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アメックス・プラチナ9月30日はミラーデザイン|値上げか新デザインかの答えと年会費の推移

9/30、プラチナに何が起こる?年会費の推移・メタルの弱点・公式LINEの中身 クレジットカード

本記事は広告・プロモーションを含みます。

アメックスのプラチナ・カードの「9月30日」の中身は、期間限定の「ミラーデザイン」でした。

アメックスは9月29日にお知らせを出し、プラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードに、鏡のような仕上げの券面を期間限定で出すと発表しました。申し込みの受付は、9月30日(水)13時から2027年2月1日(月)のオンライン申し込み分までです。

年会費は165,000円(税込)のままでした。値上げか新デザインかで言えば、答えは新デザインです。

同じ9月30日で、2 for 1 ダイニングの来店とゴルフ保険(16時まで)は終わりました。10月1日からは、海外旅行保険が自動では付かなくなっています。

発表の前に多かった予想は、鏡のような券面(カードの表のデザイン)でした。この記事は9月25日に、1993年からの改定を年表に並べて9月30日を読んでいます。その読みを消さずに残して、何が当たり、何が外れたかを並べました。

私はプラチナを持っていません。持っているのはヒルトン・アメックスのプレミアムです。その代わり、予告ページにあった公式LINEに登録して、中を確かめました。

この記事の結論

  • 9月30日の中身は、期間限定の「ミラーデザイン」でした。9月29日にアメックスが発表し、申し込みの受付は9月30日(水)13時から2027年2月1日(月)のオンライン申し込み分までです。
  • 年会費は165,000円(税込)のままで、特典も通常のデザインと同じです。確かめられる2018年以降、日本のプラチナは今回も、値上げと新デザイン(見た目の刷新)が同じ時に来ませんでした。
  • 今持っている人も切り替えられます。手数料は7,700円(税込)で、カード番号とセキュリティコードが変わります(4点の答え)。
  • メタルカードは、吸い込む型の精算機で使えない場合があると公式も書いています(ミラーも同じ)。代わりはタッチ決済か、無料のプラスチックの2枚目です(早見)。
  • 10月1日から、海外旅行保険は旅行代金をプラチナで払ったときだけ付く形に変わりました(終わったものの一覧)。

対象のヒルトン14軒はフリー・ステイ・ギフトの章にあります。

2026年9月29日時点の内容です。アメックスの9月29日のお知らせと、ミラーデザインの案内ページで確かめています。

9月30日について公式が言っていること

9月29日に出たお知らせの題は「期間限定『ミラーデザイン』登場」でした。

それまでの公式の材料は、予告ページと、9月24日の朝から公式Xに出ていた投稿の2つでした。この投稿は公式Xの投稿一覧には並んでおらず、広告として配っているものとみられます。

ここで言うプラチナは、アメリカン・エキスプレスが自分で発行している本家のプラチナ・カードです。アメプラ、AMEXプラチナとも呼ばれます。

他の会社が発行している、アメックスのマークが付いたプラチナのカードとは別物です。

予告ページの言葉

ページの題名は「9/30、プラチナ・カードに何かが起こる」でした。今はこの住所を開くと、ミラーデザインの案内ページに移ります(9月29日に確認)。

本文にあったのは「あなたの世界が、ちょっと新しく見えてくる。さあ、準備はいい?」と「詳細は近日公開」の2つ。

案内ページには「あなたの世界を新しく映す一枚を、その手に。」とあります。予告の「新しく見えてくる」は、鏡に映ることを指していたようです。

検索結果に出る説明文には「9月30日に向けて順次公開」と書かれていました。9月25日の時点では「30日を待たずに、少しずつ何かが出てくるのかもしれません」と読んでいて、お知らせは1日早い9月29日に出ました。

ボタンは「ご入会専用アメックス公式LINE」で、その下に注記が3つ並んでいました。同じ3つの注記は、今のミラーデザインの案内ページにも残っています。

  • 「カード会員様も友だち追加いただけますが、配信内容はご入会を検討中の方向けとなります。」
  • 「本LINEアカウントから、本件以外のご案内をお送りする場合があります。」
  • 「お電話・チャットでのお問い合わせにはお答えいたしかねます。」

電話で聞いても、中身は教えてもらえません。

ページの下にはプラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードの2枚が並んでいました。一番上の大きな画像は、文字もロゴも無い、光を映す板のようなカードでした。

見え方は人によって「プラチナ色」とも「鏡のよう」とも言われていました。出てきたのは鏡のほうで、公式のよくあるご質問は「表面に鏡面仕上げを施し、ミラーのような質感を表現しています。ガラスは使用していません。」と答えています。

ページが出たのは9月21日頃とみられます。ページ自体に日付は無く、9月21日の夜にこのページの画面を載せたXの投稿が出たことと、9月23日に出たブログの記事が開設を9月21日としていることが手がかりです。

公式Xの「アメリカに次いで」

9月24日の朝、公式Xの広告とみられる投稿が「アメリカに次いで日本に登場するもの、なんでしょう?」と問いかけました。画像には「9/30まであと6日」の文字も入っています。

