらず補填されません」としています。じゃらんnetのヘルプは、販売開始後に入れた予約なら、変更できる期限の中の予約変更で割引を付けられると答えています(受付が上限で止まっている間は不可)。

Q. マイルで飛行機、ホテルだけ別予約でも対象?

資料では「宿泊単体商品」が対象に明記されているため、宿だけの予約でも対象になる見込みです。この場合の上限は1本の予約につき1人2万円の枠です(3万円の枠は交通とセットになった2泊以上の旅行商品が条件)。どの予約先で買えば対象になるかは各県の発表をご確認ください。

Q. ヒルトンなどホテル公式サイトからの予約は対象になりますか?

その宿が県の参画施設に入っていれば、宿への直接予約も対象になります。福岡県は特設サイトに載せた宿へ「公式ホームページまたはお電話で直接お申込みください」、宮崎県は「参画している宿泊施設の公式サイトや電話を利用して」予約するよう案内しています。直接予約が始まる日は県ごとに違い、熊本は9月15日から、福岡は9月24日から、長崎は9月28日から、宮崎は9月28日以降(どれも準備が整った宿から順次。福岡の直接予約と、長崎の10月1日チェックイン分からの第1期は、9月28日に上限に達しました。福岡は9月29日午後に、県の特設サイトが「北九州市以外の地域において停止しています」と書き換え、10月9日(金)正午から追加で受け付けています=10月8日の告知どおり)、佐賀は10月13日(火)13時から、大分は10月16日からです。申し込むときは「九州ふっこう応援割を使いたい」と伝えます。ヒルトンの各ホテルが参画施設に入っているかは、各県の特設サイトの一覧で確かめてください。

Q. 沖縄県は対象ですか?なぜ7県なのですか?

対象は福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の7県で、沖縄県は入っていません。観光庁の資料に書かれているのは「九州地方における1泊以上の旅行・宿泊商品」という一文で、沖縄という言葉は一度も出てきません(2026年9月1日時点)。「九州・沖縄地方」とひとまとめに呼ぶ場面が多いので迷いやすいところですが、この制度の対象は7県です。なぜ沖縄が入らないのかという理由は、資料には書かれていません。

Q. 九州に住んでいる人も使えますか?

資料の表記は「国内旅行者等」で、住んでいる場所の制限は書かれていません。九州にお住まいの方を除外する記述もありません。最終的な条件は各県の発表をご確認ください。

Q. おひとり様(一人旅)でも使えますか?

使えます。発表資料に人数の条件はなく、1泊以上の宿泊商品なら対象です(細かい条件は各県の発表で最終確認を)。ただし割引の上限は国の交付要綱の別表で「旅行商品等あたり」と決められていて、宿だけの予約なら2万円です。部屋代をひとりで払う一人旅は、この上限に一番早く当たります。計算すると、5割引の県なら1本の予約で4万円まで、6割引の熊本・鹿児島なら約3.3万円までの宿なら割引率がフルに使えます。逆に言えば、2〜3万円台の宿にひとりで泊まる旅は、この制度が一番気持ちよく生きる使い方です。

Q. 年末年始も使えますか?

使えません。国の交付要綱に、宿泊対象日から「令和八年十二月二十六日から令和九年一月三日までの期間は除外すること」と書かれています。官公庁の休みに12月28日(月)の有給1日を足した9連休と、この9日間が重なります。割引を使うなら連休前の泊まりです。終わりの日は県で違い、長崎は窓口でも違います(じゃらんnet・楽天トラベルの先行分は11月30日(月)宿泊分まで)。ただし国が定めた枠は令和九年二月二十八日までなので、予算を残した県が年明けに回してくる可能性はあります(2026年9月1日23時時点)。

まとめ|取れなかった人の次の手は、旅行会社と宿への直接予約

予約開始日は、10月9日に鹿児島が発表して7県すべてで決まりました(鹿児島は10月14日から)。熊本・長崎は9月15日、佐賀は9月24日、宮崎・大分は9月25日に予約サイトから始まり、福岡は9月24日から準備が整った事業者より順次です。割引の対象は10月1日宿泊分から(大分の旅行会社は10月9日、宿への直接予約は10月16日から)で、終わりは福岡が12月15日宿泊分、残りの5県は12月25日宿泊分です(長崎のじゃらんnet・楽天トラベルの先行分だけは11月30日宿泊分まで)。

予約サイトの枠は、売り出した県で早く埋まりました(9月29日の時点で、じゃらんnetは熊本・長崎・佐賀・大分・宮崎の5県とも受付停止の表示、佐賀県の特設サイトは対象の予約サイト7社とも「※完売しました」)。取れなかった人の次の手は、旅行会社と宿への直接予約です。県ごとの日付は「取れなかった時の次の枠」の表に置きました。

販売開始より前に入れた予約は対象外です。取り直すなら、キャンセル料の日付を見る→割引の付いた予約を取る→元の予約を取り消す、の順番で。鹿児島は10月9日に県が発表し、10月14日(水)から始まります(楽天トラベルは10時・一休.comは正午から・予約サイトは2027年1月31日宿泊分まで)。九州のホテル泊の実例が見たくなったらヒルトン長崎の宿泊記もどうぞ。

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