「飛び込み営業=つらい・断られる・非効率」
そう思っていませんか?
たしかに、テレアポや紹介営業と違って、飛び込みは**最も泥臭い営業手法**かもしれません。
しかし、私はこれまで飛び込み営業で数千件のドアを叩き、多くの契約を獲得してきました。
今回は、**成果を出せる人と出せない人の違い**を、20年の実体験に基づいて解説します。
成果が出る人・出ない人の違いは「目的の持ち方」
飛び込み営業で成果を出せる人は、**訪問1件1件に明確な“目的”**を持っています。
一方で、成果が出ない人ほど「今日は●件回らなきゃ…」と、**件数をこなすことが目的化**してしまいがちです。
✅ 成果が出る人のマインドセット
– 1件1件の訪問で「相手から何を引き出すか?」を明確に設定
– 「何も得られなかった」を避け、必ず“学び”か“次の接点”を得る
→ 小さな目的の積み重ねが、大きな成果につながります。
決定的な違い①:トークスクリプトを“使わない”
え?使わないの?と思うかもしれませんが、
成果を出す人ほど、**型を持ちつつも相手に合わせて変えている**のです。
ダメな例 「お時間よろしいですか?本日は〇〇のご提案で〜」と毎回同じセリフ
良い例 「こんにちは。実は同じ通りのお店でもお手伝いさせてもらってまして…」と**相手に合わせて言葉を調整**
→ スクリプトはあくまで「ベース」。**“会話”になるよう意識することがカギ**です。
決定的な違い②:断られ方が上手い
成果を出す人は、**断られても関係が切れません**。
✔︎ ポイント
– 「今はご縁がないかもしれませんが、また機会あれば嬉しいです」
– 「名刺だけでもお渡ししておきますね」
– 「他の方にもご紹介いただけたらありがたいです」
→ “断られても感じがいい”営業マンは、意外と後日連絡が来るものです。
決定的な違い③:情報収集が上手い
成果を出す人は、**商品を売る前に情報を引き出しています。**
– 「他にこういうサービス使われてますか?」
– 「このビルではどのくらいの方が同じ業種でいらっしゃいますか?」
– 「近くに支店などありますか?」
→ 商品を売るより、**“市場を知る”行為**としての飛び込みに慣れている人ほど、後から強いです。
決定的な違い④:感情を持ち込まない
成果を出せない人は、「断られて落ち込む」→「次の訪問に響く」→「悪循環」に陥りがちです。
成果を出す人は違います。
– 感情を切り離し、淡々とこなす
– 結果ではなく“行動量と質”に自信を持っている
→ これは訓練で身につきます。**1日1日の訪問をデータと捉える視点**が大切です。
—
おわりに:飛び込み営業は、時代遅れじゃない
デジタルが進化した今でも、飛び込み営業には「人間力で勝負できる」強みがあります。
成功する人は、数をこなす中で“質”を上げていき、
**会話力・傾聴力・瞬発力**すべてが磨かれていきます。
> 飛び込み営業は、単なる根性論ではなく、技術と戦略の積み重ねです。
「成果を出せる人の思考」を少しずつ取り入れ、
あなたの営業活動を1ランク引き上げていきましょう。
## よこブロ編集後記
私も最初は“インターホン押すだけで心臓バクバク”でした。
でも今は、飛び込み営業を「一番好きな営業手法」と言えます。
どこかの誰かにとって、**あなたが初めて出会う営業マンになる**かもしれません。
今日も胸を張っていきましょう。