リンクの行き先は、同じ予告ページでした。公式自身が、アメリカで先に出たものだと言ったことになります。

米国で最近出たのは2025年9月の刷新で、特典の入れ替えと、限定の鏡のような券面と、年会費の値上げ(695ドルから895ドル)が同じ日でした。

9月25日の時点では、日本に来るのがそのうちのどれなのかを、公式はまだ一言も言っていませんでした。

答えは券面でした。アメックスのプレスリリースは「アメリカ以外では、日本が最初のマーケット。」と書いています。年会費の値上げは付いてきませんでした。

公式が言ったことと過去の同じ場面

9月25日の時点の公式の言葉と、過去に似た場面で起きたことを横に並べると、こうなります。

項目 公式の言葉(9月25日) 過去の同じ場面
中身 「ちょっと新しく見えてくる」だけ 米国は2025年の予告の後、限定のミラーの券面を出した
年会費 7月1日に「年会費はそのまま」。9月30日は何も無い 日本は2023年に値上げ(券面はそのまま)。米国は2025年に値上げと券面が同じ日
今の会員 何も無い(LINEは入会を考える人向け) 米国の作家の券面は、今の会員も選べた(2022年)
ビジネス ページに2枚並ぶだけ ゴルフ保険は個人より7か月早く終わった(2026年3月)
時期 「9月30日に向けて順次公開」 日本は発表の日が改定の日(2023年9月13日、2026年7月1日)。今の会員の年会費や保険の変更は後の日付から。予告ページは、さかのぼれた範囲で初めて
公式の言葉は2026年9月25日時点。アメックス公式の予告ページ、プラチナ・カードの改定のご案内(2026年7月1日)、米国アメックスの発表をもとに作成。

9月29日の発表で、この5つの項目はこうなりました。

項目 9月29日の発表
中身 期間限定のミラーデザイン。通常と同じメタル製で、表面が鏡面仕上げ
年会費 165,000円(税込)のまま
今の会員 切り替えられる。手数料7,700円(税込)で、カード番号が変わる
ビジネス ビジネス・プラチナにも同じミラーデザイン
時期 9月29日にお知らせ。受付は9月30日13時から2027年2月1日まで(オンライン)
アメックスのお知らせ(2026年9月29日)、ミラーデザインの案内ページ、プレスリリース(2026年9月29日)より。

9月25日には、過去の同じ場面の列を見て「見た目も値段も、どちらが来ても不思議ではありません」と書いていました。来たのは見た目だけで、値段は動いていません。ここは年表のとおりでした。

公式LINEの分かれ道|持っている人は3問で終わる

予告ページの「公開当日にLINEでお知らせ」に合わせて、9月25日の朝に私も友だち登録してみました。

公式LINEの分かれ道公式LINEの分かれ道アメックス(新規カードご相談)友だち登録1年代20歳未満、20代前半、20代後半…5歳刻みで並ぶ2職業経営者、個人事業主、会社員、主婦、学生、パート・アルバイト、その他3アメックスのカードを持っている申し込み済み持っていないここで終わり3問・私はこちら4検討状況今すぐ申し込みたい質問がある申し込むか検討中その他知人はこちら(4問目へ)
アメックス(新規カードご相談)のLINE。2026年9月25日の朝に登録して確かめた内容です(友だち1,549人の時点)。選択肢の一部は短く縮めています。

アカウントの名前は「アメックス(新規カードご相談)」で、認証済みのアカウントです。登録する直前の画面で、友だちは1,549人でした。

アメックスの公式LINE「アメックス(新規カードご相談)」のアカウント画面。認証済み・友だち1,549(2026年9月25日の朝)
友だち追加の直前の画面。認証済みで、友だちは1,549(よこさんの画面、9月25日の朝)

登録するとすぐにアンケートが出ます。1問目は年代で、5歳刻みでした。

友だち登録の直後に届いたアンケート「年代を教えてください」。20歳未満から5歳刻みの選択肢
登録するとすぐ届いた1問目。年代は5歳刻み(よこさんの画面、9月25日の朝)

「細かくセグメントしてんな〜」。年代を5歳刻みで聞かれたときの、私の感想です。年代ごとに、届ける案内を分けているのだと思います。

2問目は職業、3問目はアメックスのカードを持っているかです。

続くアンケート「職業を教えてください」。経営者・個人事業主・会社員・主婦・学生・パート・アルバイト・その他
2問目は職業(よこさんの画面、9月25日の朝)
「あなたの状況について教えてください」。アメックスのカードを持っている・申し込み済み/持っていない
3問目。ここで道が分かれる(よこさんの画面、9月25日の朝)

私はヒルトン・アメックスのプレミアムを持っているので、「持っている」を選びました。返ってきたのは「ご回答いただきありがとうございました。」で、アンケートはそこで終わりです。3問でした。

アメックスを持っていない知人にも、同じように登録してもらいました。

「持っていない」を選ぶと、4問目の「カードの検討状況を教えてください」が続きます。

選択肢は「今すぐカードを申し込みたい」「申し込みたいカードについて質問がある」「カードを申し込みするか検討中」「その他」の4つでした。

同じ3問目の答えで、私と知人の画面はこう分かれました。

アメックスのカードを持っていると答えると、お礼のメッセージで終わる(よこさんの画面)
持っている人は、お礼のメッセージで終わる(よこさんの画面、9月25日の朝)
持っていないと答えると「カードの検討状況を教えてください」が続く(知人の画面)
持っていない人には、4問目の「カードの検討状況」が続く(持っていない知人の画面、同じ朝)

申し込む気がどのくらいあるかを先に聞いて、案内を分ける。営業では基本の段取りです。

予告ページの注記にも「配信内容はご入会を検討中の方向け」とありました。9月30日の知らせは、まず入会を考えている人に向けたものと読めます。すでに持っている人向けには、9月29日のお知らせに「既にプラチナ/ビジネス・プラチナをお持ちの方」という別の案内が立ちました。申し込みが始まった9月30日の19時5分に、私が登録したこのLINEにも知らせが届きました。

  • 本文
    「プラチナ・カード®、ビジネス・プラチナ・カードにミラーデザインが期間限定で登場」
  • 申し込みの期限
    2027年2月1日(月)まで(オンライン申し込みの場合)
  • 画像の入会特典
    プラチナ・カードに新規入会とご利用条件の達成で、合計225,000ポイント(条件あり)
  • 注記
    「ご入会特典は2026年9月現在の内容です」

届いたのは入会を考える人向けの案内で、持っている人の切り替えの話はありませんでした。

切り替えの手順と手数料は、LINEを待たなくてもミラーデザインの案内ページに出ています。この記事では「9月30日に確かめる4点の答え」の章にまとめました。

アメックス・プラチナの年会費と改定の年表|1993年から

9月30日を読む前に、日本のプラチナがこれまでどう変わってきたかを並べます。

招待でしか持てなかった時代が25年あまり、申し込めるようになってからが7年あまりです。

値上げと見た目の刷新|米国と日本値上げと見た目の刷新|米国と日本値上げ見た目の刷新据え置き米国のプラチナ2017年3月550ドルに金属の券面も同じ発表で2021年7月695ドルに2021年12月作家2人の券面を披露2022年1月から選べる2025年6月予告「見た目と手触りも」2025年9月895ドルにミラーの券面と同じ日日本のプラチナ2018年10月メタルに年会費は13万円+税のまま2019年4月招待制から申込制へ2023年9月税込16.5万円に券面はそのまま2026年7月中身を刷新年会費はそのまま2026年9月ミラーの券面(期間限定)年会費は16.5万円のまま日本の提携カード2025年8月マリオット・プレミアム82,500円に。券面も同じ日2026年9月ANAプレミアム18.7万円に。券面も同じ日2018年以降、日本のプラチナは同じ時に来ていない提携カードは2枚とも同じ日
米国はアメックスの報道発表(2017年3月2日、2021年7月1日、2021年12月2日)と投資家向けのお知らせ(2025年6月16日、9月18日)、日本はアメックス公式の過去のページ(2019年3月、2019年11月、2023年の改定のご案内)と2026年7月1日の改定のご案内、2026年9月29日のお知らせ(ミラーデザイン)、ペイメントナビ(2018年10月3日)、提携カードはアメックス公式のマリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムのサービス改定(2025年8月21日)とANAアメックスの2026年9月2日リニューアルのページより。

並べてみると、日米で型がはっきり違います。日本のプラチナは、値上げと見た目を別々の時期に動かしてきたように見えます。9月30日のミラーデザインも、年会費は据え置きでした。

招待制の時代|1993年から2019年3月

日本のプラチナは1993年に生まれ、長いあいだ、アメックスから案内が届いた人だけが持てるカードでした。

予告ページにも「日本初のプレミアムなクレジットカードとして、1993年に誕生。」とあります。

2005年の公式ページには「私どもからのご案内によりお迎えする、ごく少数の限られた方だけにお持ちいただけるカードです。」と書かれています。

2018年6月のページでも、プラチナは「特別にご愛顧いただいているカード会員様にご案内している一枚」でした。

残っている公式のページのうち、2018年6月までのものには年会費が載っていません。初めて出てくるのは、メタルになった後の2019年3月のページです。

メタル化のときに据え置かれた13万円(税抜)より前の金額は、10万円台という数字を書いた記事もありますが、出どころが辿れないので、ここでは書かないことにします。

メタル化と申込制|2018年10月から2019年4月

2018年10月、プラチナは金属のカードになり、翌年の4月からは誰でも申し込めるようになりました。

発表は2018年10月2日です。年会費は13万円(税抜)で据え置き。個人のカードは10月15日から、ビジネス・プラチナは11月14日からメタルに変わりました。

そして2019年4月8日、招待制をやめて申し込みの受付が始まります。テレビCMを流し、コンシェルジェを100人規模で増やすと報じられました。

メタル化と同時に情報を出し始めたところ「問い合わせが殺到」した、とも書かれています。

当時の社長は、申込制には社内で「価値が下がるのではないか」と心配する声もあったと話しています。それでも開けた。ここが今のプラチナの出発点だと思います。

年会費の推移|2023年9月の値上げと2026年7月の据え置き

13万円(税抜)が確かめられる2018年から後で、年会費が実際に上がったのは2023年9月の1回だけです。

2019年10月に税込143,000円になりましたが、これは消費税が8%から10%に上がった分です。公式のページには、その前から「130,000円+消費税」と書かれていて、税抜の13万円は変わっていません。

2023年9月13日、年会費は税込165,000円になりました。新しく申し込む人はその日から、すでに持っている人は2023年11月1日以降の請求分からです。

同じ日に、トラベルクレジットやダイニングのキャッシュバックといった特典も足されています。

そして2026年7月1日、3年ぶりの刷新がありました。公式の案内の言葉は「年会費はそのまま」です。

ダイニングのキャッシュバックは20%から50%に上がり(上限の年4万円は同じ)、年500万円以上使うと無料宿泊券の2泊目が付くようになりました。

その代わりに終わる特典もあり、9月30日と10月1日で終わるものの章に一覧で並べています。

米国の改定|2017年・2021年・2025年

米国のプラチナは、年会費を上げた年に見た目も変えてきました。2017年と2025年は同じ発表で、2021年は5か月後でした。

2017年3月の発表では、年会費を550ドルにすると同時に、金属の券面を出しています。

2021年7月には年会費が695ドルに。その年の12月に作家2人が手がけた券面を披露し、2022年1月20日から、新しい会員も今の会員も選べるようになりました。

一番新しいのが2025年です。6月16日に「年内に大きな刷新がある」と予告し、特典だけでなく見た目と手触りも変える、と言いました。

本番は94日後の9月18日で、年会費は895ドルに。限定の鏡のような券面(ミラー)も、同じ日に出ています。今の個人会員の年会費が上がったのは、2026年1月2日以降の更新からでした。

海外のプラチナの年会費|円に直すと日本は3番目

日本の165,000円は、海外と比べて高いのか。各国のアメックスの公式ページで、今の年会費を確かめられた国と地域だけを並べます。

国・地域 円の目安 年会費
シンガポール 約21.6万円 S$1,744(税込)
香港 約19.2万円 HK$9,500
日本 16.5万円 165,000円(税込)
豪州 約16.2万円 A$1,450
米国 約14.2万円 895ドル
英国 約13.7万円 650ポンド
各国のアメックス公式ページの表示(2026年9月25日に確認)。円の目安は2026年9月24日の欧州中央銀行の参照レート(1ドル158.85円、1ポンド210.00円、1豪ドル111.62円、1シンガポールドル124.11円、1香港ドル20.26円)で計算。

直近の動きを確かめられたのは3つです。香港は2026年8月に特典を刷新して年会費は据え置き(アメックスの発表)、米国は2025年9月に695ドルから値上げ、日本は2023年9月に値上げして2026年7月は据え置きでした。

円に直すと、日本はシンガポールと香港に次ぐ3番目です。ただ、豪州との差は3千円ほどで、為替が少し動けば入れ替わります。「世界一高い」とまでは言えません。

カナダ、ドイツ、フランスは、今回は公式のページで年会費を確かめられなかったので、載せていません。

年会費は上がるのか|「値上げの準備かも」の検討

先に答えを書きます。9月29日の発表で、年会費は165,000円(税込)のままでした。出てきたのは期間限定のミラーデザインで、値上げではありません。

ここから下は、9月25日の時点で並べた材料と読みを、そのまま残しています。

私の最初の見立ては「値上げしたばっかりなのはこの準備かも?」でした。

年表で確かめると、プラチナの年会費が最後に上がったのは2023年9月で、9月30日までは3年あまりあります。7月1日には、公式が「年会費はそのまま」と書いたばかりです。

一方で、同じアメックスの提携カードは、2025年8月から2026年9月にかけて値上げが続いていました。見立ての「値上げしたばっかり」に近いのは、むしろこちらです。

支える事実

見立てを支える事実は、5つあります。

  • 米国は同じ発表。2017年、2021年、2025年と、値上げと見た目の刷新が近い時期に来ていて、2017年と2025年は同じ発表でした。
  • マリオットも同じ日。マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムは、2025年8月21日に年会費を49,500円から82,500円に上げ、カードデザインも一新しました。
  • ANAも同じ日。ANAアメックス・プレミアムは、2026年9月2日に年会費が165,000円から187,000円に上がり、券面も新しくなっています。9月30日のちょうど4週間前です。
  • 年会費以外は上がった。外貨で払ったときの手数料は、2025年8月1日から個人カード全部で2.0%から3.5%になりました。予告は102日前の4月21日でした。
  • 見せ方が違う。7月の刷新は発表の日がそのまま改定の日だったのに、9月30日は予告ページと入会専用のLINEまで用意しています。

崩す事実

崩す側の事実も、同じくらいあります。

  • 7月に「そのまま」と書いたばかり。7月1日から9月30日までは3か月しかありません。発表会では、インフレの中でも年会費を据え置いた理由を聞かれた社長が、「既存のサービス内容を棚卸し」したからと答えたと報じられています。
  • 日本のプラチナは同時でない。確かめられる2018年以降、値上げと見た目の刷新は、いつも別の時でした(年表の図)。
  • 予告を先に出した値上げは無い。2023年の値上げは、特典の追加と同じ日の発表でした。予告ページを先に出した例は、さかのぼれた範囲では見当たりません。
  • LINEの相手は入会を考える人。値上げを知らせる相手としては、選び方が合わないように見えます。

読みの答え合わせ|7月に特典、9月30日は新デザイン

9月25日の時点では、こう読んでいました。

7月1日に中身(特典)を入れ替え、減る側の締切を9月30日と10月1日に置いた。その9月30日に、予告を重ねた。この並びは、値上げの準備というより「7月の刷新の2段目」と読むほうが、年表とは合います。

米国の2025年の予告は「見た目と手触り」を変えると言い、日本の予告は「ちょっと新しく見えてくる」と書いています。言葉の向きは同じです。

7月の発表会では、社長がプラチナを世界各国共通のデザインだと紹介した、とも報じられています。米国に新しい券面が出たのは2025年9月です。日本が1年遅れで追いかけても不思議ではありません。

ただ、値上げが無いとは言い切れません。

米国の2025年は見た目と値上げが同じ日でしたし、日本の提携カードも同じ日でした。

日数も重なります。日本の7月1日から9月30日までは91日、米国の予告から本番までは94日でした。

偶然かもしれません。

9月29日に出た答えと並べると、こうなります。

9月25日の読み 9月29日の発表 結果
9月30日は値上げより新デザイン(7月の刷新の2段目) 期間限定のミラーデザイン 当たり
値上げの準備かもしれない 年会費は165,000円(税込)のまま 外れ
米国の新しい券面を、日本が1年遅れで追いかける 米国は2025年9月。日本は米国の外で最初 当たり
入会の企画が付くかもしれない 9月29日の時点で、ミラーに結び付いた入会の企画は公式ページに見当たらない まだ分からない
9月29日の発表の列は、アメックスのお知らせ(2026年9月29日)、ミラーデザインの案内ページ、プレスリリース(2026年9月29日)より。

読みの芯だった「7月に特典、9月30日は新デザイン」は当たりで、私の最初の見立ての「値上げの準備」は外れでした。確かめられる2018年以降、日本のプラチナは今回も、値上げと見た目の刷新を同じ時に動かしていません。

ただ、提携カードのマリオットとANAは、値上げと新しい券面が同じ日でした。次の改定がどちらの型で来るかは、また年表に足して見ていきます。

メタルカードの8年|2018年の盛り上がりとその後

日本のプラチナが金属のカードになったのは、2018年10月です。

年会費は13万円(税抜)のまま据え置かれ、すでに持っている会員は申し込めば切り替えられました。

当時の盛り上がりは、今回の予告よりずっと大きかったと思います。発表の当日には個人のブログに速報が出て、10月の終わりからは「届いた」という記事が続きました。

YouTubeでは、2018年11月に公開されたメタルカードの開封動画が、今も12万回を超えて見られています。9月30日の予告を扱った動画は、多いもので約1万回です(9月25日時点)。

戸惑いの声もありました。切り替えの案内が紙1枚だった、すぐに切り替えるとカード番号が変わる、といった声です。重さや手触りに驚いた、という投稿もたくさん残っています。

その後、メタルはプラチナだけのものではなくなりました。今はゴールド・プリファード(2024年2月20日に発行開始)とビジネス・ゴールドもメタルです。

他の会社にも広がっています。JCBは2024年10月に、ザ・クラスの会員が2枚目として申し込めるメタルカードを、発行手数料30,000円(税別)で出しました。

アメックスのプラチナは「メタルが基本で、プラスチックの2枚目は無料」(ゴールド・プリファードには2枚目がありません)。JCBは「プラスチックが基本で、メタルは有料の2枚目」。同じ金属のカードでも、作りが逆なのは面白いですね。

私の読みです。金属であること自体では、もう差がつきません。9月30日の予想が素材ではなく表面(ミラーや柄)に集まっていたのは、そのためだと思います。

9月29日に出たミラーデザインも、公式のよくあるご質問では「通常デザインと同じメタル製です。」とされ、違うのは表面の鏡面仕上げです。素材ではなく表面、という読みは当たりでした。

メタルカードと精算機|出た当初のトラブルと今の注意書き

メタルカードが出た当初は、駐車場の自動精算機やタクシーの支払い時に使えないトラブルをよく聞いたものです。

公式は今も、カードを吸い込む型の精算機では使えない場合がある、と書いています。

9月29日に出たミラーデザインの案内ページにも「通常デザインのメタル製カードと同様にご利用いただけます。」とあり、吸い込む型の精算機の注意書きも同じです。

今の公式の注意書きと代わりの手今の公式の注意書きと代わりの手場面代わりの手コインパーキング吸い込む型の精算機公式が名指しタッチ決済無理なら2枚目駅の自動券売機注意書きと仕様表で違う書き方が割れるプラスチックの2枚目ガソリンスタンド公式が名指しプラスチックの2枚目お店の差し込み端末故障を避けて断る店も公式も注意タッチ決済タクシー差し込みかタッチの端末公式に名前なしタッチ決済通らなければ2枚目セカンド・プラチナ(プラスチック)は無料番号は別。暗証番号も別に登録
アメックス公式(メタルカードのページ、プラチナ・カードのメタル製とプラスチック製のページ、よくあるご質問)、Times PAY、リンク・プロセシング、タイムズ駐車場、S.RIDE Biz(2024年9月)の案内より。

公式が名指ししている機械

プラチナ・カードのメタル製とプラスチック製の案内ページには、こうあります。

「駅の自動券売機やガソリンスタンド、コインパーキングなどのオートローディング式自動精算機等で、構造面、機能面により取扱いができない場合があります。」

オートローディング式というのは、差し込んだカードを機械が丸ごと吸い込んで読む型のことです。公式が名前を挙げているのは、駅の券売機、ガソリンスタンド、コインパーキングの精算機の3つです。

ただ、公式の中でも書き方が割れています。

メタルカードのページの仕様表では、「券売機・ATMなど」の欄が「利用可能」です。注記は「ガソリンスタンドなど、一部店舗でご利用いただけない場合があります」。

どちらが正しいとは言えないので、両方を並べておきます。

同じページのよくあるご質問には、もう1つ書かれています。

一部のお店では、メタルカードの材質や性質から起きる「端末故障を避けるため」に、受け付けていない場合があるそうです。機械が読めないだけでなく、お店の側が断る場合もあります。

駐車場の側も注意を出しています。タイムズの駐車場の料金のページには「金属製クレジットカードのご利用は、不具合が発生する場合がありますのでご注意ください。」と書かれています。

タクシーは公式の一覧に無い

タクシーの名前は、公式の注意書きには出てきません。

タクシーのカード払いは、端末に差し込んで暗証番号を入れるか、端末にかざすかのどちらかです(タクシー配車アプリの会社の案内)。

困りやすいのは差し込むほうです。タクシーに限った話ではありませんが、お店などの決済端末を出している会社が、金属のカードについて具体的な注意を出しています。

Times PAYは、金属製のカードで決済すると、読み取りの不良や決済端末の故障につながりやすい、としています。差し込むときは端末を充電ケーブルから外して手に持ち、ゆっくり差し込むように、という案内です。

金属のカードはプラスチックより静電気を帯びやすく、端末が画面に「SYSTEM TAMPERED」と出すと、元に戻せず使えなくなるそうです。

差し込むときの摩擦で機械が傷む心配もあるとのこと。タッチ決済なら問題なく使える、とも書かれています。

リンク・プロセシングは、自社の全ての決済端末で、タッチ決済以外での金属製カードの決済を「非推奨」にしています。端末メーカーの試験で、カードの中のデータが壊れて読めなくなったという報告もあったそうです。

X(旧Twitter)の投稿をさかのぼると、困った話はお店の差し込み式の端末と駐車場の精算機が多く、タクシーは少数でした。

とはいえ、タクシーの端末がどの会社のものかは車によって違います。差し込みを頼まれたら、先にかざせるかを聞いてみると安心ですね。

困ったときの手|タッチ決済と無料の2枚目

代わりの手は2つで、タッチ決済か、プラスチックの2枚目です。

プラチナの会員には、プラスチック製の「セカンド・プラチナ・カード」があります。追加の発行手数料も年会費もかからず、カード番号はメタルとは別です。

公式のメタルカードのページも、使えない端末に当たったときは「タッチ決済をご利用ください」「プラスチック製のセカンド・カードをご利用ください」と案内しています。

出し方の書き方は、公式のページごとに違います。プラチナのページは「自動的に発行」、メタルカードのページは「お申し込みは不要」、よくあるご質問は「会員様のご希望に応じて」。

手元に2枚目が見当たらなければ、カードの裏のデスクに聞くのが早いと思います。

2枚目を使う前に知っておきたいこと(暗証番号と支払い口座)は、下のよくある質問にまとめました。

なお、8月19日から順に番号が裏へ移っているグリーンやゴールドなどの新しい券面にも、同じ「オートローディング式自動精算機」の注意書きが付いています。個人のプラチナは、この改定の対象に入っていません。

メタルかどうかに関係なく、吸い込む機械の前では一度タッチの表示を探すのが安全です。

9月30日と10月1日で終わるもの|旅行保険の自動付帯ほか

9月30日は、7月の刷新で決まった「終わる特典」の締切の日でもありました。

表の下の2つは、9月30日ではなく、2026年の年末と2027年8月に終わるものです。

終わるもの いつまで
2 for 1 ダイニング by 招待日和 予約は9月27日19時まで、来店は9月30日まで(終了)
ゴルフ保険 9月30日16時以降の事故は対象外(ビジネス・プラチナは3月1日に先に終了)
海外旅行傷害保険の自動付帯 10月1日から、旅行代金をカードで払ったときだけ補償(利用付帯)
ラグジュアリー・ショッピング 12月31日の利用分まで
トラベルクレジット(旧特典・2万円分) 2027年8月31日の進呈分が最後
アメックス公式「プラチナ・カード 特典・サービス改定のご案内」と、旅行傷害保険とゴルフ保険のお知らせ(2026年7月1日)より。

保険は、ここが一番大事なところです。10月1日からは、持っているだけでは海外旅行傷害保険が付きません。

日本を出入りする航空券などのチケットや、パッケージツアーの代金をプラチナで払ったときに付く形に変わりました。

払った場合の補償は、基本カード会員で傷害死亡・後遺障害が1億円、ケガと病気の治療費用がそれぞれ1,000万円です。

日本で旅行代金を払っていなくても、出国後に現地で時刻表に沿って走る飛行機や電車などのチケットをプラチナで買えば、買った時から補償が付きます。

9月30日に出発して10月1日以降に帰る旅行の扱いは、下のよくある質問にまとめました。

次の海外旅行から、その支払いはプラチナにそろえておきたいところです。

公式の日付の置き方には、癖があるように見えます。得になる話は発表の当日から始め、負担が増える話は少し後ろに置く、という癖です。

7月1日の発表から保険の変更(10月1日)までは92日。外貨の手数料は102日前に予告されました。2023年の値上げも、今の会員は49日後の請求分からでした。

読む側としては、日付の遠い話ほど早めに手帳に書いておくのが安全だと思います。

プラチナのフリー・ステイ・ギフト2026|対象のヒルトン14軒

2026年度の無料宿泊券(プレミアム フリー・ステイ・ギフト)の対象ホテルには、ヒルトンの宿が14軒入っています。

ヒルトンは、私がダイヤモンド会員として国内の系列の9割に泊まってきたホテルなので、ここは自分の言葉で書けます。

2026年度版の対象期間は、2026年4月1日から2027年3月31日までです。対象のカードは、プラチナ、ANAアメックス・プレミアム、ビジネス・プラチナの3つです。

対象ホテル全体の一覧は、公式の2026年度版のPDFにあります。ここではヒルトンの14軒だけを抜き出しました。

地域 対象のヒルトン
関東 ヒルトン東京、ヒルトン東京お台場、ヒルトン東京ベイ、ヒルトン小田原リゾート&スパ
中部 ヒルトン名古屋
関西 ヒルトン京都、ヒルトン大阪、キャノピーbyヒルトン大阪梅田
中国・九州 ヒルトン広島、ヒルトン福岡シーホーク
沖縄 ヒルトン沖縄瀬底リゾート、ヒルトン沖縄北谷リゾート、ヒルトン沖縄宮古島リゾート、キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島
アメックス公式「プレミアム フリー・ステイ・ギフト 対象ホテルのご案内」(2026年度版)より。コンラッドとウォルドーフ・アストリアは入っていません。

無料宿泊券の値打ちは、泊まる日の現金の値段で決まります。ヒルトンの宿ごとに、現金の値段と必要なポイントを並べたのがヒルトン ポイント宿泊サーチです。14軒のどこに使うか迷ったら、先に値段を見てみてください。

使い方には癖があります。予約は、各ホテルの予約窓口に電話して、フリー・ステイ・ギフトを使うと伝える形です。

1泊に続けてもう1泊を同じ窓口で予約すると、ホテルクレジット5,000円分が付きます。ただし、予約サイトなど第三者を通した料金で予約した場合は対象外です。

対象外の日も決まっていて、ヒルトンの14軒は共通です。年末年始のほか、10月の前半も使えません。日付はよくある質問に並べました。

もう一つのホテル特典、ヒルトン・オナーズのゴールドは、登録に4週間から6週間ほどかかります。

しかも受けられるのは、ヒルトンの公式サイト、アプリ、ホテル直通の電話で予約したときだけです。公式の特典のページにも「第三者およびオンライン予約サイトを経由してのご予約は本特典の対象外です。」とあります。

ヒルトンの会員規約も、第三者のサイトを通じた予約では滞在中の特典は使えない、としています。ダイヤモンドでもゴールドでも同じです。

ホテルの特典だけで比べるなら、ヒルトン・アメックスという道もあります。

私が持っているのはこちらのプレミアムで、無料宿泊で泊まった宿はヒルトンアメックスで無料宿泊体験にまとめています。年会費の差を考えると、一度比べてみる価値はあると思います。

9月30日に確かめる4点の答え

申し込もうと思っていた矢先にこの予告、という人もいると思います。

9月25日に挙げた4つの点には、9月29日の発表でほぼ答えが出ました。

  1. 年会費が変わるか。変わりませんでした。プラチナ・カードもビジネス・プラチナ・カードも165,000円(税込)のままで、ミラーデザインを選んでも同じです。特典やサービスも、公式のよくあるご質問は「商品性やサービス内容は同じです。」と答えています。
  2. 新しい券面を、今の会員も選べるか。手数料はかかるか。選べます。受付は新しく申し込む人と同じ期間で、アプリかウェブのマイアカウントの「カードの再発行」から、理由に「カードデザインの変更」を選びます。手数料は7,700円(税込)で、届くまでの目安は受付から1週間から10日ほどです。新しく入会する人がミラーを選ぶ場合、手数料はかかりません。
  3. 替えるとカード番号が変わるか。変わります。公式は「カード番号とセキュリティコードは変わります。」としていて、家族カード、追加カード、ETCカードの情報はそのままです。公共料金やサブスクに登録している番号は、付け替えが要る場合があります。9月25日にANAアメックスとマリオットの例から読んだとおりでした。
  4. 入会の時期で差が出る特典か。ここはまだ答えが出ていません。9月29日の時点で、ミラーに結び付いた入会の特典は公式ページに見当たりません。LINEの配信が入会を考えている人向けなので、9月25日には「入会の企画が付くのかもしれません」と読んでいました。

ミラーを選ぶ前に、公式の案内で押さえておきたいことが4つあります。

  • 入会や継続の特典に向けた利用額の集計は、切り替えても引き継がれます。
  • ミラーから通常のデザインへ戻すには、再発行の手数料5,500円(税込)がかかり、番号もまた変わります。受付の期間が終わった後に戻すと、ミラーはもう選べません。
  • 期間の終わりは申し込みが集中しやすい、と公式は書いています。新しく申し込む場合は、審査が期間内に終わらないと通常のデザインで届くことがあります。予告なく受付を終える場合がある、とも書いています。
  • ミラーを選べるのは基本カードだけで、家族カードとセカンド・カードは通常のプラスチックのままです。

ミラーを持っていれば、期間が終わった後の更新や再発行もミラーで届きます。ただし、その時にミラーの発行が終わっていれば通常のデザインになる、と公式は書いています。

よくある質問

Q1. アメックス・プラチナは9月30日に何が変わりましたか?

A. 中身は、期間限定の「ミラーデザイン」の券面です。アメックスが9月29日に発表したもので、プラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードが対象です。素材は通常と同じメタルで、表面が鏡面仕上げです。申し込みの受付は9月30日(水)13時から2027年2月1日(月)のオンライン申し込み分まで。年会費は165,000円(税込)のままで、特典やサービスも通常のデザインと同じです。

Q2. アメックス・プラチナは9月30日に年会費が値上げされましたか?

A. 値上げはありません。9月29日のプレスリリースは、ミラーデザインの年会費を165,000円(税込)としています。プラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードの申し込みのページも165,000円(税込)のままです。米国は2025年9月に値上げと新しい券面を同じ日に出し、日本でもANAアメックス・プレミアムが2026年9月2日に年会費を187,000円に上げて券面も新しくしました。日本のプラチナは、確かめられる2018年以降、今回も値上げと見た目の刷新が同じ時に来ていません。

Q3. メタルカードは自動精算機やATMで使えますか?

A. アメックス公式のメタルカードのページの仕様表では、「券売機・ATMなど」は「利用可能」とされています。一方で、同じページのよくあるご質問は、駅の自動券売機やガソリンスタンド、コインパーキングなど、カードを吸い込む型の自動精算機では使えない場合がある、としています。機械に差し込む用事があるなら、プラスチック製のセカンド・プラチナも財布に入れておくと、代わりに出せます。

Q4. 9月30日に出発して10月1日以降に帰る旅行は、自動付帯の保険の対象ですか?

A. 対象です。アメックス公式のよくあるご質問は、出発が2026年9月30日以前で帰国が10月1日以降の旅行を、自動付帯の補償の対象としています。反対に、10月1日以降に出発する旅行は、前に自動付帯の付保証明書をもらっていても自動付帯の対象外です。その場合は旅行代金をプラチナで払えば利用付帯の補償が付き、利用付帯の付保証明書は保険ホットライン(0120-234-586、土日祝を除く9時から17時)に頼めます。

Q5. プラチナの家族カードもメタル製ですか?

A. いいえ。アメックス公式のメタルカードのページのよくあるご質問で、プラチナの家族カードは「メタルカードは発行できません」とされています。メタル製は基本カードだけで、家族カードとセカンド・カードはプラスチック製です。プラスチック製のセカンド・カードを持てるのも、基本カードの会員だけです。9月29日に出たミラーデザイン(メタル製)も、選べるのは基本カードだけです。

Q6. 古いメタルカードはどう処分しますか?自分で切って捨てられますか?

A. 自分では切れません。公式は、金属製のためカードを切断して処分することができない、としています。更新や再発行で古いメタルカードが手元に残ったら、カードのお問い合わせ先に連絡して返却用の封筒を頼みます。なお、メタルカードの有効期限は5年で、再発行には5,500円(税込)、ミラーデザインの再発行には7,700円(税込)がかかります。新規発行と更新のときは無料です。ミラーデザインの案内ページでは、再発行や更新のときは新しいカードに返却用封筒を同封している、としています。

Q7. セカンド・プラチナの暗証番号や支払い口座はメタルと同じですか?

A. 暗証番号は別、引き落としの口座は同じです。セカンド・プラチナはメタルとは違うカード番号で発行され、ICカードの暗証番号もカードごとに登録が要ります。カードの代金を引き落とす口座は、メタルで登録したものがそのまま使われます。セカンドの番号で口座を登録することはできず、セカンド用に設定し直す必要もありません。利用分は同じ明細書に別枠で載ります。セカンドのほうのマイアカウントでは、ご利用可能額の確認やポイントの利用ができません。

Q8. 年会費が変わるとしたら、今の会員はいつから新しい金額になりますか?

A. 9月29日の発表では、年会費は変わりませんでした(165,000円、税込)。参考までに、過去の例では、2023年9月13日の改定のとき、新しく申し込む人はその日から165,000円、すでに持っている会員は2023年11月1日以降の請求分からでした。米国の2025年の改定では、発表が9月18日、今の個人会員は2026年1月2日以降の更新日からでした。どちらも、今の会員には時間の余裕がありました。

Q9. フリー・ステイ・ギフト(2026年度)でヒルトンに泊まれない日はありますか?

A. あります。2026年度の対象ホテルの案内では、ヒルトン系の14軒はどれも同じ対象外日です。2026年4月1日から6日、4月29日から5月6日、8月13日から16日、10月1日から11日、12月19日から2027年1月2日、2027年2月5日から7日、3月21日から4月10日。予約は各ホテルの予約窓口に電話し、フリー・ステイ・ギフトを使うと伝えます。

Q10. アメックス・プラチナのメタルカードは何グラムですか?

A. 今のアメックスの公式ページに、重さの記載はありません。2018年12月の記事は、当時のアメックスの紹介ページに15gと書かれていたと伝えています。個人のブログには17.4gという計測があり、同じ記事はプラスチックのカードを5gとしています。5gと比べると、15gなら3倍、17.4gなら3倍半ほどの重さです。重さが気になるなら、無料のプラスチックの2枚目を普段使いにする手があります。

まとめ|9月30日の答え合わせ

9月30日の中身は、期間限定のミラーデザインでした。9月25日に書いた予想は消さずに残し、当たり外れを並べています。

確かなことを4つにまとめます。

  • ミラーデザインの受付は9月30日(水)13時から2027年2月1日(月)まで(オンライン)。今の会員の切り替えは7,700円(税込)で、カード番号が変わること。
  • 年会費は165,000円(税込)のままで、確かめられる2018年以降、日本のプラチナは今回も値上げと見た目の刷新を同じ時に動かさなかったこと。
  • メタルカードは吸い込む型の機械が苦手で、無料のプラスチックの2枚目があること。
  • 10月1日から、海外旅行保険は旅行代金をプラチナで払ったときだけ付く形に変わったこと。

私の「値上げの準備かも」という見立ては、外れました。9月25日には「外れたとも言い切れません」と書いていましたが、プラチナ自身の年表のほうが正しかったことになります。

皆さんなら、ミラーを選びますか?

出典・参考資料

※ 2026年9月29日時点の内容です。

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